洗顔の目的は、汗、皮脂、古い角質などを取り除くことです。 汗、皮脂、古い角質などの汚れが肌に残ったままだと、時間とともに酸化して、肌のごわつきや刺激になることがあります。 毎日の洗顔で、汗、皮脂、古い角質を取り除き、ターンオーバーのサイクルを正常に保ち、健やかな肌にしていくことが大切です。
「洗顔=乾燥する、肌がつっぱる」というイメージがあるかもしれませんが、乾燥肌の方にとっても洗顔は必要です。 「クレンジングしたから、洗顔はいらない」 「乾燥肌だから、朝は水洗顔で十分」と言わず、乾燥肌に合う洗顔料を選んで洗顔しましょう。
乾燥肌の洗顔料選びで大切なのは、「洗浄力」ではなく、「肌への優しさ」や「保湿力」です。 汗、皮脂、古い角質などの汚れはきっちり落とすけれど、肌に必要な成分、潤いは洗い流さず、残してくれる。そんな洗顔料が理想です。
乾燥肌で30代の筆者が、ドラッグストアなどで2000円前後で購入できるオススメの洗顔料を、3点をご紹介します。
乾燥肌の方にオススメの保湿力の高い洗顔料は、「洗う美容液」とも呼ばれている「ソフィーナ 乾燥肌のための美容液洗顔料 〈リキッド〉」です。とろみのある透明のリキッドで、手に乗せた感じはまさに美容液のようです。
筆者はリキッド状の洗顔料が好みです。フォームタイプよりも泡立てネットと馴染みやすく、泡立てやすいからです。
上手に泡立てるコツとしては、「最初の水を少なくすること」です。泡立てネットが濡れているかな?くらいで十分です。最初から水を含ませすぎるとシャバシャバの泡にしかならないです。もし、水が足りないようなら、途中で水を足すというやり方の方が、時短で上手に泡立てることが出来ますよ。
乾燥肌のための美容液洗顔料〈リキッド〉を泡立ててみると、きめのこまかい濃密泡とまではいかず、ふんわりとした軽い泡が出来ます。手をひっくり返しても落ちないくらいにはなれば十分です。軽い泡立てでOKなので、泡立てに時間をかけなくても良いので、忙しい朝の洗顔にも丁度良いと思います。
モコモコな濃密泡がお好きな方は、「ソフィーナ 乾燥肌のための美容液洗顔料〈クッション泡〉」タイプの方がオススメです。
美容液成分を50%以上配合しているので、泡自体がまろやかな感じがします。顔に泡を乗せると滑らかにひろがり、花のような香りにつつまれます。顔だけではもったいない!と、ついデコルテまで洗いたくなっちゃいます。
洗顔した!というさっぱり感はなく、洗い上がりしっとりなめらか。全然つっぱりません。むしろ洗顔前よりも、潤った気さえします。
ドラッグストアやネットショップで購入することが出来ます。コスメ等も取り扱っているドラッグストアであれば見つけやすいと思います。価格は2,530円(税込)と2000円は超えますが、美容液成分が50%以上配合されていることを考えたら、決して高くないと思います。
お試し用のミニボトルも発売されているので、まずはこちらで試してみて、肌に合っているなと感じられてから、本商品の購入を行うと失敗しませんよ。
通常価格 |
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2,530円(税込) / 150ml |
肌への優しさを重視したいなら、必要以上に皮脂や角質を洗い流さないアミノ酸系の洗顔料がオススメです。また、肌に優しいだけでなく、抗炎症成分の「グリチルリチン酸2K」が炎症を抑えてくれるので、肌荒れを防いでくれる効果もあります。
透明のリキッドで、少しとろみがあるかなぐらいの化粧水のようです。プールを思い出すような、さっぱりした香りです。
泡立ちは、こちらも軽い泡です。手を逆さまにしても落ちないくらい泡立て可能です。
洗い流すときは、ぬるま湯でたっぷりとすすぎましょう。せっかく洗顔料を優しいものを使っても、熱いお湯で洗い流してしまうと、必要以上に皮脂が落ちてしまいます。ぬるま湯の温度は、人肌くらい、温かいとも、冷たいとも思わないくらいの温度が丁度良いと思います。
一言でいえば、際立った個性がない洗顔料です。可もなく不可もなくという印象で物足りなく感じる方もいるでしょう。しかし、際立った個性がないということは、低刺激で、肌に優しいということでもあります。
目に見える効果は感じられなくても、トラブルなく使えるアイテムといえると思います。乾燥肌から敏感肌に傾いている時や肌の揺らぎを感じる時にオススメです。
キリン堂やココカラファインなどのドラッグストアや、ネットショップなどで購入することが出来ます。
こちらも2,000円台と手の届く価格帯です。乾燥肌や敏感肌の方も使えて、お肌に優しいアミノ酸系の洗顔料が2,750円(税込)で購入できるというのは、コストパフォーマンスの良さを感じます。
公式サイトから1日分の無料サンプルセットを取り寄せることができるので、お肌に合うかどうか心配な方は、無料サンプルセットで一度試してみては、いかかでしょうか?
価格 | 内容量 |
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2,750円(税込) | 150ml |
肌がごわついてきたり、毛穴の汚れが目立ってきたりしたという時の、スペシャルケアとして、週に1回くらいのペースで酵素洗顔を取り入れています。
タンパク質を分解する「プロテアーゼ」という酵素が入っていて、古い角質(タンパク質)を分解し、取り除いてくれる効果があります。
以前は、いつかの石けんの固形石鹸タイプを使用していましたが、ねりタイプがでてから、こちらを愛用しています。ねりタイプの方が、管理もしやすく、使いやすいです。
チューブから2センチくらい出すと、色は緑っぽい、泥っぽい色をしています。泡立てると、超濃厚な濃密泡が出来ます。片手いっぱいに泡立てて、もう一方の手で挟むと泡の弾力で両手はくっつかないくらいです。
いつかの石けんサイトでオススメされている洗顔の仕方は、「泡パック」です。私もこの方法を守って使用しています。
泡立てネットで泡立てたら、泡を顔に乗せます。ハンドプレスするようなイメージで顔に押し当てると、小鼻などの隙間にも泡が入り込んでいきますよ。
それだけで汚れが落ちるの?と思うかもしれませんが、酵素がタンパク質を分解してくれているで、クレンジングのように馴染ませたりする必要はないのです。泡が余ったら、ひじ、ひざ、かかとなどにつけると良いですよ。
泡を乗せている時間は、35秒です。長時間乗せすぎないように気をつけましょう。酵素洗顔だけでなく、他の洗顔料でも、長時間の洗顔はオススメしません。洗顔にかける時間の目安は1分以内が良いと言われています。
多少つっぱる感じもあるので、いち早く化粧水をつけて保湿してくださいね。いつかの石けんを使用した後は、いつもより化粧水の浸透(角層まで)が早い気がします。
私はヒリヒリする感じはないですが、敏感な方は様子を見ながら使用する方が良いと思います。公式通販で、定期購入すると少しお安く購入できます。週に一度、2センチずつくらいの使用なので、全然減らずコスパの良さを感じます!
価格 | 内容量 |
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1,980円(税込) | 100g |
乾燥肌の洗顔料選びで大切なのは、「洗浄力」よりも、「肌への優しさ」や「保湿力」です。美容液成分が入っていて保湿力が高い洗顔料や、必要以上に皮脂や角質を洗い流してしまうことがないアミノ酸系洗顔料を選ぶと良いでしょう。
気になる肌のごわつきや毛穴の汚れには、タンパク質を分解してくれる酵素洗顔を取り入れてみましょう。週に1回程度の使用でごわつきなどを軽減できますよ。