一口に美容液といっても配合されている成分が何かによって美白ケアや毛穴ケアなど得られる効果は大きく異なります。
悩み別の美容液の特徴とおすすめ成分を元に、口コミで人気の美容液の中からおすすめのものを教えます。
美容液を選ぶ際には、美容液でどんな効果を得たいのかを踏まえて、悩みに合わせた成分のものを選ぶことが重要です。
種類別の美容液の特徴と成分、おすすめの商品について解説します。
種類 | 特徴 |
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乾燥小じわケア 美容液 |
乾燥小じわケア美容液は、肌に潤いを与えることにより乾燥による小じわのケアができる美容液で、「効能評価試験済み」の表記がある。 |
美白 美容液(※) |
美白美容液はビタミンC誘導体やアルブチンなどを含む美容液で、メラニンの生成を抑えてシミやそばかすを防ぐ効果がある。 |
毛穴ケア 美容液 |
毛穴ケア美容液は、毛穴悩みに応じた成分を含み、肌を引き締めたり、過剰な皮脂の分泌を抑える効果がある。 |
ニキビケア 美容液 |
ニキビケア美容液は、グリチルリチン酸ジカリウムやビタミンC誘導体などを含み、ニキビ予防やニキビ跡のケアに効果的な美容液。 |
保湿ケア 美容液 |
保湿ケア美容液は、肌に潤いを与える保湿成分が豊富に含まれており、使うことで肌にハリと弾力を与える効果が期待できる。 |
乾燥小じわケア美容液とは、肌に潤いを与えることで乾燥による小じわを目立たなくする効果が期待できる美容液です。
乾燥小じわケア美容液には「効能評価試験済み」の表記があるため、チェックしてみましょう。
乾燥小じわケア美容液を使い続けることで、肌にハリを与え、潤いあふれる肌を目指すことができます。
容量 | 使用回数 | 価格 |
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40g | ― | 11,000円(税込) |
40g(リフィル) | ― | 10,450円(税込) |
リンクルショット ジオ セラムは、肌にかかる表情圧に着目した美容液です。乾燥による小じわを目立たなくする効能評価試験済みなので、ハリのあるふっくらとした肌を目指せます。
美白美容液とはメラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを防ぐ成分が配合された美容液です。
配合される成分はメラニンの生成指令を止めたり、メラニンの生成に関わるチロシナーゼという酵素の働きを抑える、ビタミンC誘導体やトラネキサム酸、カモミラET、アルブチンなどが一般的。
美白美容液はシミやそばかすの予防を目的として使用することで効果を発揮するので、シミやそばかすが気になりだす前から予防目的で使用するのが効果的です。
容量 | 使用回数 | 価格 |
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20g | 約1ヶ月分 | 3,996円(税込) |
メラノフォーカスVは、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ医薬部外品の薬用美白美容液です。資生堂独自の美白有効成分をW配合した抗メラノ機能体は、肌の奥深く届いて明るく澄んだ肌へと導きます。
毛穴ケア美容液を選ぶ際は開き毛穴やたるみ毛穴など悩みに応じて選ぶべきものが変わってきます。
種類 | おすすめの成分 |
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たるみ毛穴 | セラミドやコラーゲンなどの保湿成分 |
開き毛穴 | 皮脂分泌を抑えるビタミンC誘導体などの成分 |
黒ずみ毛穴 | 抗酸化作用のあるフラーレンやビタミンC誘導体などの成分 |
皮脂分泌の抑制や抗酸化作用など毛穴ケアにおすすめの効果を多く持つビタミンC誘導体は、どの毛穴悩みにも対応できる優秀な成分です。
容量 | 使用回数 | 価格 |
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30ml | 約1ヶ月分 | 8,162円(税込) |
ソワンは、肌を引き締め開いた毛穴を滑らかに導く毛穴美容液です。肌のキメを整える成分や収れん成分に加え、高保湿美容液も配合されているので保湿しながら毛穴ケアができる優れものです。
美容液の中にはニキビケアに特化したものもあり、ニキビ予防で重要な肌の調子を整えアクネ菌を抑える効果やニキビ跡をケアする効果が得られます。
ニキビケア美容液を選ぶ時は、殺菌成分であるサリチル酸やイオウ、抗炎症成分であるグリチルリチン酸ジカリウムやビタミンC誘導体、トラネキサム酸を含むものがおすすめです。
容量 | 使用回数 | 価格 |
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20ml | 約5カ月分 | オープン価格 |
メラノCC薬用しみ集中対策液は、しみだけでなくニキビ痕や毛穴が気になる肌にも効果が期待できる医薬部外品の美容液です。殺菌成分+抗炎症成分が配合されているので、気になるニキビやニキビ跡にも効果が期待できます。
保湿ケア美容液は、肌の乾燥が特に気になる方におすすめの美容液です。
使うほどに肌に潤いやハリ、弾力を与えることができるため、エイジングケア※を始めたい方にもぴったり。
配合されている保湿成分の種類や、好みのテクスチャーかどうかもしっかりチェックして選びましょう。
※年齢に応じたお手入れ
容量 | 使用回数 | 価格 |
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30ml | 約30日分 | 3,667円(税込) |
フラコラのプロテオグリカン原液は、いつものスキンケアにプラスするだけで肌に潤いやハリ、弾力を与える効果が期待できる美容液です。洗顔後の化粧水をつける前の肌に、プロテオグリカン原液を手のひらで温めてから使うのがポイント。原液ならではの効果をぜひ実感してみてください。
美容液は肌悩みに応じて使用するもの以外にも、化粧水の前に肌を整える導入美容液や、幅広い用途で使用できる美容オイル、気になる部位にピンポイントで使用する目元美容液があります。
これらの美容液もスキンケアに取り入れることで、他の基礎化粧品の効果を高めたり、肌を集中ケアすることができます。
導入美容液は化粧水の前に使用することで肌を整え、後に使用する化粧水や乳液の効果をサポートするものです。
乾燥している肌や、古い角質が残りごわついている肌には基礎化粧品がうまく浸透していきませんが、導入美容液を使用することで肌がほぐれ、基礎化粧品が角質層まで浸透しやすくなります。
導入美容液はヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分や、血行を促進して肌をほぐす炭酸、ピーリング効果があるフルーツ酸などが配合されていることが多いです。
美容液の中でもオイル成分がメインのものは美容オイルと呼ばれ、保湿ケアやスキンケアの仕上げ、マッサージなど幅広い目的で使用することができます。
美容オイルの中でもどのオイルかによって得られる効果が異なるので、悩みに合わせたオイルを使用しましょう。
ホホバオイル | 保湿効果が高く皮脂のバランスを整えることができる |
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スクワラン | 保湿効果が高く乾燥による小じわや毛穴のケアにも使える |
アルガンオイル | 抗酸化作用がありエイジングケアに効果的 |
オリーブオイル | エイジングケアに効果的な他、肌にハリや弾力を与える |
目元美容液は言葉の通り、目元の乾燥による小じわやくま、くすみをケアするための美容液です。
目元美容液を選ぶ際には小じわに効果がある有効成分レチノールやニールワンを含むものがおすすめ。
小じわなどの悩みがあるなら、目元美容液を普段のスキンケアにプラスで使用してみましょう。
Re:cosmeでは美容オイルを含めた、美容成分豊富なスキンケアアイテムのことを美容液と呼んでいます。
美容液には化粧水や乳液とあわせて使用することで、保湿にプラスして美白や毛穴ケアなどプラスアルファの効果を得る役割があります。
美容液には毛穴ケアや美白など様々な効果がありますが、美容液を使用する際の基本は肌の悩みが本格的になる前の予防ケアです。
美肌をキープするためのスペシャルケアとして、毎日のスキンケアに取り入れることで美容液は効果を発揮します。
美容液はスキンケアアイテムの中でもどのタイミングで使用したらいいのかがわかりづらいアイテムですが、基本的には化粧水で整えた肌に使用します。
美容液の効果を引き出すために、美容液を使用する場合の基本のスキンケア手順を紹介します。
クレンジングでメイクを落とす
洗顔で洗い残したメイク汚れや皮脂・汗の汚れを落とす
化粧水で肌に水分を与える
美容液で肌に必要な栄養を補給する
乳液やクリームの油分で肌に膜を作り、美容成分や水分を閉じ込める
※商品によっては洗顔後(化粧水の前)に使用する場合があるので、必ず使用方法を確認しましょう
美容液はどういう目的で使用するものなのかによっても使用する順番が変わってきます。
肌を柔らかくし他のスキンケアアイテムを肌になじませるための美容液であれば化粧水の前に、美容オイルのように潤いを閉じ込めるための美容液であればスキンケアの最後に使用しましょう。
美容液には何歳から使い始めるのが良い、という目安はありません。
美容液は悩みに応じたスキンケアができるので、紫外線を浴びることが多くシミやそばかすが心配という時や、毛穴が気になるようになってきた時など、肌悩みに応じたタイミングで使い始めるのがベストです。
美容液の役割は基本的には肌悩みの予防なので、悩みが本格的になる前に使用を始めましょう。
目的に応じた使用順でスキンケアを行わないと美容液の効果は十分に発揮されません。
化粧水を使用する前の乾燥した肌には美容液は浸透しにくいですし、美容液の前にクリームや乳液を使用するとふたがされた状態になってしまい、肌に美容成分を届けることができなくなってしまいます。
使用する順番と間違えると効果がまったくなくなってしまうというわけではありませんが、正しいスキンケアで美容液の効果を引き出しましょう。
美容液は高いもの、プチプラ美容液は効果がないと思われがちですが、プチプラ美容液でも優秀なものが出てきています。
またどんなに高価な美容液でも、自分の肌悩みにあっていない美容液では使用する意味がないので、価格よりも成分をチェックするようにしましょう。
プチプラ美容液のメリットは気軽に購入して効果を試すことができたり、ケチらずたっぷり使えることなので、高い美容液にチャレンジする前のお試しで同じ成分が配合されているプチプラ美容液を使用してみるのもおすすめです。