口コミで、オイルなのにべたつかないと評判のCoyori美容液オイル。
初心者が失敗しやすいポイントは?おすすめの肌質は?メイクとの相性は?
今回は14日間ハリ体験セットに入っている3点セットを使って、メリット・デメリットを検証しました。
Coyoriは、「皮脂」の減少と劣化が肌悩みの原因であるという肌理論によって構成されたスキンケアシリーズ。国内の自然素材や、11種の「無添加」へのこだわりを追求しているのが特徴です。
ちなみに、自然・食用にも使われる、というワードは、肌にもやさしいイメージを抱きがちですが、自然のものが必ずしも肌に良いわけではありません。
自然派コスメを選ぶ際は、そういったイメージに惑わされないようにすることが大切です。
自然派でありながら、エビデンスに基づいた検証・開発を行っている点は、Coyoriを積極的に使ってみようと思えるポイントです。
「皮脂」と聞くと、メイクくずれやテカりのもと、などと連想しがちですが、肌を若々しく・健康にたもつためには不可欠な存在です。
肌の表面には、「汗」と「皮脂」が混じりあうことによってできる「皮脂膜」(=天然のクリーム)が存在し、これがラップのような役割をしてくれることにより、肌の水分の蒸発を防いだり、紫外線などから肌を守ってくれています。
Coyoriでは、この皮脂膜のもととなる「皮脂」が年齢とともに、減少・劣化することにより、乾燥による小ジワ・乾燥によるくすみが起こる、という点に着目して、皮脂不足を補う2ステップと、さらにハリを高める+αを提案しています。
Coyori公式サイトにて、1,480円(税込、送料無料)で購入しました。
※現在の価格とは異なります
購入後、2日で到着しました。
温泉水を使用しているだけあって、香りも温泉のような、ナチュラルな香りです。
合成香料無添加と聞いて納得の香りです。
顔全体に手のひらを使って、500円玉大を「2回」なじませます。
取る量は手のひらの開き具合に気を付けて!
いつもパッティング派の私としては、慣れるまで扱いが難しかったです。
こぼれないように、手を器状にして500円玉を取ったところ、多すぎたようで、肌になじむまで時間がかかり、苦戦しました。
テクスチャーは、温泉水を連想させるまろやかな化粧水なので、平らな面でも、すぐに流れてしまうことはありません。
手のひらをぱっと開いた状態での「500円玉」を取るようにすると、ちょうどよい量が取れ、なじませやすくなりました。
ちなみに、一度に取る量が多いと、何度も肌を往復してしまい、摩擦で逆に肌に負担をあたえてしまう結果に・・・。
肌が荒れたり、乾燥を引き起こしてしまうので、一度に使う量には、気を配ることが大切です。
なじませる前工程の温め方も丁寧に
手に取ってなじませる前に、「化粧水を温めるように両手をこすり合わせる」という説明書きがありましたが、やり方によっては、指先のほうに流れて行ってしまい、指の間からどんどん抜けていってしまいます。
手のひら同士を大きくこすり合わせると、指と指の間から化粧水が逃げていってしまい、お肌に必要量をなじませることができません。
手のひらをクロスし、指へ付かないように気を付けながら、小さく円を描いて温めたのち、手のひらの面を意識して肌にのせていくと、無駄なく肌に届けることができます。
「ハンドプレス」での押し込みに注意
「プレス」の元の意味は「圧力をかける」ですが、力加減には気を付けましょう。
つい、たくさん中に入ってほしい!という気持ちが先行して、手のひらを肌にぎゅーっと押し当ててしまいがちです。気を付けているつもりの私も、子供の世話をしながらお手入れをしている時、はっと気づくと、ギュウギュウと力がかかっていることが・・・。
肌のキメをつぶさないようにやさしく行います。
「プレス」ではなく、手のひらが「ローションマスクシート」になったつもりで、肌にのせるようになじませましょう。
両ほほから、ひたい&あご先までを、指の腹を使って全体になじませるように、と順番にのせていくとまんべんなく行き渡ります。
時間をかけてなじませるだけあって、2回目を終えた時の肌は、温泉上がりのように、ほぐされて柔らかな感触になっていて、ふわっとした肌になりました。
パッティング派の私としては、やや表面のずるつき感が気になりました。
ラベンダーの香りを基調とした贅沢感のある香りです。
ラベンダーの香りのコスメは、良し悪しが分かれますが、Coyori美容液オイルは、高級エステで施術を受けているような心地よい香りです。
オイルと美容液の二層式なので、白く濁るまでしっかり振ってから使います。
使用方法は、化粧水とほぼ同じ(美容液オイルは1度づけ)なので、化粧水の項目と注意するポイントは同じです。
つけはじめは、こんなに量があって大丈夫かな、と不安でしたが、のばしていくと、化粧水後のずるつきも解消してくれるようになじんでいきました。
のばした後は、少々ベタつきは気になりますが、時間を置くと、なじみました。オイル状なのに、肌になじみやすいのは、温泉水の効果によるものです。
特に、Coyoriに使われている温泉水は、島根県玉造温泉=硫酸塩泉なので、
という特徴があります。
今まで私自身は、界面活性剤ありきのケアがメインだったため、無添加化粧品が複雑な肌構造にどのようになじんでいくのか疑問でしたが、温泉水をオイル美容液の前に使用するというのは工夫されているなと感じました。
ラベンダーの香りが基調ですが、美容液オイルより控えめです。
あずき粒大を手のひらで温めてから使います。
少量なので、手のひらでのばすように温めてしまうと、手になじんでしまいます。
あまり手のひらを動かさず、手をやさしく握るようなイメージで温めます。
のびについては、
ということから、肌に摩擦を起こすことなく、よくのびるクリームです。
少量でもしっかり全体になじませることができます。
今までに使ったアイテムを上からひと押ししてくれるように、肌全体にのび、なじんでいきました。
他アイテム同様、落ち着くまでには少々時間がかかりますが、今まで肌表面に残っていた分も、10分ほど経つと、一緒に肌へ引っ張ってくれている使い心地で、もちっとした肌に仕上がりました。
ハリ不足のコラーゲン分解に着目しているアイテム(朝摘みの薔薇「さ姫」のエキス配合)なので、使い続けることで、さらに肌変化が楽しみになるアイテムだと感じました。
オイル美容デビューということで、最も効果的な使い方を求めて試行錯誤しながら、感じたメリット・デメリットをまとめました。
汗+皮脂=皮脂膜を作るという工程を、<化粧水+美容液オイル>で補えている点が評価できます。
あわただしい時間帯には不向きです。
ということで、Coyoriは
以上の検証結果でした!
Coyoriのトライアルセットは、肌のつっぱりが気にならなくなるセットでした。
オイル美容をこれから始めようと考えている初心者でも簡単に利用できる工夫がされています。
Coyoriをチャレンジしよう!と感じた方は、ぜひ、この記事の「失敗しにくい使い方」を参考にして、オイル美容でしっとり肌を楽しんでいただけると嬉しいです。