敏感肌の人でも、スキンケア〜メイク下地まで自身の肌質に合ったアイテムを使用することで、上から重ねるメイクアイテムの影響を受けにくくなります。
土台がしっかりしていればお肌が整い、外的刺激の影響も受けにくくなっていくので、敏感肌の人はメイクアイテムを低刺激なものにするよりも、まずは自分の肌に合ったスキンケアアイテムを固めていくことが大事です。
この記事ではミネラル・オーガニックコスメに限らず、敏感肌である筆者が気に入っているおすすめのスキンケアアイテムをご紹介します。
マルクパージュ オールインワンゲルはどんな肌質の人でも使えるオールインワンジェルです。
スマートなポンプボトルなので、使い勝手がよくて気に入っています。
成分に海藻由来のエキスと多肉植物由来のエキスが配合されているので、ぷるっとした質感が特徴的です。
アルコールや石油系界面活性剤などの成分が配合されていないのに加えて、植物性成分の刺激を受けやすい私の肌でもトラブルなく使用できている点からも、日々愛用しています。
水と保湿剤と植物エキスというシンプル設計で、敏感肌の人でも使いやすいアイテムです。
仕上がりがもっちりとしたうるおい感がしっかり残るので、夜使うときにも保湿感があります。朝のメイク前に使うときは、半プッシュにするなどして量を調節して使用しています。
プチプラのオイルクレンジングは、ミネラルオイルが主成分のものが多いのですが、これらは脱脂力が強力なので、どんなメイクもさっぱりスルッと落ちる反面、肌に必要な皮脂も落としていくので、洗い上がりが乾燥して突っ張ることがあります。
カウブランドのオイルクレンジングはプチプラアイテムですが、ミネラルオイルではなくツッパリ感が少ないエステル系オイルを使用しているので敏感肌の私でもつっぱることなく使用できました。
そして本品が800円台、詰め替え用700円台というコスパの良さとプチプラ具合は、他に真似できないオイルクレンジングです!
4種類のヒアルロン酸を配合している化粧水で、手に出すときはシャバシャバしているのですが、肌に馴染ませていくときにとろみを感じ始め、それでいて肌にすっと馴染んでくれるところが気に入っています。
サイズが選べますが、私はバシャバシャと使えて、顔だけでなく全身に使うことができるので、大容量の400mlを買って洗面台に置いています。
仕上がりは、ヒアルロン酸が多く入っているので少しペタペタします。湿気の多い日であればこれ1つでスキンケアを終えても大丈夫でした。
化粧水だけで保湿効果が高いのにプチプラという点が魅力的でリピートしています。乾燥性敏感肌の方にはかなりおすすめです!
乾燥性敏感肌に着目したキュレルの中で、美白(※)ケアシリーズがあるのに驚きました。
以前に他ブランドでの美白(※)ケアシリーズを使用した際に、ピリピリとした刺激と赤みを生じたことがあったのですが、こちらは美白(※)有効成分として植物由来のカモミラETが配合されており、赤みやヒリつきをあまり感じずに使用することができました!
(※)メラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを防ぐ
製品は無香料ですが、乳液とクリームには潤い成分としてユーカリエキスが配合されており、その独特の香りが個人的にとても好きでした!
テクスチャーはこっくりというよりもサラッとしていて、仕上がりのベタつき感も少なかったです。
それでも翌朝の肌が乾燥していることはなかったので、かなり高機能だと実感しました。
韓国コスメでトレンドになっているシカクリームです。
韓国ではエステの後などの沈静クリームとして使われているクリームとしてメジャーで、各メーカーから出ています。
クリームというよりもジェルのような質感で、中にビタミンC誘導体を閉じ込めた白い粒々のカプセルが入っています。
伸びがいいテクスチャーなので、少量で全顔に使えるので長持ちする。
クリームのこっくりさや重めの感触が苦手な方におすすめです!
韓国コスメは香料がしっかり入っていたり、日本のコスメには配合されていない成分が入っている場合がありますが、このクリームで赤みやヒリつきを感じることはありませんでした。
敏感肌でスキンケアアイテムに迷っている人は、まず自分の肌が何に敏感に反応しているのかを知ることがとても大事です。
敏感に反応する成分として、主に
などがあります。
これらの成分は絶対悪ということではなく、化粧品を作る上では必要な成分でもあります。
例えばアルコールは清涼感を与え、香料は使用時の心地良さや香りによるストレス軽減などももたらしてくれますし、防腐剤が入っていることで化粧品を長持ちさせ、製品の鮮度を長く保つことができます。
自身の肌が何の成分に反応するのかを把握して、その成分が含まれないスキンケアアイテムを選ぶことができると自分に合ったアイテムを見つけられます。
また敏感肌にも優しいアイテムであっても、使用方法によって刺激になってしまうことがあります。私自身もよく経験しているのですが、スキンケアアイテムをたっぷり使うことで、肌が痒くなってくることがあります。
保湿保湿!うるおい!と思って、たっぷり塗りたくなる気持ちは分かるのですが、ジェルやクリームが肌の上に長時間残っていると空気中のゴミやホコリが顔についてしまい痒くなってくることもあります。
規定量をしっかり守ることも大切なポイントです。
敏感肌の人が最初に思いつくことは、【ミネラルコスメを使用する】ことです。
またオーガニックコスメなら肌に優しいという考えでアイテム購入をしてしまうのは、正直危険です。というのも敏感肌の筆者は植物性のオーガニック化粧品の使用を控えているからです。
ミネラルコスメやオーガニックコスメには防腐剤に値するものが配合されていないので、普通のコスメよりも消費期限が短く、早々に使い切る必要がありますが、知らずに長期間使ってしまうと、逆に肌荒れの原因にもなるので、注意が必要です。
今回は敏感肌コスメコンシェルジュの筆者がリアルにヘビロテしているスキンケアアイテムをご紹介しました。
ミネラルコスメ・オーガニックコスメはほとんど使用していません。
私の場合は、アルコールとピーリングに適した成分(サリチル酸、AHAなど)、植物性成分をメインに反応するので、そこだけ避けるようにしています。
ミネラルコスメやオーガニックコスメなら敏感肌に良いという事ではありませんし、高いから良い、安いから悪い、ということも決してありません。
それぞれの肌質によって合う合わないが必ずあります。一番いい方法は、トライアルサイズで2~3週間お試しをしてみて、問題がなければ継続して使用していくという方法です。