とにかく口コミで、高評価のエスティローダーのアイテムたちですが、手に取るまでには少しの不安も・・・
そんな不安を検証すべく!トライアルキットの3点をゆらぎ肌真っ最中の私が使った肌状態や、メイクとの相性を10日間検証しました。
エスティローダーの基本理論は、体内時計と細胞修復との関係がもとになっていて、
という点に着目して開発されています。
それらを踏まえた上で、キットに入っているアイテムを大きく働きで分けると、
という構成です。
各アイテムごとに目的に合わせた独自開発成分が配合されているので、期待感は高いです。ただし、独自開発成分が多いほど開発までの研究費も必要となるため高価格帯となる傾向があります。
エスティローダーの独自開発成分でキーワードの一つとなっているのは、「発酵」です。トライアルキット裏に添付されている、全成分表示をみてみると・・・
と、発酵系の成分があることでもわかります。
発酵というと近年のブームという印象がありますが、エスティローダーでは、1968年の設立以来、酵母や真菌類から有益な発酵成分を得るための研究が重ねられ製品に応用されています。
また、米ニューヨーク州メルヴィルの「エスティローダー」の研究所内には、発酵成分の効果を最大限に発揮するための研究機関「発酵ラボ」もあり、実は発酵研究のパイオニア的な存在でもあります。
大手化粧品メーカーでは、有効成分の独自開発が腕の見せどころで、それが商品の価格帯に直結する部分でもありますが、「発酵ラボ」まで設立してしまうエスティローダーには、その底力を感じます。
エスティローダー公式サイトにてファーストトライアルキットを購入しました。
私用で受け取りが遅くなってしまったのですが、購入後翌日には発送準備完了のメールが来ていたので、2~3日以内に到着すると思います。
洗顔後、ローション、そして2種の美容液を使用した後、いつものお手入れ(乳液、クリーム等)をして完了、と使い方としては特別なことはなく、簡単でした。肌へのなじみもとてもいいのでストレスなく使えます。
無香料・アルコールフリー。個人的には、香りに敏感なので、少し原料臭が気になりましたが、使っていくうちに慣れる程度の香りです。
使用量については「適量」との記載のみで、なじみがいいので、「入るだけ入れてみよう」と使っていたら、予定の日数より、早く底をつきそうになり・・・。
エスティローダーの窓口に問い合わせをして聞いた平均的な量を後半は試してみたので、後述の各アイテムのレビューでお伝えしていきます。
海外ブランドのコスメということで刺激が気になるイメージでしたが、このマイクロエッセンスローションは日本人の肌向けに開発された商品です。
独自開発成分「マイクロ ニュートリエント バイオ ファーメント」(ビフィズス菌培養溶解質、乳酸桿菌発酵液、アセチルヘキサペプチド-8の複合成分)を配合しており、肌悩みとしては、
がキーワードとなっています。
「洗顔後、適量をコットンに含ませ、顔全体から首にかけてなじませます。」とあります。
一般的な化粧水の使用量は、コットンに500円玉大ですが、首へもなじませることを考えてそれより少し多めに使うと摩擦の心配も少なくなりおすすめです。
※写真の通り、口がとても大きくて、出すぎてしまう失敗が多々・・・。お気をつけください!
↑ちょうど、蓋と同じ位の量です。
テクスチャーは、ややとろみのある感じですが、パッティングをするとサーっとのびていきベタつきもありません。実際に使ってみたところ、アメリカのブランドで日本人には合わないという感じはなく、敬遠するほどの使用感ではありませんでした。
しかし、ゆらぎ肌の私は、パッティング直後は少しピリピリと感じることがありました。手のひらでゆっくり塗布すると、ピリピリ感を感じなかったので、刺激に弱い方は手のひら使いがおすすめです。
全体的には、なめらかな肌に仕上がりましたが、オイリードライ肌の私は時間が経つと口周りに若干粉吹きが起きてしまいました。乾燥しやすい部分は、少しなじませる時間を多くすると◎です。
アドバンスナイトリペアSRコンプレックスⅡはエスティローダーのNo.1美容液で、マルチエイジングサイン向けの商品です。
「クロノラックス CB™ テクノロジー」(夜のスキンケアの重要性に着目したテクノロジー)が、肌にとって重要な時間である夜に潤いを与えます。また、ヒアルロン酸も配合しており、乾燥による小じわを目立たなくします。(※効能評価試験済み)
「化粧水の後、適量を顔全体から首にかけてなじませます。」とあります。
↓一般的な美容液の使用量を、と考え、まずパール1粒分程度を使ってみました。
この量だとあっという間に肌になじんでいき、首にかけてまではちょっと伸びづらかったです。
↓ということで、次からは、1円玉大に変更しました。
テクスチャーは出したときはとろりとしていますが、伸ばすとあっという間にするするとなめらかにのびていき、伸ばしたことを忘れるくらい表面に残った感じはしないのでとても扱いやすいです。
香りは、このアイテムが最も、原料臭が気になりました。いわゆる「発酵系」の香りといった感じで、慣れるまでは正直「臭い・・・」と困りましたが、使うごとに慣れてきてそんなに気にならなくなりました。
さて、前述していた、「適量」についてです。実は、このアイテムがまずなによりも先に無くなってしまいました。
問い合わせたところ、基本は1回「パール粒」の使用とのことでしたので、1円玉大は基本より多めということになりますが、なじみのはやさと首までケアをすることを考えると、オイリードライ肌では肌への摩擦等も踏まえやはり1円玉大ほどを使用した方がおすすめです。
使用後は、もっちり、すべすべの肌触りになりました。
アドバンスナイトリペアSRコンプレックスはアドバンスナイトリペアの目もと用ジェルクリームです。
前述のクロノラックス CB™テクノロジーを含む、独自の3つのテクノロジーが1日中たっぷりと保湿しながら、乾燥などの主要な肌悩みから目もとを守りふっくらとなめらかで若々しい印象の目もとに導きます。
「化粧水、美容液の後、少量を指先にとり、目の下、目じり、まぶたにのせ、やさしくたたきこむようになじませます。」とあります。
↓一般的な目もと美容液の使用量を、と考え、まず左右の目もとに各米粒1粒分程度を使ってみました。
アドバンスナイトリペアSRコンプレックスⅡ同様、この量だとあっという間に肌になじんでいき、この倍量使ってみたりもしましたが、ベタつくことなくふんわりとした肌触りになりました。
問い合わせしたところ「1回の基本の使用量は、米粒1粒分程度で十分です」との回答でしたが、肌へのなじみが良いので欲張ってついつい多めに使ってしまいました。(もちろん、多めに使っても問題はないとのことです。)
テクスチャーは、かためのジェル状でスルスルとのびていき、最後に表面に少し被膜が残るような使用感です。多く使っても、昼間のメイクくずれもあまり気にならずキレイに仕上がったので使いやすかったです。
香りは、目もとということもあり特に気になりませんでした。
3アイテムを使った、1回の肌変化を比べてみました。
キメの皮溝の線がはっきりし、皮丘の部分がふっくらしました。小さい皮丘もはっきりしました。
(キメの見方・・・皮丘がふっくらしていて、皮溝がはっきりしているのがいい状態です)
エスティローダーのアイテムについて口コミを見てみると、下記のような内容が多くありました。
では、ポイントに分けて検証してみましょう。
10日間使用しての全体的な肌の感触は、なめらかになりました。毛穴に汚れがつまっている場合はまずクレンジングが先決ですが、肌をふっくらとさせ、キメを整えることができそうです。
これは、とても口コミが分かれるところでした!オイリードライ肌の私は、一定の保湿力は感じられましたが、口周りの粉吹きや笑った時の顔中心部の表情ジワが少し目立つと感じることもありました。
アドバンスナイトリペアアイSRコンプレックスについては、目じりの感触がふっくらしてきた感じがありました。
特にローションについてですが、敏感肌でも刺激が少なく使えたという口コミがある一方、ピリピリした、熱く感じた、という口コミも多く見られました。
私はコットン使いではピリピリと感じましたが、手のひらで少しずつなら大丈夫でした。肌への刺激については、それぞれの肌に合わせて使うことが大切です。特に肌が敏感な人は少しの量から始めて試してみる方がいいですよ。
これは感じている方が多いようです。私は、香りに敏感な方なので始めの3日間ほどは、これを使い続けるのか・・・とちょっと困っていましたが、少し経つと慣れてきました。個人の慣れ具合によると思います。
特別セット価格 | 容量 |
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3,850円(税込) | 以下セット内容ご参照ください |
エスティローダー ファーストトライアルキットは、とにかくなじみが早く扱いやすいので「つかいこなす」手間がかからず、ストレスフリー!価格は高めですが、継続して長期戦でエイジングケア(※年齢に応じたお手入れ)をしていきたい方にはおすすめ!乾燥傾向の肌の方は、部分的に多めにつけたり定期的にローションマスクシートに塗布して集中的にケアする等の工夫が必要です。
全体としては、やはり王道ブランド!簡単・時短でケアできるのは、長年の研究力の賜物だと実感しました。肌の不調を感じている方には、少々高価格ではありますがぜひ試してみて!とおすすめしたいアイテムでした!