毛穴の汚れ、黒ずみがよく落ちて肌の透明感が上がると人気の酵素洗顔。
多くの酵素洗顔アイテムがある中でも、黒っぽいパウダーが印象的なファンケルディープクリア洗顔パウダーを30代乾燥肌の私が2週間使用してみました。
洗い心地、毛穴の汚れや黒ずみの変化、つっぱりや刺激を感じるのかレポします。
ファンケルディープクリア洗顔パウダーは、「毛穴ごっそり大掃除」をキャッチコピー(製品パッケージより)にしている、黒っぽい色味が印象的な酵素洗顔料。
多くの美容雑誌やサイトで取り上げられているので1度は目にしている、もしくは愛用している方も多いと思います。
1回分が個包装されており、30個、毎日使用して1か月分が入っています。
1個ずつ1回分なので、都度量を調整せずとも使用できるのが楽ちんです。
基本の使い方は朝晩いずれかの1日1回です。1回分はティースプーン1杯ほど。
ファンケルディープクリア洗顔パウダーは炭や吸着泥が配合されているとみてもわかるような黒っぽい色味です。
粒子はとても細かく、ふるいにかけた小麦粉のようにさらさらとしています。
服につかないようにとパッケージに注意書きがありますが、パウダー状でも泡立てた状態でも服につくと落ちにくいので、取り扱いにはお気を付けください。(すぐに流水でもみ洗いすれば落ちました)
水滴をたしていくように少量ずつ水を加えて泡立てます。一気に水につけると水分の多いべちゃべちゃした泡になるので少量ずつを心がけましょう。
泡立てが苦手な私には、手だけでは少々粗めの泡になってしまい、きめ細かな泡にするのが難しかったです。ネットを使用すると、簡単にふわふわとした泡立ちになりました。
酵素パウダーの泡立ちはいまいち、といった印象を持っていた私。
しかし、こちらのファンケルディープクリア洗顔パウダーは単品でも十分やわらかできめ細かな泡を作ることができます。逆さにしても泡だれしません。顔をうずめたくなるほどのもこもこもっちりした泡で、いざ洗顔スタート!
まず泡をのせるのは毛穴の黒ずみが気になる小鼻から。
次に皮脂分泌の多いTゾーン、古い角質がもたらすくすみを取りたい頬へとのせていき、全顔に広げていきます。すーっと泡を広げたら、小鼻だけくるくると泡を動かしてすぐに洗い流します。
もこもこ泡が肌を包むようでとても心地よいのですが、乾燥肌が悩みの私はさっと泡を滑らせるくらいですぐに洗い流すようにしていました。
泡切れがよく、数回のすすぎで泡は落とせますが、洗浄成分が肌に残っていることも考えられるので20~30回は洗い流します。温かくも冷たくもない温度のぬるま湯を使いましょう。
すっきりさっぱりとした洗い上がりになりますよ。
洗顔は汚れを落としたいという気持ちから、じっくりとしっかりと洗いがち。洗いすぎによる乾燥につながるので1分以内にすすぎまで終えるようにしましょう。
とくに今回使用しているのは酵素洗顔。
酵素は肌の表面にある角質(タンパク質)を分解することで一皮むけたような透明感につながるのですが、酵素が肌にのったままだと、留まるべき角質までも分解されてしまい、肌トラブルにつながる恐れがあります。
すーっと泡を広げたらささっとすすぎましょう。
酵素洗顔は肌が乾燥する、つっぱるというイメージがありましたが、ファンケルディープクリア洗顔パウダーにはアミノ酸系洗浄成分、糖、ヒアルロン酸が配合されており、肌の潤いを奪いすぎることなくしっとりと洗い上げることができました。
洗顔後のつっぱりも感じたことはありません。
洗い上がりの肌も、1回の使用ではすっきりしたなぁというくらいでしたが、2回目3回目と使用の回数を重ねるごとに自分の肌に惚れ惚れするように。
するんするんの手触りで、絹のようなといっても過言ではないほどしっとりしなやかな肌になりました。余分な角質を落とせたおかげで肌が明るく見えるようにもなりました。
また、私は、夜はせっけんでメイクオフすることがほとんどで、ダブル洗顔はしません。そのためファンケルディープクリア洗顔パウダーは朝使用していました。
古い角質が除去されているのでスキンケアなじみもメイクののりもいいです。朝の肌の調子がいいと一日調子よく過ごせる気がして気分がいいですよね。
古い角質を除去してざらつきやくすみがとれるファンケルディープクリア洗顔パウダー。
2週間毎朝使用し、惚れ惚れするようななめらかな肌感触になるのと同時に気になってきたのは肌の赤みです。乾燥やひりひりとした刺激は感じなかったのですが、少しずつ洗顔後の肌が赤みを帯びるようになりました。
私はもともと皮膚が薄く、毛細血管の赤みが肌にでてしまいやすい肌質。
赤みが出る原因は気温の急変や肌のバリア機能低下によるものと考えています。
ファンケルディープクリア洗顔パウダーは洗浄力が高く、毎日の使用することは、私の肌には少々刺激が大きかったようです。
使用開始から2週間目以降は使用を週に1、2回程度にとどめていますが、毎日の使用時と比較すると赤みがでにくく、するんとした手触りの肌になっているように感じます。
赤みが目立たなければ毎日使いたいところではありますが、健やかな肌を保つには肌状態に合わせた使用頻度にすることが肝要ですね。
私と同じように(肌トラブルでなく毛細血管の)赤みがでやすい方は2日に1回程度からお試しすることをおすすめします。
ただし、わずかでも刺激を感じる赤みの場合は製品が肌に合っていない可能性がありますので、使用を控えるようにしてください。
私は肌の油分が少なく、かさつきがちな乾燥肌。皮脂が少ない私の小鼻の黒ずみは、ベースメイクでカバーできるほどです。
洗顔時には小鼻に泡をころがすようになじませていました。洗い流した後には黒ずみがほとんど目につかないほど目立たなくなります。
毛穴の黒ずみの原因は皮脂や汚れ、古い角質の排出が滞り硬くなった角栓の酸化です。
ファンケルディープクリア洗顔パウダーに配合されている炭や吸着泥がそれらを吸着、除去するので、使用を重ねるたびに黒ずみが軽減すると考えられます。しかし、洗顔から時間を置くと毛穴の黒さがでていたこともあり、2週間の使用では私の肌に大きな変化は感じられませんでした。
ファンケルは無添加化粧品ブランドとして認知されていますよね。
こちらのファンケルディープクリア洗顔パウダーも、防腐剤、香料、合成色素、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤、エタノールが不使用です。
配合成分によっては刺激を感じることのある私ですが、肌トラブルを感じることなく使用できました。
ファンケルディープクリア洗顔パウダーの使用期限は未開封で製造年月日から3年です。
酵素は水を加えるとすぐに活性化をはじめるので湿気にさらさないよう留意しなければいけません。そのため開封後は即時使用で使い切りが原則です。
ファンケルディープクリア洗顔パウダーは個包装になっているので使用の間隔をあけることも可能ですし、保存もしやすく使い勝手がいいのが私には高評価ポイントでした。
刺激や乾燥をほとんど感じず、つるんとなめらかな肌に洗い上げてくれたファンケルディープクリア洗顔パウダー。毛穴の黒ずみにあまり変化はなかったのですが、古い角質がなくなったためか、くすみがとれて肌に明るさが感じられるようになりました。
また、使うごとに惚れ惚れするほどやわらかな手触りになる自分の肌にウキウキしつつも、皮膚が薄く赤みを帯びやすい私には毎日ではなく日をあけての使用がよいように感じました。
脂性肌や普通肌の人は毎日でも、乾燥肌の人は肌状態に合わせて週に1、2回の使用とするとよいかと思います。
ぜひファンケルディープクリア洗顔パウダーで磨きあげられていく肌をご堪能ください。
1日1回の使用が基本のファンケルディープクリア洗顔パウダー。すっきりつるんと洗いあがるのはとても魅力的でしたが、赤みが気になる私は週に1、2回の使用がちょうどよいと感じました。
毛穴の黒ずみは2週間の使用だけでは目覚ましい効果を感じるところまでに至りませんでしたが、肌のつっぱりや刺激などをほとんど感じることなく洗顔パウダーを使うことができました。
自分の肌状態をみながら、使用頻度を調整したり、手持ちの洗顔料と混ぜてみたりとアレンジして使えるので、是非一度つるん肌を体感してみてください。