私は高校生の頃から鼻まわりの毛穴の黒ずみが悩みで、当時は貼って剥がすタイプの毛穴パックや、角栓をしぼり出すスティックなど、今思い返すと反省せずにはいられない肌にダメージを与えやすい間違ったケアをしていました。
それから10年程経過し、アラサーに突入すると毛穴よりも乾燥や古い角質によるくすみが気になってしまい、毛穴のケアを後回しにしてしまっていました。メイクで隠すことができるのもケアを疎かにしてしまいがちな原因のひとつです。
そこで改めて鼻まわりの毛穴の黒ずみ「いちご鼻(※)」と向き合うべく、ペリカン石鹸の『ドット・ウォッシー洗顔石鹸』を使ってみることに!
アラサー乾燥混合肌が毛穴汚れに着目した洗顔石鹸を実際に使ってみての使用感をレポートしていきます。
箱を開けると、つい触り続けてしまいたくなるような、ツルツルの洗顔石鹸が出てきました。
着色料は使われていないので、配合されている黒砂糖やガスールクレイ(泥)本来の色によってグレーがかった色になっています。
手に持ってみると大きさはこれくらいです。
全く凹凸がなくつややかなので、まるで何かのたまごのようですね!
『ドット・ウォッシー洗顔石鹸』は朝と夜どちらも使うことができますが、いちご鼻ケアには夜の入浴での使用がより効果的です。
鼻の毛穴は温めることにより広がるので、より毛穴の汚れを取り除きやすくなります。時間がない時は電子レンジで温めたホットタオルを乗せてもいいですね。
洗い流すときに、つい身体を洗うのと同じ温度のシャワーを顔に当ててしまいがちですが、それでは肌が乾燥してしまうので、少し冷たいくらいの32℃〜34℃のお湯で洗うのがベストです。
早速30代乾燥混合肌の私の肌で、夜の入浴時の使用を試してみます。
洗顔石鹸が入っているビニールを開けるとクレイ(泥)の香りがフワッとしました。ぬるま湯に溶かして使うタイプのクレイパックと同様の香りです。
ドット・ウォッシー石鹸は合成香料フリーですが無臭ではないので、原料の香りはしています。
公式ホームページでは、植物由来の精油をブレンドした「シトラス・アースの香り」と書かれていますが私は泥の独特な香りしか感じることができませんでした。
洗い流すとにおいは取れるので長時間気になることはありません。
軽く湿らせた洗顔ネットに入れて10回ほど回転させてできた泡がこちらです。
思ったよりボリュームはなく、濃密な泡というよりは空気を多く含んだシュワシュワとした泡で、洗顔石鹸同様に少しグレーがかった泡になっています。
粉末状のクレイ洗顔は泡立ちにくいですが、『ドット・ウォッシー洗顔石鹸』は粉末状に比べると泡立ちがいいです。表面がツルツルとしているせいか、手で泡立てるとなかなか泡立たないので、洗顔ネットで表面を擦りながら泡立てた方が泡立ちやすいです。
肌に当てると消えてしまうくらい軽い泡なので、もの足りないと感じた場合はさらに泡を足すと良いでしょう。そっと顔全体にひろげ、ぬるま湯で洗い流すとオイルクレンジング後の肌のような感触が残ります。
洗顔石鹸でオイルの感触を感じたのが初めてだったので新鮮でした。このオイルのようなヌルつきはしばらく洗い流さないと落ちません。
やっとヌルつきが取れた時は、カサカサすることはなかったものの若干肌のつっぱりが感じられました。しっとりとした洗い上がりというよりは、さっぱりした洗い上りに近いです。
こちらは洗い上りの手の甲です。つるっとしてなめらかになりました。
顔に使用した場合には、気になっていたいちご鼻のザラつきはなめらかになり、鼻と同じように気にしていたあごのザラつきも気にならなくなりました。
高校生の頃、知識もなく誤った毛穴ケアをしていた私、例えば貼って剥がすタイプの小鼻ケアシートを使用していた時は2〜3日鼻だけが真っ赤っかになっていましたし、角栓を絞り出すスティックを使った時は肌を傷つけてしまい、ひどい時には出血したりニキビのようにポコッと赤く腫れたりしていました…。
こういった方法は一時的に毛穴の黒ずみや汚れが解消されたかのように見えますが、結局はどちらも肌を傷つけているだけなので、いちご鼻に悩んでいる人は、時間がかかっても毛穴ケアに特化したドット・ウォッシー洗顔石鹸などを使用したお手入れを継続していくことが大事です。
『ドット・ウォッシー洗顔石鹸』はベットリ脂汗が気になる20代女性をターゲットにしているので乾燥混合肌で年々皮脂が少なくなっているのを実感している30代の私が使うには必要な皮脂まで落としすぎてしまうなと感じました。
洗顔後すぐにスキンケアをすることで、つっぱり感はカバーできたので、乾燥混合肌の私の場合は、毎日ではなく週に2〜3回夜の洗顔に取り入れるという使用法で使い続けています。
私は細かい文章の説明書きは読まないことが多いのですが、このように可愛いイラストつきだと読みたくなりますね!
『ドット・ウォッシー洗顔石鹸』は「モロッコ溶岩クレイ」という泥の成分により古い角質を吸着して落とし、「アルガンオイル」で毛穴に詰まった汚れをクレンジングし、さらにローズ由来の皮脂コントロール成分で水分と油分のバランスを整えてくれます。
いちご鼻に見えてしまう汚れのもとを、吸着し洗浄しつつ肌を整えてくれるということですね。
また、下記のようにアレルギーの原因となりやすい成分が使われていないのが特徴です。
ドット・ウォッシー洗顔石鹸を実際に使ってみて感じたメリットとデメリットを紹介します。
ドット・ウォッシー洗顔石鹸を使うことにより、鼻やあごのザラつきがすっきりし使い続けることによってなめらかさが増します。
肌が乾燥気味で使用後につっぱりを感じる場合は、洗顔後すぐにスキンケアをすると乾燥を防ぐことができます。
乾燥肌の人は石鹸を使う頻度を抑え、週に2〜3回、夜の洗顔に使うようにするとつっぱり感が気になりにくくよさそうです。
高温多湿の場所、たとえばお風呂場などでドット・ウォッシー洗顔石鹸を置きっぱなしにしていると、予想以上に早く溶けてしまうので、使用後はできるだけ風通しの良い場所に置くようにしましょう。
パッケージの顔の鼻の部分が苺のつぶつぶになっていて、一度見たら忘れることができない強烈な印象のパッケージ。実際、商品名を聞いてもピンとこなかった私ですが、この箱を手にすると「あ〜!何度か見たことがある!」と思い出しました。
余談ですが、これは毎日洗顔をすることを楽しんでもらうために生まれたキャラクターで、ウォッシーくんという名前がちゃんと付いているそうですよ!
私は東急ハンズで購入しましたが、楽天市場やアマゾンなどの通販サイトでも購入することができます。ドラッグストアでも購入できるようなので、何店舗かのドラッグストアで探してみましたが、私は残念ながら出会うことができませんでした。
長年気にしていた「いちご鼻」はドット・ウォッシーの洗顔石鹸を使うことにより、触った感じのザラザラ感がなくなりなめらかになりました。いちごの種に見えるプツプツとした黒ずみに大きな変化は感じられませんでしたが、毛穴のケアは一瞬でできるものではないので使い続けることで効果が期待できます。
皮脂が多い女性向けに作られているため洗浄力が高めで、乾燥肌の方や皮脂が少ないなと感じている方は様子を見ながら使うことをおすすめします。