お肌の悩みを改善するには、悩みに合わせた化粧水選びが重要です。
肌質や悩みに合わせたスキンケア成分と化粧水の選び方を解説し、Re:cosme編集部おすすめの化粧水を紹介します。
化粧水には一般的な化粧水だけでなく収れん化粧水や拭き取り化粧水といったものも存在し、種類によって役割が異なります。
化粧水を選ぶ際はまず化粧水の種類ごとの役割をチェックし、悩みや目的に応じて使い分けるのが重要です。
種類 | 特徴 |
---|---|
柔軟 化粧水 |
一般的に化粧水と呼ばれるのが柔軟化粧水です。角質に水分を与えて皮膚を柔らかくし、潤いのある肌を保つ効果があります。 |
収れん 化粧水 |
収れん化粧水は、角質に水分を与えるだけでなく毛穴の引き締めや皮脂分泌抑制作用をもたらします。 |
ふきとり 化粧水 |
ふきとり化粧水は、クレンジング後の肌に残った油分のふきとりや余分な角質をとるために使用します。 |
柔軟化粧水は洗顔によって失われた水分を補い、角質を柔らかくする役割があります。
乾燥した肌に美容成分を与えても上手く浸透していきませんが、化粧水で肌をうるおわせ、肌を柔らかくすることで、化粧水の後に使用する美容液や乳液などに含まれる美容成分の効果をアップさせることができます。
化粧水はテクスチャや使用感が商品によって異なるので、オイリー肌ならさっぱりタイプ、乾燥肌ならしっとりタイプというように自分の肌に合ったものを選びましょう。
容量 | 使用回数 | 価格 |
---|---|---|
500ml | 約2ヶ月分 | 715円(税込) |
ナチュリエのハトムギ化粧水は香料や着色料のような余計なものを一切使用しないシンプルな処方で安心!コスパも良いので毎日気兼ねなくたっぷり使用することができる優れものです。
収れん化粧水は肌を引き締め、皮脂分泌を抑えてくれるため、オイリー肌の人や、汗や皮脂が気になりがちな夏場の使用に向いています。
収れん化粧水の中でも成分によって得られる効果は少し異なり、皮脂を抑えてテカりを解消したいならビタミンC誘導体を含むもの、毛穴を引き締めるならエタノールやハマメリスエキス、アーチチョーク葉エキスを含むもの、肌の調子を整えるならクエン酸を含むものがおすすめです。
アルコールを含む収れん化粧水は乾燥や刺激の原因となるため、敏感肌や乾燥肌の人には向いていません。
容量 | 使用回数 | 価格 |
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150ml | 約1~2ヶ月分 | オープン価格 |
オードルックスNは、肌を引き締めてキメを整える収れん化粧水です。つけ心地はさっぱりなので、お化粧前に毛穴を整える用として使用するのがおすすめ。
ふきとり化粧水はコットンに含ませて肌を優しく拭き取ることで、洗顔後に残ってしまった油分やメイク、肌の余分な角質を落とすことができます。
また朝の洗顔の代わりにふきとり化粧水を使うことで、寝る前に使用したクリームなどの油分や寝ている間に肌に付着した汚れを落とすこともできるのが便利です。
ふきとり化粧水にはローションタイプのものと、コットンやマスクに含ませたシートタイプのものがあります。
容量 | 使用回数 | 価格 |
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200ml | 約1ヶ月分 | 935円(税込) |
ネイチャーコンクの薬用クリアローションは植物由来の保湿成分が10種配合されているので、ふきとるのにしっかり潤いを感じられます。1本で6役(角質除去、美白、保湿、朝の洗顔代わり、浸透アップ、肌荒れ防止)をこなすので、面倒なお手入れもラクラク。
自分の肌の状態に合った成分や使用感の化粧水を選ぶことで、せっかく買った化粧水が肌に合わない、ということが起こりにくくなります。
肌に悩みがある人は特に、自分の肌質に合うのがどういう化粧水なのかを確認した上で化粧水を選びましょう。
肌質 | おすすめ |
---|---|
敏感肌 | 低刺激、アルコールフリーなど肌に優しい化粧水 |
乾燥肌 | セラミドやヒアルロン酸などを含む保湿力の高い化粧水 |
混合肌 | 保湿力が高く肌への刺激が少ない化粧水 |
オイリー肌 | さっぱりタイプの化粧水や収れん化粧水 |
オイリー肌の人の化粧水選びの基本は毛穴を引き締め余分な皮脂の分泌を抑えることなので、さっぱりとした使用感の化粧水や収れん化粧水がおすすめです。
一方で乾燥肌や敏感肌の人は肌に刺激となるような成分を避け、保湿重視のシンプルなケアを行いましょう。
混合肌の人は皮脂の多い部分を気にしてさっぱりタイプの化粧水を選びがちですが、肌の乾燥が原因で皮脂が過剰に分泌している可能性が高いので、まずは肌に優しく保湿力の高い化粧水を使用してみましょう。
オイリー肌の人でもさっぱりタイプの化粧水の効果が感じられない場合は、肌の乾燥を補うために皮脂が過剰に分泌されている可能性があります。
さっぱりタイプの化粧水が合わない場合は、保湿重視の化粧水を使用してみましょう。
年代に合わせて選ぶなら?おすすめ化粧水記事
化粧水の役割は肌に水分を与える保湿がメインですが、美白やニキビなどに効果がある成分を配合し、保湿にプラスアルファでスキンケア効果が得られるものも多く発売されています。
肌に悩みがある人は、化粧水の配合成分も確認してみましょう。
美白効果のある化粧水を使いたいという人は、メラニンの生成を抑える成分が配合されている化粧水を選びましょう。
美白化粧水はメラニンの生成によるシミを予防するために使用するのが効果的なので、シミが気になりだす前に使用し始めるのがおすすめです。
毛穴の悩みがある人は、洗顔やクレンジングで毛穴汚れを落とした後に、化粧水で肌をしっかり引き締めることが重要です。
エタノールやハマメリスエキスなどの肌を引き締める成分を含んだ化粧水で保湿ケアを行いましょう。
ニキビのケアには、ニキビ予防の効果があるビタミンC誘導体や、抗炎症成分であるグリチルリチン酸ジカリウムを含んだ化粧水がおすすめです。
またニキビ肌にはなるべく刺激を与えないことが重要なので、低刺激の化粧水で保湿するようにしましょう。
しっとりタイプ・さっぱりタイプという表記がない化粧水を見分けたい時には成分表をチェックしてみましょう。
化粧品の成分表は、配合量が多いものから順に表示されています。
保湿成分であるグリセリンの表示順が上の方ならしっとりタイプ、毛穴を引き締める効果があるエタノールの表示順が上の方ならさっぱりタイプの化粧水です。
化粧水の後の乳液やクリームは少し時間をおいてから付けた方が良いと思われがちですが、時間をおくとせっかくお肌に与えた水分が揮発していってしまうため、乳液やクリームで早くふたをしてあげるのが重要です。
特にお風呂上がりや洗顔後の肌はすぐに乾燥してしまうため、なるべく早く化粧水を肌になじませ、すぐに乳液やクリームをつけることを心がけましょう。
化粧水を手でつけるのにも、コットンでつけるのにもメリットとデメリットがあり、どちらの方が良いということはありません。
化粧水を手で使用すると手の温度で化粧水が肌になじみやすく、肌の状態を確認しながらスキンケアできますが、ムラになりやすく、肌に雑菌が付いてしまうこともあります。
一方でコットンで化粧水を使用するとムラなく清潔な状態でスキンケアできますが、肌に刺激になってしまう点や、コスパが悪い点はデメリットです。
手で付ける場合もコットンで付ける場合も、肌に刺激にならないよう、清潔な状態で優しくスキンケアするようにしましょう。