資生堂から誕生したWASOのコンセプトはベジinコスメ。
自然素材の持つたくましさとみずみずしさを活かし、そこに資生堂の技術を詰め込んだシリーズとなっています。
今回はWASOのトライアルセットであるデリシャススキンボックスに入っている3つのアイテムを実際に使い、肌がどれくらい潤うのか確かめてみました。
WASOは自然由来の力で環境によりゆらぎやすい肌のうるおいバランスを整えることで、肌トラブルの起きにくい肌へと導いてくれるのが特徴。
シリーズの全アイテムがパラベンフリーとなっております。
また必要なアイテムだけを取り入れるスタイルなので、ライフスタイルに合ったスキンケアができます。
WASOのデリシャススキンボックスを注文し、翌日にコンビニで支払いをするとその日のうちに発送の連絡がきました。
翌日に商品発送の連絡をいただき、関西圏にはその翌日に商品が到着しました。
商品は小さめのダンボールに入っていましたが、ポストには入らない大きさなので、直接受け取る必要があります。
ダンボールを開けると冊子が1冊入っていました。
こちらの冊子には資生堂のオンラインショップの説明が記載されています。
そしてこちらが、商品が入ったボックスです。
しっかりと緩衝材にくるまれて商品が傷つかないようになっていました。
お弁当箱をイメージしてデザインされており、とてもかわいらしいです。
ボックスを開けるとお弁当箱のように仕切りで区切られたところにアイテムがキレイに収まっていました。
ボックスの裏面には各アイテムの使用方法について記載があるので、初めて使用される方は必ず読むようにしましょう。
パラベンフリー・オイルフリー・アルコールフリーの洗顔・メイク落とし。
はちみつのようなジェル状のクレンザーは泡立てがいりません。
肌上でクルクルしていると白い泡状に変化し、肌の潤いを守りながら、メイクや汚れをキレイにオフ。
とろけるような心地よさが特徴となっています。
ジェル状とありますが、取り出してみた感覚はリキッドの方が近いという印象です。
まずは口紅で試してみました。
5~10回ほどクルクルしていると白い泡に変化はありませんでしたが、口紅が落ちているのがわかります。
クレンザーを馴染ませたところをティッシュで拭き取ってみるとキレイに落ちています。
次にウォータープルーフタイプのアイライナーで試してみました。
使用方法にはマスカラやアイライナーなど、目元の落ちにくいメイクは専用のリムーバーを使用することを推奨していますが、果たしてメイクは簡単に落ちるのでしょうか?
10回以上クルクルしているとメイクが浮いてきました。
ご覧のようにクレンザーを馴染ませたところはキレイにメイクを落とすことができました。
口紅よりは馴染むのに時間がかかりましたが、ウォータープルーフタイプの落ちにくいメイクも落とすことができるようです。
顔に塗布するときは液だれに気を付けましょう。
手の平にクレンザーを取り、額・両頬・鼻・顎の5点に置くのですが、垂れないように薄く伸ばすように付けると良いでしょう。
残ったものは手のひら全体に伸ばし、足りない部分を補うように馴染ませると摩擦なくスムーズに伸ばすことができます。
円を描くようにクルクルしていると少しずつ白い泡へと変化してきました。
モコモコとした泡ではないので、鏡で見ないと変化に気づかないかもしれません。
ジェル状のクレンザーと言ってもリキッドに近いテクスチャーなので、とても軽いし伸ばしやすいです。
そのため、肌に摩擦による負担なく馴染ませることができたと感じました。
すすぐ時もサッと落ち、ヌメヌメ感などの不快感は全くなく、肌がふっくらしたような印象を受けました。
洗顔後はだいたいキュッとした肌ざわりになるのですが、こちらのクレンザーの場合、しっとりしたように感じ、お風呂後のスキンケアまで肌がつっぱることはありませんでした。
一日メイクをして汗をかいたべっとりした肌がフッと軽くなるような心地よさもありました。
パラベンフリー・鉱物油フリー・アルコールフリーのジェル化粧水。
プルプルのジェルが肌の上でローションへと変わり、角層のすみずみまで潤いを届けます。
乾燥や毛穴が目立つ肌を濃厚な化粧水の潤いで満たすことで健やかな状態へ導き、美しい肌を目指せます。
取り出してみたときに思ったのは、とてもとろみが強いということ。
下を向けても化粧水が出てこないくらいのとろみがあります。
そのため、取り出すためには強めにボトルを振らないと出てきません。
右手の甲に塗布してみます。
手の甲を傾けても写真くらいにしか垂れないので相当なとろみがあることがわかります。
しかし、肌に馴染ませているとシューッと肌に吸い込まれていくような感覚がありました。
ジェルで重めのテクスチャーだったのが急にフワッと軽くなり、気づいたら化粧水がなくなっているようなイメージです。
何も塗布していない左手の甲に比べるとキメが整ってキレイに見えます。
使用方法にはコットンでも手でも塗布してOKと記されていたので、コットンで塗布することにしました。
コットンに化粧水を取ってもジェル状のままなので、コットンを少しこすり合わせて馴染ませます。
肌にコットンを滑らせると塗布したところからスーッと馴染んでいくような感じがしました。
最後までコットンで馴染ませるというよりは、コットンで肌全体に化粧水を塗布し、最後はハンドプレスで馴染ませるのがおすすめ。
とろみは強いですが、肌にのせるとローションに変化するため、付け心地は軽く気持ちが良いです。
べたつきを覚悟していましたがその必要は全くなく、仕上りはとてもなめらか。
スベスベした肌ざわりになり、良かったです。
コットン使用の場合は、適量よりは多く化粧水を使うことになるので、気になる方ははじめから手で塗布しても良いでしょう。
パラベンフリー・鉱物油フリーのジェル状のクリーム。
こちらのクリームには数種類の植物エキスがバランスよく配合されています。
日焼けによるシミ・そばかすを防ぐ効果が期待されているシャクヤク根エキスや、肌をひきしめる効果が期待されているオドリコソウエキス、保湿とともに日焼けによるシミなどのケア・年齢に応じた肌ケアの効果が期待されているユズ種子エキスが代表的なもの。
また、こちらのクリームにはテクスチャーをサラッとしたものに整えるシクロペンタシロキサンが配合されていて、日中メイクの上からでも保湿できるのが特徴。
ジェル状のクリームのため、色は半透明となっています。
固めのテクスチャーなので、取り出したままの形状を維持しています。
右手の甲に塗布していきます。
少し馴染ませると体温でクリームがゆるみます。
右手の甲がツヤっとした仕上りになりました。
クリームを顔に直接のせて伸ばそうと思うと伸ばしにくいので、まずは手のひらをこすり合わせ、体温でクリームをゆるめるのがおすすめ。
それから顔に塗布すると、とても軽い付け心地。
塗布直後はクリームのこっくりさは残しつつ、スーッと伸びるような感覚です。
顔全体に伸ばしたあと、ハンドプレスで馴染ませるとみずみずしい肌に。肌を整えながら、水分を閉じ込めてくれます。
とてもなめらかな仕上りで、クリームを付けた後とは思えないような感じでしたが、保湿はしっかりとしてくれています。
夜塗布したときは朝まで、朝塗布したときは昼のさまざまなダメージにも負けず、一日中潤いを感じることができました。
商品特徴にメイクの上からでも使えると記載されていましたが、クリームなのに本当だろうか?と半信半疑で使ってみました。
メイクの上から使うときは、同じように手の平でクリームをゆるめます。
そして、そのままクリームを肌に押し込むようにハンドプレスでなじませます。
滑らせるように塗布してしまうとメイクが崩れてしまうので気を付けましょう。
スーッと馴染むのでメイクの上からでも気持ちよく、日中の保湿にもおすすめです。
香りも良く、使用感も気持ちの良いWASOは30代混合肌にはピッタリ。
保湿力がありながら、仕上りはなめらかでサラッとしているので、暑い季節でも不快感なく使うことができるでしょう。
適量で乾燥のしやすい口元・目元・頬もしっかり保湿をしてくれたので、乾燥肌の方でも満足のいく保湿力を持ち合わせているのではないでしょうか。
また、肌への負担を考え、パラベンや鉱物油が不使用なので、敏感肌の方でも使いやすいと思います。
ただ、香料やアルコールを含むアイテムがあるので、合わない成分が配合されている場合は、まずトライアルセットを試すことをおすすめします。