化粧下地として使用されるCCクリームは、肌色を補正してくれる役割もあり、色むらやくすみを飛ばして肌色を明るく見せてくれる効果があります。
ナチュラルメイクやすっぴん風メイクが好きな方は、CCクリームを塗った後にフェイスパウダーを乗せるだけでベースメイクが完了します。
そんな時短アイテムとしても使えるCCクリームのおすすめアイテムや選ぶ際のポイント、正しい使い方などを詳しく解説します!
CCクリームとは、日焼け止め、化粧下地、コントロールカラーの役割を一つでまかなうことができます。
薄付きでナチュラルに素肌をキレイに見せてくれるため、ナチュラルメイクをしたい人や休日に軽く外出するときに手軽に使用できるアイテムです。
しかしその一方で、CCクリームはファンデーションやBBクリームよりもカバー力が低かったり、ものによってはヨレやすかったりすることもあります。
CCクリームには以下のようなメリットとデメリットが考えられます。
CCクリームは一本で日焼け止め・化粧下地・コントロールカラーの役割があり、忙しい朝のメイク時間を短縮することができます。
CCクリームは薄付きで軽い付け心地なので、石鹸や洗顔料で落とせるものが多いです。クレンジングが不要なのでメイク落としの手間がかかりません。
CCクリームは肌のくすみを補正し、毛穴や色むらをカバーしてくれるため、肌をキレイに見せてくれる効果があります。
CCクリームは保湿・UVカット・肌色補正がメインの役割となるため、カバー力は低めです。カバー力を重視する人は上からファンデーションやコンシーラーを重ね塗りする必要があります。
CCクリームは素肌っぽい仕上がりが特徴なので、皮脂が分泌しやすい夏場などはメイクがヨレやすいです。メイク崩れを防止するためにも仕上げにルースパウダーを使いましょう。
BBクリームは、日焼け止め・化粧下地・コンシーラー・ファンデーションの役割があるため、カバー力の高さが特徴です。
シミやそばかすが気になる人やカバー力を重視したい人にはBBクリームがおすすめです。
一方CCクリームには、ファンデーションの役割がなく、日焼け止め・化粧下地・コントロールカラーの役割があります。 色むらやくすみをカバーし、肌の色をよりキレイに肌色補正してくれるのが特徴で、ナチュラルな仕上がりにしたい人や血色感や透明感を出したい人はCCクリームがおすすめです。
BBクリームとCCクリームは、あなたの肌悩みや求める仕上がりによって最適な方を選ぶと良いでしょう。
CCクリームを選ぶ際に大切なポイントを3つ解説します!
CCクリームは肌色を補正するコントロールカラーの役割があるため、自分の肌悩みに合った色を選ぶことで透明感のあるキレイな肌に仕上がります。
カラー | こんな方におすすめ |
---|---|
ブルー | 透明感※を出したい方、くすみが気になる方 |
グリーン | 頬などの赤みを抑えたい方、赤ニキビが気になる方。 |
イエロー | 目元などのクマ・シミ、そばかすが気になる方。 |
ピンク | 自然な血色感を出したい方、青白い肌の方 |
パープル | 自然な透明感※を出したい方。初心者の方向け。 |
CCクリームは薄付きでヨレやすいものもあるため、化粧持ちを良くするには肌を乾燥させないことが大切です。
ヒアルロン酸・コラーゲン・スクワラン・グリセリン・植物由来エキスなどの保湿成分が含まれているCCクリームを選ぶことで乾燥を防ぎ、肌にうるおいを与えてくれます。
CCクリームは日焼け止めの役割もあるため、UVカット成分を含むものがほとんどです。
UVカットの値が高ければ高いほど肌負担も大きくなるため、値が高いものを選べば良いというわけではありません。
普段の通勤程度であれば「SPF10~20」「PA++~+++」、日中も外出が多いという人は「SPF30~50」「PA+++~++++」というように状況に合わせてUVカットの値を選ぶことが大切です。
Re:cosme編集部が選んだ人気のCCクリーム7選を紹介します!
価格 | 容量 |
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3,080円(税込) 2,200円(税込・トライアルセット) |
30g |
UVカット | 色展開 |
SPF44/PA+++ | 2色(シャンパンベージュ・ナチュラルベージュ) |
ナチュラグラッセ メイクアップクリームNは、化粧下地・ファンデーション・日焼け止め・保湿美容液・ブルーライトカットの5つの機能を兼ね備えたCCクリームです。
保湿成分にはオーガニックや無農薬の植物原料を使用しており、肌にも優しい設計となっています。
価格 | 容量 |
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3,300円(税込) | 30g |
UVカット | 色展開 |
SPF25/PA+++ | 1色(ミルク色) |
マキアージュ ピーチチェンジベースCCは、ヒアルロン酸やグリセリンなどの保湿成分を配合しているため、美容液効果で肌にうるおいを与えてくれるCCクリームです。
CCクリームの色は、最初はミルク色ですが肌に塗布しながらマッサージすることで、うるおい成分とカラー成分が溶け合い、ほんのり桃色に発色し、くすみやにごり、毛穴を補正しつつ血色のいい桃色肌へ導いてくれます。
価格 | 容量 |
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1,100円(税込) | 20g |
UVカット | 色展開 |
SPF30/PA+++ | 1色(ピンクベージュ) |
インテグレート ミネラルベースCCは、さまざまな色の光を放つ多偏光ミネラルパールを配合しており、くま・くすみ・ニキビ跡などをカバーしつつ肌をトーンアップ※してくれるCCクリームです。
ピンクベージュの色が肌の血色を良くしてメイク映えする美肌へと導いてくれます。
※メイクアップ効果による
価格 | 容量 |
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9,350円(税込) | 30g |
UVカット | 色展開 |
SPF50/PA++++ | 1色 |
SK-Ⅱ アトモスフィアCCクリームは、ナイアシンアミドやプラムエキス、濃縮SK-Ⅱピテラ?などの保湿成分を豊富に配合し、肌にうるおいや輝きを与えてくれるCCクリームです。
SPF50・PA++++と高いレベルで紫外線をカットしつつ、軽いつけ心地の日焼け止めクリーム兼、化粧下地です。
価格 | 容量 |
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6,930円(税込) | 30ml |
UVカット | 色展開 |
SPF50/PA+++ | 2色(10ベージュ・21ベージュ) |
シャネルのCCクリームNは、化粧下地として肌にツヤや透明感をあたえてくれ、日焼け止めクリームとしても高い紫外線カット効果があるCCクリームです。
カラーは2色あり、10ベージュは明るめの肌色、21ベージュは日本限定色で日本人の肌に馴染むように黄味と赤味のバランスを整えられた肌色になっています。
価格 | 容量 |
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2,860円(税込) | 30g |
UVカット | 色展開 |
SPF50+/PA++++ | 2色(やや明るい自然な肌色・普通の明るさの肌色) |
雪肌精 ホワイトCCクリームは、美容液・乳液・クリーム・日やけ止め・化粧下地・ファンデーションの6役を担うCCクリームで、化粧水の後はこれ一本で透明感のあるナチュラルな肌が完成します。
厳選した和漢植物エキスが保湿成分として肌にうるおいを与え、アミノ酸コートパウダーが肌との密着度を高めて化粧もちを良くしてくれます。
ここではCCクリームの正しい使い方や塗り方についてお伝えします。
CCクリームの塗る順番は、化粧水・乳液などのスキンケアをした後です。
CCクリームは、肌色補正をして透明感を演出する効果があるため、素肌っぽいナチュラルメイクを好むのであればファンデーションを重ねる必要はありません。
ただし、薄付きでカバー力は低いので肌色補正をしつつ、カバー力もしっかりと欲しいという人は、CCクリームの上からファンデーションやコンシーラーを重ねましょう。
洗顔 → 化粧水・乳液 → CCクリーム → ファンデーション・コンシーラー(必要に応じて)→ フェイスパウダー
CCクリームをメーカーが推奨している使用量(大体はパール粒大)を手の甲に取り、おでこ・鼻・両ほほ・あごに5点置きします。
その後、中指や薬指の腹を使って顔の内側から外側に向かってムラなく伸ばしていきます。
色むら、毛穴、シミなどが気になる箇所は、ポイントでCCクリームを重ね塗りしましょう。
指の腹でトントンと馴染ませながらポイント重ねします。
CCクリームを塗った後は化粧崩れを防ぐためにも、フェイスパウダーで表面をなめらかに仕上げましょう。
ファンデーションやコンシーラーを重ね塗りする場合はフェイスパウダーの前に塗ります。
CCクリームは日焼け止め・化粧下地・コントロールカラーの役割を担い、素肌っぽいナチュラルな肌に仕上げてくれるベースメイクです。
自分の肌悩みを解決してくれるCCクリームを使い、選ぶポイントや塗り方のコツを抑えるだけで、メイクの仕上がりが一段と良くなります。