たった1つでベースメイクができる手軽さが魅力のBBクリームは、アイテムごとに保湿力や使い心地が異なります。
BBクリームを選ぶ際のポイントやおすすめ商品、正しい使い方などを詳しく教えます!
※この記事内の、カバー・透明感・トーンアップはメイクアップ効果によるものです。BBクリームとは、日焼け止め、化粧下地、コンシーラー、ファンデーションなどの役割を一つでまかなうことができるオールインワンコスメです。ベースメイクがBBクリーム一本で済むため、手軽さやコスパのよさが人気を集めています。
BBクリームには美容成分や保湿成分が多く含まれているため、肌が乾燥しやすいという人はBBクリームを使用することで、乾燥から肌を守ることにも繋がります。
BBクリームには以下のようなメリットとデメリットが考えられます。
ベースメイクはBBクリーム一本で済むので、大幅にメイク時間を短縮することができます。
BBクリームはコンシーラーやファンデーションの代用となるカバー力があり、毛穴・シミ・そばかす等もカバーしてくれます。
ベースメイクの化粧品をすべて揃えるよりも、BBクリームを一本買う方がコストを抑えることができます。
ほとんどのBBクリームは色展開が1~3種類となっているため、自分の肌色に合わせて選ぶのが難しい場合もあります。
美容成分や保湿成分が高配合されているため、ものによっては夕方頃になるとヨレやテカリが気になることもあります。
時短メイクが可能になるというメリットがありますが、色展開が少なめというのも事実です。また、カバー力が高いことから厚塗りになると、厚ぼったくなりやすいです。厚塗りをしてしまうと、メイクヨレやテカリ、毛穴落ちの原因へと繋がります。使用するときは、薄めに伸ばしたり、ルースパウダーをつけたりと工夫も必要です。
最近では、色展開を増やしているブランドもあります!自分に合ったものをみつけましょう!
オールインワンコスメという点では共通点のあるBBクリームとCCクリームですが、明確には役割や目的が異なります。
BBクリームはファンデーションも不要なほどカバー力に優れており、毛穴・シミ・そばかす等もカバーしてくれるという特徴があります。
一方、CCクリームは肌色を補正してくれる役割があり、くすみ・色ムラ・毛穴をカバーし透明感のある肌に仕上げてくれるという特徴があります。
気になる部分をしっかりカバーしたいのか、よりナチュラルな透明感のある肌に仕上げたいのかによって使い分けてみましょう。
BBクリームには化粧下地の効果もありますが、ファンデーションは基本的に化粧下地が必要になります。
ただし、最近は化粧下地効果のあるファンデーションも増えてきているので、BBクリームとの明確な差はなくなってきています。
BBクリームは一本でベースメイクが完結できる優れものですが、オールインワンコスメだからこそ商品を選ぶ際は自分の肌や目的に合ったものを慎重に選ばなくてはなりません。
BBクリームを購入する際に大切な選ぶポイント3つを解説します!ヨレやテカリなどのメイク崩れは、肌の乾燥から守るために過剰に皮脂が分泌されることも原因となっています。
そのため、保湿成分や美容成分で肌を整えながら、気になる箇所をカバーしてくれるBBクリームがおすすめです。
BBクリームは日焼け止めの代用にもなるため、UVカット成分が含まれているものが多いです。
紫外線A波に対する防止効果を「+」~「++++」の4段階で表す「PA」と、紫外線B波に対する防止効果を「1」~「50+」までの数値で表す「SPF」を、使用する状況に合わせて選びましょう。
※PAは「+」の数が多いほど、SPFは数値が高いほど紫外線ダメージを防ぐことができます。
カバー力が高いBBクリームは、硬めのしっかりしたテクスチャのものも多くあります。
伸びの悪いものはムラになりやすく使い心地がよくないため、カバー力はありつつ伸びがいいものを選びましょう。
BBクリームを選ぶ際は、それぞれの商品の特徴を知り、自分の肌に合っていて長く続けられるものを選ぶことが重要です。
Re:cosme編集部が選んだ人気のBBクリーム8選を紹介します!
価格 | 容量 |
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初回1,650円(税込) | 10g(お試しサイズ) |
UVカット | 色展開 |
SPF25/PA++ | 2色(オークル・ライトオークル) |
ミネラルエッセンスBBクリームは、ミネラルや植物由来の美容成分を配合し自然なツヤ感を出しつつカバー力もしっかりとあるBBクリームです。
肌への優しさにこだわり、シリコンや鉱物油、紫外線吸収剤などの合成・化学成分は不使用。
石けんでオフできる「落としやすさ」と伸びがよくしっかりカバーしてくれる「もちのよさ」の両立を実現したBBクリームです。
価格 | 容量 |
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2,860円(税込) | 30mL |
UVカット | 色展開 |
SPF40/PA+++ | 2色(ナチュラル・ライト) |
dプログラムのアレルバリア エッセンスBBは、花粉・ちり・ほこりなどの微粒子や紫外線などの外的刺激から肌を守ってくれる人気のBBクリームです。
ベースメイクとしての役割だけでなく美容液効果もあるため、日中乾燥が気になってきたときにメイク直しと同時に保湿もしてくれます。
dプログラムは資生堂が敏感肌のために低刺激設計でつくられた化粧品ブランドで、香料・アルコール・パラベンフリーとなっており、成分や品質にこだわりのあるBBクリームです。
価格 | 容量 |
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3,300円(税込) | 30g |
UVカット | 色展開 |
SPF30/PA++ | 2色(ナチュラル・ライト) |
マキアージュ パーフェクトマルチベースBBは、肌に潤いを与えつつ、毛穴や色ムラを自然にカバーできるBBクリームです。
まるで美容液のような伸びのいいテクスチャは使い心地もバツグン。
美容液効果、カバー力、キープ力、UVカット効果などさまざまな面で肌を整えてくれるBBクリームです。
価格 | 容量 |
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3,740円(税込) | 30ml |
UVカット | 色展開 |
SPF50+/PA++++ | 2色(ナチュラル・ライト) |
ラロッシュポゼのUVイデアXLプロテクションBBは、高いUVカット効果があり日焼けによるシミやそばかすを防いでくれます。
日焼け止めの効果がしっかりあるのに、クレンジングは不要で洗顔料で落とせる手軽さも魅力的です。
紫外線によるダメージや、刺激を感じやすい花粉や排気ガスなどから肌を保護してくれる効果にも期待できます。
価格 | 容量 |
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6,380円(税込) | 30ml |
UVカット | 色展開 |
SPF50+/PA++++ | 1色 |
ランコムのUVエクスペールBBⅡは、高いUVカット効果を誇り、紫外線だけでなく大気汚染からもガードしてくれるBBクリームです。
硬めのテクスチャですが伸びがとても良いため、ムラになりにくくカバー力もあります。
カラーはグレーっぽい色味の1色しかありませんが、塗ってみると肌に自然になじみキレイなツヤ肌になるという口コミもあります。
価格 | 容量 |
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880円(税込) | 50g |
UVカット | 色展開 |
SPF27/PA++ | 3色(ややピンク・標準色・やや濃いめ) |
ちふれのBBクリームは、美容液、乳液、保湿クリーム、日焼け止め、化粧下地、ファンデーションの役割を1本で担うことができます。
なおかつ、50gで880円(税込)というコスパの良さが人気を集めています。
カバー力はやや控えめなので、シミやくすみをしっかり隠したいという人はコンシーラーやパウダーファンデーションを重ね塗りしましょう。
価格 | 容量 |
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2,627円(税込) | 50g |
UVカット | 色展開 |
SPF40/PA+++ | 2色(明るい肌色・自然な肌色) |
ミシャのBBクリームは、日焼け止め・化粧下地・ファンデーション・美容クリームの機能があるアイテムです。
カバー力が高くセミマットな仕上がりになるBBクリームで、汗や皮脂にも崩れにくいという特徴があります。
ヒアルロン酸やセラミド、スクワラン、植物由来のエキスなどの保湿成分を豊富に含み、乾燥によるメイクのヨレやテカリも防ぎます。
価格 | 容量 |
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4,620円(税込) | 30g |
UVカット | 色展開 |
SPF50+/PA++++ | 2色(ナチュラルベージュ・ライトベージュ) |
アスタリフトのBBクリームは、美容液、UVカット、化粧下地、ファンデーションの4役を担う多機能なアイテムです。
毛穴やシミ、そばかすをしっかりカバーしながら、「ヒト型ナノセラミド」と「ナノアスタキサンチン」などの美容成分でみずみずしい肌を演出してくれます。
手軽に使用できるBBクリームですが、使用する際にはムラなく自然に肌へ馴染ませることが大切です。
また、正しくない順番で塗ってしまうと厚塗りになったり、ヨレやすくなったりする可能性もあります。
ここではBBクリームの正しい使い方と塗るタイミングについてお伝えします。
BBクリームの塗る順番は化粧水と乳液をした後です。美容液やクリーム、日焼け止めなどを塗る必要はありません。
ヨレやすいという人は保湿後に軽くティッシュオフするか、時間を置いてからBBクリームを塗りましょう。
BBクリームをムラなく塗るためには、メーカーが推奨している使用量(大体は0.5㎝~1㎝)を手に取り、おでこ・鼻・両ほほ・あごに5点置きします。
その後、指の腹を使って顔の内側から外側に向かって優しく伸ばしていきます。
BBクリームを顔全体に塗った後は、パフやスポンジを使ってトントンと優しく叩くようにして肌に馴染ませます。
このとき、パフやスポンジを肌につけたまま横に動かしてしまうと、塗りムラになってしまうので注意しましょう。
シミやくすみなど気になる箇所をしっかりカバーしたい場合は、部分的にBBクリームを重ね塗りしましょう。
重ね塗りした後は、一度塗りと二度塗りの境目を馴染ませるように指の腹でトントンとぼかしましょう。
BBクリームは十分カバー力があるので、上からファンデーションやコンシーラーを重ねてしまうと厚塗りになってしまいます。
化粧崩れを防ぐためにも、フェイスパウダーで表面をなめらかに仕上げましょう。
BBクリームは一本で日焼け止め・化粧下地・コンシーラー・ファンデーションの役割を果たしてくれる優秀コスメですが、使い方を間違えてしまうとベースメイクをキレイな仕上がりにすることができません。
メイクアップをする上で基盤となるベースメイクはとても重要なので、自分の肌に合ったBBクリームを見つけたらぜひ正しい使い方を試してみてください。