自分にはどんなクレンジングが合っているのかわからないという人のために、クレンジングの種類ごとの特徴や、肌質・メイク別のクレンジングの選び方を解説!
コスメコンシェルジュおすすめの人気クレンジングアイテムも紹介します。
クレンジングは油分でメイクなどの落としにくい汚れを浮かせて落とすアイテムです。
クレンジングと一口で言っても様々な種類があり、油分と保湿成分(水分)、界面活性剤の配合バランスによってテクスチャや洗浄力、使用感が異なります。
種類 | 洗浄力 | 優しさ | 特徴 |
---|---|---|---|
オイル | 5/5 | 3/5 | 油分・界面活性剤を多く含み、メイクとの馴染みが良いため洗浄力が高い。 |
クリーム | 3/5 | 4/5 | 油分と水分がバランス良く配合されている。界面活性剤が少ないため、肌に優しく洗い流すのも簡単。 |
バーム | 4/5 | 4/5 | オイルのような洗浄力とクリームのような肌への優しさを併せ持つクレンジング。 |
ジェル | 3/5 | 3/5 | 水性のジェルは肌に優しくさっぱりした使い心地。油性ジェルは洗浄力が高い。 |
ミルク | 2/5 | 5/5 | 界面活性剤が少なく肌への刺激が弱いので、敏感肌、ニキビ肌の方におすすめ。 |
ウォーター | 2/5 | 3/5 | さらさらとした付け心地でべたつきが無く伸びは良い。 その分留まらないので擦ってしまうことも。 |
シート | 5/5 | 2/5 | 時間が無いときでもサッと手軽に使えるが、拭き取る摩擦がお肌に刺激となる事がある。 |
クレンジングオイルは、たくさんの種類があるクレンジングの中でも一番洗浄力が高いものです。
ポイントメイクやウォータープルーフの日焼け止めもするっと落ちるので、バッチリメイクでもストレスなくメイク落としができるのがメリット。
一方で、クレンジングオイルには界面活性剤が多く含まれているため、肌への負担が大きいことが残念なポイントです。
皮脂を落としすぎてクレンジング後に突っ張る、肌がヒリヒリ感じるなどの肌トラブルが起こる可能性があるので、敏感肌の方にはおすすめできません。
容量 | 使用回数 | 価格 |
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175ml | 約1ヶ月分 | 初回1,570円(税込) |
アテニア スキンクリア クレンズオイルはメイク汚れと一緒に古い角層も洗い流して、肌をなめらかに整えてくれる大人気クレンジング。
濡れた手でも使用でき、W洗顔も不要と使い勝手の良さもバツグンです。
クレンジングクリームは、クリームの油分とメイク汚れが馴染むことにより起こる「転相」という現象を利用してメイクを落とすものです。
クレンジングクリームは界面活性剤の配合量がクレンジングオイルと比べて少ないため、しっとり感が残り、肌に優しいメイク落としができます。
しかし、その反面クレンジングクリームは洗浄力がクレンジングオイルより劣るため、ポイントメイクなどは落とすのが難しいです。
容量 | 使用回数 | 価格 |
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180g | 約1ヶ月分 | 初回1,800円(税込) |
トレフルクレンジングマッサージクリームは使用後の肌がしっとり潤うと評判のクレンジングクリーム。
クレンジングだけでなく、マッサージにも使用可能です。
クレンジングバームはバターのような半固形状のクレンジングで、手のひらに取ると体温によりオイル状に柔らかくなり、溶けるようにメイクと馴染んでいきます。
洗浄力の高いクレンジングオイルと肌に優しいクレンジングクリームのメリットを併せ持つクレンジングバームは、クレンジングの中でも新しいアイテムで、口コミでも人気急上昇中です。
クレンジングバームは敏感肌だけどメイクをしっかり落としたい、という人におすすめですが、種類がまだまだ少なく、価格も高いのが残念なところ。
容量 | 使用回数 | 価格 |
---|---|---|
90g | 約1ヶ月分 | 定期初回1,980円(税込) |
DUOザクレンジングバームはウォータープルーフもしっかり落とすのに、洗い上がりもしっとりすると人気のアイテム。
マツエクをしていても使用できるのがDUOザクレンジングバームの嬉しいポイントです。
クレンジングジェルにはオイルフリー水性ジェル、オイルイン水性ジェル、油性ジェルの3種類があります。
このうち、水性ジェルは油分が入っていない、または少ないため洗浄力が低いものの、さっぱりとした洗い心地を感じられます。
油性ジェルは油分が多く界面活性剤との相乗効果により洗浄力が高い点が特徴です。水性ジェルはまつ毛エクステをしていて油分の多いクレンジングを避けたい人に、油性ジェルはバッチリメイクの人に向いています。
容量 | 使用回数 | 価格 |
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150g | 約1ヶ月分 | 定期初回1,595円(税込) |
リダーマラボモイストゲルクレンジングは42種類の美容成分でクレンジングしながら保湿もできるのが特徴。
こんにゃくスクラブ配合でクレンジングしながら毛穴汚れもキレイに落とします。
クレンジングウォーターはクレンジングミルクと同様に界面活性剤の配合量が少ないクレンジングです。
クレンジングウォーターはコットンに含ませて拭き取ることでメイクを落とすことができるので、メイクを落とすのが面倒な時にも素早くクレンジングができます。
クレンジングウォーターの成分自体は肌に優しいのですが、この「拭き取り」による摩擦で肌への負担がかかるため、使う時は多めに取ってできるだけ摩擦を少なくするよう心がけましょう。
容量 | 使用回数 | 価格 |
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250mL | 約2ヶ月分 | 2,530円(税込) |
ビオデルマサンシビオH20は洗い流し不要の拭き取り式クレンジングウォーター。
クレンジングが面倒な時でも、コットンでメイクを拭き取るだけでOKなので手軽なところが人気です。
クレンジングシートは、クレンジング料が含まれたシートでメイクをふき取るタイプのクレンジングアイテムです。
シートを取り出してメイクを拭き取ることで素早くメイク落としができるので、その便利さから人気を集めています。
しかし、シートの摩擦による物理的な刺激が大きいため、毎日の使用には向きません。お泊まりの時やメイク落としが面倒な時など、ここぞという時だけ使用するのがおすすめ。
容量 | 使用回数 | 価格 |
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46枚 | 約1ヶ月分 | 605円(税込)※編集部調べ |
ビフェスタうる落ち水クレンジングシートはクレンジング剤をたっぷり含んだ大判シートで1枚だけでも十分メイクを落とせると評判。
3種類のラインナップで自分の肌に合わせたクレンジングができます。
ポイントメイクリムーバーは、アイライナーやマスカラなど、ポイントメイクを落とす際に欠かせないクレンジングです。
ポイントメイクリムーバーは洗浄力が高い分、ポイントメイクもスルッと落とすことができます。
ポイントメイクリムーバーでポイントメイクを落とし、それ以外のメイクは肌質に合わせたクレンジングを使用する、というように他のクレンジングアイテムと組み合わせて使用しましょう。
容量 | 使用回数 | 価格 |
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145ml | - | 918円(税込) |
ビフェスタポイントメイクリムーバーは刺激が少ないのにウォータープルーフのマスカラもするっと落とせるアイメイクリムーバー。
クレンジング力が優秀なのに価格も1000円以下とコスパも文句ナシです。
人によって肌質や普段のメイクは異なるため、適切なクレンジングの種類も違います。
合わないクレンジングを続けると、肌トラブルにも繋がってしまうので、自分に合ったクレンジングアイテムを選ぶために、メイクや肌質に合わせたクレンジングの種類の選び方を知っておきましょう。
濃いメイクを落とす際は、洗浄力の高いクレンジングを使用しないと、肌にメイクが残り肌荒れや毛穴詰まりなどの原因になってしまいます。
一方でナチュラルメイクに対しては、洗浄力の高いクレンジングを使用すると肌に余計な刺激を与えてしまうので、メイクの濃さに合ったクレンジングを選びましょう。
メイク | アイテム例 | おすすめ |
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ナチュラル (薄づき) |
ファンデ・下地・リップ・アイブロウ | ミルク ジェル クリーム |
ナチュラル +アイメイク |
ファンデ・下地・リップ・アイブロウ マスカラ・アイライナー |
クリーム ジェル バーム |
バッチリメイク ※ウォータープルーフ含む |
ファンデ(リキッド+パウダー) リップ・アイブロウ WPマスカラ・アイライナー WP日焼け止め |
オイル バーム クリーム |
乾燥肌に界面活性剤が多く含まれるクレンジングを使用すると、肌に必要な皮脂も洗い流してしまい乾燥の悪化につながるなど、肌質に合っていないクレンジングの使用も思わぬ肌トラブルを引き起こします。
自分に合ったクレンジングを選ぶためには、自分の肌質を踏まえてクレンジング選びをすることも大切です。
ミルク・クリーム・ジェルで無添加のものが安心。
ミルク・クリーム・ジェルなど界面活性剤が少ないもの。
オイル・バーム・クリームのようにしっかりと毛穴汚れを落とせるもの。
皮脂量が多い場所はオイル、乾燥している場所はミルク・クリーム。
敏感肌だけどメイクはバッチリしたいという時には、アイメイクをポイントメイクリムーバーで落とし、それ以外を肌質に合わせてクリームやミルクで落とすと肌に優しいクレンジングができます。
肌質は出産・生理やストレス、年齢など様々な原因により変化するため、昔から使っているクレンジングでも急に合わなくなって、かゆみや肌荒れなどの肌トラブルが出てくることもあります。
使っているクレンジングが自分の肌に合わなくなったと感じたら、自分の肌質を再確認することも必要です。
クレンジングの中にはメイクを落とすだけでなく、毛穴ケアや肌のくすみ改善などプラスアルファの効果を期待できるものもあります。
肌の悩みがあるなら、日頃のスキンケアだけでなくクレンジングも悩みに合わせたものにすることで悩みを早く改善することに繋がります。
毛穴ケアができるクレンジングにはホットクレンジングやスクラブ配合クレンジング、炭酸配合クレンジングがありますが、それぞれ毛穴をケアする仕組みや肌への刺激が異なるので、自分に合ったものを選びましょう。
ホットクレンジングは温感・温熱効果のあるクレンジングです。クレンジング剤が温かくなることで毛穴が開き、毛穴の汚れが落ちやすくなります。
また、ホットクレンジングは温感によりリラックス効果も期待できます。
クレンジングに配合されているスクラブが物理的に毛穴汚れをかき出す効果が期待できます。こんにゃくなどの柔らかいスクラブが配合されているクレンジングが多く、プニプニとした肌触りが心地良いです。
スクラブの摩擦により肌に負担がかかるため、敏感肌の方にはおすすめできません。
クレンジングに炭酸水素ナトリウムを配合し、発泡する際に毛穴の汚れもメイク汚れといっしょに浮き上がらせて一気に落とすという効果が期待できます。
毛穴ケアだけではなく炭酸により肌の血行促進も期待できますが、こちらも肌への刺激となるので敏感肌の方にはおすすめできません。
肌のくすみを改善したいなら、マッサージクレンジングがおすすめ。
マッサージクレンジングとは、クレンジングをメイクと馴染ませる際にマッサージをすることで肌のくすみ改善が期待できるものです。
しかし、クレンジングには界面活性剤が入っているため、クレンジング剤が肌に触れている状態で長い時間マッサージをすると肌への負担が大きくなることに注意が必要です。
界面活性剤は、本来なら混ざり合うことのない「水」と「油」をつなぎ合わせる成分で、クレンジングに配合される界面活性剤にはベースとなる水分と油分を混ぜ合わせる役割や、メイクの油分を落とす役割があります。
界面活性剤は肌に悪いというイメージがありますが、化粧品を作る上で欠かせないものなので、配合量をチェックして正しく付き合っていけば問題ありません。
まつ毛エクステの接着剤は油分に弱いので、まつ毛エクステ中はオイルフリーのクレンジングを選ぶ必要があります。
まつ毛エクステに使われる接着剤の中で最もポピュラーなのが「シアノアクリレート系」の接着剤。
まつ毛エクステOKと記載のあるクレンジングのほとんどがこの接着剤に対応しているので、記載されているものを購入するのも一つの方法です。
日焼け止めはお湯のみで落とせるものもありますが、中には専用のリムーバーが必要なものもあるため、使用する日焼け止めに合わせた方法で落とすことが大切です。
ウォータープルーフタイプ | クレンジングオイル or 日焼け止め専用リムーバー |
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石鹸・ぬるま湯で落とせるタイプ | 普段使いの洗顔料・ぬるま湯 |
専用リムーバーが必要なタイプ | 専用の日焼け止めリムーバー |
ウォータープルーフタイプの日焼け止めは、肌との密着度が高くお湯や洗顔料だけでは落としづらいため、クレンジングオイルを使用して落とすのがおすすめです。
ファンデーション・BBクリーム・CCクリームなどをはじめとするメイクをしていない場合は、洗顔のみで十分汚れは落ちるのでクレンジングを使わなくても大丈夫です。