ニキビケアとして有名なオルビスクリアシリーズですが、口コミを見ていると中にはニキビが悪化した!なんて言うものも見かけます。
今回は乾燥敏感肌でニキビができやすい筆者が実際に使って、オルビスクリアの良い点、悪い点を本音でまとめました。
オルビスが他のニキビケア用品と違う大きな点は、100%オイルカット処方なのに高保湿機能と外的ダメージから肌を守る機能を持っていることです。
ニキビは皮脂の過剰分泌の影響で毛穴が詰まったり角層が厚くなり毛穴の出口を塞ぐことでできやすくなります。
そしてニキビの原因アクネ菌は皮脂以外にも油が好物で、スキンケアやメイクに含まれている油分を餌に繁殖することもあるのです。
オルビスはその点に注目し、商品から完全にオイルをカットすることでアクネ菌の餌となりやすい余計な油分をなくしました。ニキビができにくい健やかな肌へと導いてくれるスキンケアというわけです。
更にオイルを100%カットしているにも関わらず、肌を刺激から守る保湿機能を併せ持つことで、体調の変化などで起こりやすい大人のニキビ肌もしっかりコントロールしてくれます。
2021年4月23日、クリアシリーズ初のクレンジングとなるクレンジングリキッドが新発売されました。シリーズ共通の3つの植物由来成分が配合された、ニキビと肌荒れを防ぐ薬用クレンジングです。
気になるメイク落ちやテクチャーをRe:cosme編集部が実際に体験しました。
実際にしつこい大人ニキビに悩んでいる私自身がオルビスクリアを使ってスキンケアをしてみました。
使って分かった良い所や気になる点をご紹介します。
今回はネットのキャンペーンを利用して購入したのですが、申込みボタンを押して必要事項を入力するだけで完了!
会員登録をすることで配送状況なども小まめにチェックできます。
支払い方法もコンビニ払いも選べるので、商品が届いてから入金できるところも嬉しいポイントです。
クリアウォッシュは、1回の使用量1cm程度を出し、ぬるま湯を足して泡立てます。この時に泡立てネットがあるとキメの細かな泡を作りやすいです。
スキンケアの最初は洗顔ですが、クリアウォッシュは濃密泡で肌の余分な皮脂をしっかり洗い流しつつも肌に必要な水分量をキープしてくれる、乾燥肌タイプの人にも嬉しい洗顔料です。
泡立てネットを使って泡立てることで、ホイップクリームのような弾力があるモコモコの泡を作ることができます。
実際に顔に付けて洗ってみると泡が最後までしっかり弾力が続き、キメも細かいため毛穴の汚れまでオフできたように思えます。
洗顔後に気になる肌の油分量と水分量も計測すると、水分量は47.1%としっかりキープされていて、突っ張り感などもなく優しい洗い上がりでした。
クリアローションは有効成分が肌の角質まで浸透するように処方されており、ニキビや肌荒れを起こしにくい肌環境に整えてくれます。
肌表面に化粧水をつけるとすぐに肌に馴染み、使用した後は肌がふっくらみずみずしい印象をもちました。
1回の使用量はティースプーン半分ほどと書かれていますが、乾燥が特に気になる場合などは更に追加で重ねつけすることで、より化粧水の保湿効果を引き出すことが可能です。
ポイントは、乾燥によってニキビが起きやすいおでこや小鼻周りなどは丁寧に優しく化粧水を導入してあげることです。よりニキビができにくい肌環境へと近づけることができます。
化粧水で肌を整えた後は保湿液のクリアモイスチャーで乾燥や外的刺激から肌を守るケアをします。
実際に手に出してみると、とろみがあって無色透明な美容液のような液状で、顔につけるとベタつくこともなく使用後は驚くほどサッパリしていました。
通常のスキンケアだと美容液や乳液、クリームと言ったものを付けますが美容液は成分によってはニキビなどにより肌環境が乱れていると、刺激になって肌荒れを起こす場合があります。
更に乳液やクリームも油分が多いスキンケアアイテムとなるため、過剰な皮脂分泌によりニキビができている肌のケアとしては控えめにしておきたいスキンケア用品と言えます。
オルビスクリアのモイスチャーはオイルカット処方でありながらも、肌の環境を整えるのに必要な保湿機能と物理的なダメージから肌を守る機能の両方を持っているので、化粧水後にモイスチャーを使うだけでも十分に肌を乾燥から守ることができます。
オルビスクリアには実は2タイプあり、今回私がお試ししたのは「さっぱりタイプ」でした。
さっぱりタイプの他に「しっとリタイプ」というものもあり、肌質に合わせて2つのタイプから選べるようになっています。
さっぱりタイプは主に超脂性肌~普通肌の皮脂が多めだけど肌内部の水分量は十分にあるタイプの肌質におすすめです。
ここで気をつけたいのが、肌表面の皮脂分泌は多いけど肌内部の水分量が低いインナードライタイプの肌質の方です。
さっぱりタイプは肌内部の水分量がある程度しっかりあることが前提に作られているので、インナードライ状態の方だと水分保持能力が低く乾燥を感じる原因になる場合があります。
しっとりタイプはさっぱりタイプと反対に、普通肌~乾燥肌タイプの方に向いたタイプです。
乾燥肌の方は肌表面の皮脂分泌も少なく肌内部の水分量も少ないのが特徴です。
そのため肌の健康維持に必要な水分と保湿力を補う力がより高い、しっとりタイプが合っています。
気をつけるポイントとしては、混合肌と言われる部分的に皮脂分泌が過剰になっている肌質の場合は、スキンケアの際に使用量を調節することです。肌の油分に合わせたスキンケアコントロールが必要となります。
実は今回購入したトライアルセットには特別セット限定でふわふわの触り心地で洗顔後のタオルとしても使用できる今治のフェイスタオルが付いてきます。
オルビスと今治のコラボということでブルーで縁が水玉模様となっていてとても可愛いタオルです。
触り心地もふわふわで洗顔後の素肌を柔らかく包んでくれ、肌への刺激も少なく感じました。
今回オルビスクリアトライアルセット(さっぱりタイプ)を使って分かった良い所・気になる所を最後にまとめました。
オルビスクリアシリーズ初のクレンジングが、2021年4月23日に新発売。オイルフリーのリキッドタイプで、クリシリーズの共通成分を配合した薬用クレンジングです。
特徴や効果を解説するとともに、Re:cosme編集部が実際に使用して気になるメイク落ちやテクスチャーを体験した結果についてレビューします。
オルビスクリアのディープクレンジングリキッドは、3種類の和漢植物を成分したニキビ・肌荒れの予防ができる薬用クレンジングです。
厚みのあるテクスチャーでやさしく肌に密着し、ニキビの原因につながる皮脂やメイク汚れを毛穴の奥から落とします。
有効成分グリチルリチン酸ジカリウムがニキビ・肌荒れを防ぎ保湿成分がうるおいを守ることで、なめらかですこやかな肌へと導きます。
価格 | 容量 |
---|---|
1,650円(税込) | 150mL(3ヶ月分) |
オルビスクリアのクレンジングリキッドは、クリアシリーズの目印であるシンプルな青いボトル容器に入っています。1本150mL入りで、3ヶ月持つ量です。
ポンプタイプなので、片手で簡単に適量を出すことができます。1回に使う量は、2~3プッシュが目安です。
手に取ってみると、リキッドというよりもオイルに近い感触のとろみと厚みのあるテクスチャーです。
無香料で香りは特についておらず、化粧品独特の香りが苦手な方でも使いやすいアイテムです。
ウォータープルーフのマスカラ、アイライナー、アイシャドウ、リップティントで目元と口元のメイクを再現してメイク落ちを検証しました。
1回すっとなじませただけで、アイシャドウ、リップティントが少し溶け込んでいるのがわかります。メイクや皮脂汚れになじみやすい洗浄成分を使用することで、さっとなじみやすくなっています。
皮脂とメイクが混ざり合い毛穴につまるとニキビの原因につながるので、汚れを落としきることでニキビを予防する効果も期待できます。
5回ほど指でなじませると、アイシャドウ、アイライナー、リップティントがどんどんなじんできました。この段階では、マスカラは少しなじんだ程度です。
リキッドはとろんとしたテクスチャーで、肌に密着してやさしく包みこんでくれるような感触。毎日のクレンジングで摩擦を抑えてメイクオフできるのも嬉しいポイントです。
そのまま指でなじませていくと、マスカラもどんどん浮いてきました。
実際に顔に使用する際は、皮脂の分泌が多い小鼻やおでこから順になじませて、最後に目元や口元のポイントメイクを落としていくのがおすすめです。
ゆるま湯で洗い流すと、すべてのメイクアイテムがすっきりと落ちきりました。ポイントメイクも問題なく落とすことができそうです。
ぬるつくことなくすっと流れ落ちてくれるだけでなく、乳化の工程がいらないので、なじませたらすぐに洗い流すことができて時短にもなります。洗い上がりの肌はつっぱることもなく、しっとりとした肌触りになりました。
実際に体験してみて、リキッドの肌あたりの良さとメイク落ちの良さに驚きました。厚みのあるリキッドが肌にぴったりと密着して汚れを落とすことができるので、洗い残った汚れからニキビになるのを防いでくれます。
また、繰り返しニキビができたり荒れていたりする肌はデリケートな状態なので、厚みのあるテクスチャーで肌への摩擦を抑えてメイクを落とせるのは大きなメリットです。
マスク生活や季節の変わり目などでデリケートな状態の肌を労わるケアにもおすすめのアイテムといえます。
オルブスクリアのクレンジングリキッドは、オルビス公式オンラインショップや全国のオルビス直営店舗で販売されています。
実際に使用して感じたのは本当に「サッパリしている!」という点です。
スキンケア後によくあるペタッとした仕上がり感は一切なくサラサラの素肌の状態に仕上がります。
そのため時間とともにやや乾燥が気になるので、乾燥が気になるタイプの方は「しっとりタイプ」を選んだほうが良いと感じました。
実際にオルビスクリアを使用してスキンケアをした所、洗顔直後よりも水分量がアップしました。
スキンケア自体が3ステップで完了するため、色々なスキンケア用品を使って手間暇かけてニキビ対策するのは無理!という方も続けやすいスキンケア用品だと思います。