富士フィルムから誕生した赤色のパッケージが特徴のアスタリフトは、ナノアスタキサンチンとナノリコピンが配合されています。
これらの2つの成分は肌を整えるのに優れていますが、化粧品に配合するのが難しいと言われていました。
しかし、富士フィルムの技術でナノ化し、安定して配合することが可能になり、誕生したのがアスタリフトシリーズです。
写真フィルムの開発を中心としてきた富士フィルムから誕生したアスタリフトシリーズの保湿力を30代・混合肌の私が実際に使用し、確かめてみました。
アスタリフトを5日間試すことができるベーシックトライアルキットは通販でもアスタリフトを取り扱っているドラッグストアでも購入することができます。
今回は店舗で購入しました。
アスタリフトのイメージカラーでもある赤を基調としたパッケージとなっています。
パッケージを開けると一枚の案内が入っています。
アスタリフトについて、ベーシックトライアルキットのアイテムの説明や使用方法、アスタリフトの他のラインナップについて記載されています。
商品を出してみると、アイテムがきっちり収まり、動かないように梱包されていました。
紫外線などから肌を守る力に優れていると言われているアスタキサンチンですが、油にしか溶けず、吸収しにくいという弱点がありました。
しかし、富士フィルムが写真フィルムの研究で培ってきた独自の技術を用いて、ナノ化することに成功し、これらの弱点を克服することができたのです。
ナノリコピンにも同様の働きがあるとも言われており、ナノアスタキサンチンの持つ生体を守る性質をよりうるおいを保つという効果も期待されています。
このように美しい肌を保つために嬉しい効果が期待されているのがナノアスタキサンチンとナノリコピンです。
ジェリーアクアリスタは洗顔後すぐに付けるジェリー。
一般的に導入の役割を担う化粧品は液体のものが多いので珍しいと感じました。
フタを開けると、プルプルのジェルがあらわれます。普通のジェルよりも固めの印象を受けました。
ベーシックトライアルキットのジェリーアクアリスタにはスパチュラが付いていないので、少し取りにくいです。
そのため、自前のスパチュラで取ることにしました。
取り出してみても形状が崩れないくらいしっかりとしたテクスチャーをしています。
ただ、しばらく放置しておくと取ったジェルの部分が元通りになります。
伸ばしている途中の一枚。数回クルクルさせただけで半分ほど肌に馴染みました。
ハンドプレス前の様子。ハンドプレス後、何も塗布していない左手と比較してみました。右手の方が少しツヤっとしているような気がします。
顔に塗布する時は手に馴染ませることをおすすめします。そのまま顔に塗布するとポトッと落ちてしまうおそれがあるからです。
手の平で伸ばすと固いテクスチャーがゆるみます。
顔全体に塗布するとゆるまったジェルがスーッと肌に馴染みます。
一見、ジェルが固く馴染みにくそうですが、体温でジェルがゆるみ、適量で十分顔全体に伸ばすことができました。
こちらのジェルは導入ジェルなので、しっとり感はさほどなかったように感じます。しかし、肌がやわらかくなったような印象は受けました。
オレンジ色が特徴の化粧水。少しとろみがあります。
そのため、容器を逆さにしてもすぐには化粧水が出てきませんが、軽く振るとすぐに手に取ることができます。
少しとろみはありますが、手を傾けると垂れるくらいのテクスチャー。
軽く馴染ませたときの様子です。
ハンドプレスをして、しっかり馴染ませるとキメが整いみずみずしい印象になりました。
実際、顔に化粧水を塗布するととろみを少し感じます。
しかし、決して重たくはなく、スーッと伸びて気持ちが良いです。
化粧水の前に導入のジェルを塗布しているので馴染みがはやく感じました。
仕上りはしっとり・もっちりというよりはみずみずしい仕上がりに。
触った感じもふっくらとしていましたが、手に吸い付いてくるような感覚はなかったので、軽い付け心地が好みの方に良いと思います。
サラっとした美容液。
どちらかというと化粧水のようなゆるいテクスチャーなので、一般的な美容液のテクスチャーと思っていると出すぎます。
手に取るときは少しずつ押すようにしましょう。
化粧水よりも若干とろみはあります。しかし、写真を見てもわかるように液体に近い美容液となっています。
軽く伸ばしたときの様子です。サラッとしているので付け心地がかるく、馴染みも良いです。
最後までしっかり馴染ませると肌がツヤっとしたような気がします。
はじめに手に取ったときは水かと思うくらいのテクスチャーで、美容液にしては珍しいと思いました。
ただ、化粧水よりも少しだけとろっとしているので、顔に塗布したときにしっとり感がありました。
適量でみずみずしさを感じることができ、仕上りもなめらかなので、暑い季節でも使いやすいと思います。べたつきもないのでおすすめです。
ベーシックトライアルキットの中では一番薄いオレンジ色のクリーム。
固めのテクスチャーでクリームとバームの間くらい、という印象です。
一見、柔らかそうなクリームに見えますが固めです。
今回は手の甲に付けているので、そのまま伸ばします。
伸ばしてみると筋状に伸びているのがわかります。
ある程度伸ばしたらハンドプレスをして、潤い成分を肌にしっかり届けます。
仕上りもツヤっとしていて、健康的な印象をうけました。
顔に塗布するときはまず、手のひらで伸ばしましょう。
体温で温まることでクリームがゆるみ、顔全体に伸ばしやすくなります。
適量はやや大きめのパール粒大と少な目に感じますが十分でした。
逆に、適量よりも多いと少しべたつきを感じるので、混合肌の私には適量がベストでした。
仕上りはなめらかで、べたつきもなく、好みの仕上りでした。
乾燥を感じることがなく肌がうるおいました。
アスタリフトシリーズはオレンジ色が特徴のシリーズ。
香りもなく、好き嫌いなく使うことができるでしょう。
洗顔後に使う導入の役割があるジェルがポイント。
導入を使うことで次に使う化粧品の馴染みが良くなります。
つまり、化粧品に配合されている美容成分を角層のすみずみまでしっかり届けてくれます。
仕上りもみずみずしく、しっかり保湿力を感じることができました。
べたつきがないので、暑い季節でも気持ちよく使用することができるでしょう。
価格 | 使用日数 |
---|---|
1,100円(税込) | 5日間 |
30代は肌の潤いを保持する力がだんだん弱くなってくる年齢でもあるので、ハリを与えてくれる成分が配合されているアスタリフトシリーズはピッタリです。
しかし、配合されている全成分を見ると、パラベンやエタノールと記載されています。
全成分の最後の方に記載されているので、微量だとは思いますが、敏感肌の方で肌に合わない方はいらっしゃる可能性があるのでトライアルキットで試してみることをおすすめします。