資生堂のスポッツカバーファウンデイションは、もともとやけど跡や傷跡に悩む方の精神的負担を減らすために開発された商品とのことで、そのカバー力は他のコンシーラーと比べても非常に優れているアイテムです。
資生堂のスポッツカバーの特徴や効果、クマやシミをカバーすることができるのかを実際に体験。口コミや使い方、色選びなども詳しく解説します。
資生堂のスポッツカバーファウンデイションは、優れたカバー力を持つファンデーションです。ベースカラーとコントロールカラーの2種類がありますが、今回はベースカラーを紹介します。
ベースカラーにも全体用と部分用があり、S100などと表される全体用はやわらかめのテクスチャー、H100などと表される部分用は伸びにくく固いテクスチャーという特徴があります。
全体用はうすいあざなどを広い範囲でカバー※でき、部分用は濃いあざやシミ、傷跡を部分的にカバー※することができます。
※メーキャップ効果による
スポッツカバーは、名前がファウンデイションとなっていますがファンデーションとしてもコンシーラーとしても使えるアイテムです。
1980年に発売され、今なお人気のロングセラー商品となっています。
色展開が全6色と豊富で、色黒さんや男性でも使用できるよう暗めの色も発売されています。
明るめの色、暗めの色と混ぜて自分の肌にぴったりの色を調節できるのも魅力的です。
価格も1,320円(税込)普通のメイクでは隠しにくいシミやあざ、傷跡をカバー※することができるので、一つ持っておくと心強いアイテムです。
※メーキャップ効果による
スポッツカバーの口コミでの評判はどうなのか。スポッツカバーの良い口コミと悪い口コミを調査した結果を発表します。
スポッツカバーの口コミを見たところ、良い口コミでは、カバー力の高さやコスパの良さを高く評価している方が多かったです。
一方で、カバーは確かにできるけど厚塗り感がすさまじい、乾燥してひび割れてしまう、などの声もありました。表情でよく動く目元や口もとは使い方次第でひび割れを防ぐことができます。
スポッツカバーを使って肌が乾燥してしまう方は、スキンケアの段階でしっかり保湿をするように心がけましょう。
資生堂のスポッツカバーはかなりコンパクトサイズなので、持ち運びにも便利。今回は使いやすいと口コミでも人気の標準色、S100を使用してみました。
スポッツカバーを指ですくってみると、ソフトなテクスチャーですがかなりこっくりとしています。
スポッツカバーを手の甲に出してみると思ったよりも色が濃いめ。オレンジよりの黄色なのでイエローベースさんの肌に合いそうです。もったりとしていますが、柔らかい質感なので意外と伸びが良く、密着度が高いです。
実際に手の甲に伸ばしてみると、かなり厚みがあるので量が多いと少し厚塗り感がでてしまいます。少量で薄く伸ばしていくときれいに伸ばすことができます。
ソフトタイプなのに、少し硬めで油分が多いこってりとしたペースト状のテクスチャーで、伸ばすとしっかり肌に密着してくれます。
時間が経つとベタつきが消え、さらっとした仕上がりに。
メイク初心者さんでもコツがいらず、少量で十分にカバーできます。ちょっと色が濃いかなと思うかもしれませんが、イエローベースの色白さんならこれくらいの色がベスト!
ポーラのホワイトショットの化粧下地を塗った状態です。これからスポッツカバーを使っておでこのニキビをカバーしていきます。
下地のみを塗った状態です。赤いニキビが少し目立っているのがわかります。
スポッツカバーを部分的に少量のせて伸ばした状態です。赤みはキレイにカバーできました!スポッツカバーの境目をトントンとぼかしていくことでかなり自然になります。部分的に綿棒を使用するのもおすすめ。
スポッツカバーファウンデイションは、油分と粉体のみで構成されているため、水分の多いファンデーションや下地との相性がイマイチ。
手持ちのファンデーションで油分の多いものと組み合わせるとキレイにお悩みをカバーできます。
毛穴もカバーできますが、コンシーラーの油分により毛穴が詰まりやすくなってしまいます。
カバー力が高い分、落としにくい構成なので、クレンジングはしっかりと行いましょう。
黒いほくろや黒いシミは薄くはなりますが、Re:cosme編集部スタッフのテクニックでは完全に消えてくれませんでした。
S100は、ニキビ跡などの赤み、色素沈着によるクマ、薄めのシミは自然にカバー※することができ、非常に使い勝手が良いカラーです。
※メーキャップ効果による
スポッツカバーの使い方や色選びのコツを紹介。相性の良い下地やパウダーについても解説します。
資生堂のスポッツカバーは全6色あります。濃いシミ・そばかす・ニキビ跡・傷跡には色番号がHで始まるハードタイプ、目の周りのクマ・くすみ・薄いアザには色番号がSで始まるソフトタイプがおすすめです。
明るさについてですが、シミ・そばかす・ニキビ跡は使用しているファンデーションと同じ色か少し濃いめの色を、濃いシミはシミと肌との中間色を選びましょう。
寝不足や血行不良が原因の青クマにはイエロー系を、色素沈着による茶クマにはファンデーションより明るめの色がおすすめです。
色が肌に合わないときは、補正色(コントロールカラー)のC1を混ぜて使ってみてください。単独で使用するときは、C1は薄めの赤アザ・C2は濃いめの赤アザをカバーできます。
資生堂のスポッツカバーファウンデイションは油分と粉体でできているので、カバーしたい部分は二層式の崩れない系の下地を使用しましょう。
また、重ねるファンデーションも水が多いものだと弾かれてしまうので、油分が多いクリームファンデーションや二層式のリキッドファンデーション、油分の多いパウダーを重ねましょう。
スポッツカバーを使用した後にパウダーファンデーションを使用するときは、顔全体にはブラシを使用したほうがキレイにつきます。
上に重ねるパウダーはツヤのあるタイプが、ムラにならずに自然に肌に溶け込んでおすすめです。
スポッツカバーを上手に使うためのポイントは、気になるところに少量をのせ、カバーしたい部分はさわらずに、その境界をぼかしていくことです。
資生堂のスポッツカバーはこってりしたテクスチャーで厚塗りになりやすいので注意してください。
塗りすぎはヨレやひび割れの原因になるので、少しずつ量を調整して叩き込んでいくとナチュラルに仕上がります。
スポッツカバーを塗ったあとに、すぐにその部分だけにパフにパウダーをつけ、スタンプを押すようにぎゅっと押してください。
スポッツカバーの余分な油分を吸収し、肌と密着させることによって時間が経ってもスポッツカバーが浮いてきません!
これでもお悩みの部分がカバーできなかった場合は、再びコンシーラーを重ねるのではなく、リキッドやパウダーを指でトントンと重ねてみてくださいね!
資生堂のスポッツカバーは市販されているのでドラッグストアなどの店舗でも買えるのですが、販売しているところとそうでないところがあるようです。
口コミでも、「欲しいのになかなか見つからない!」という声が多く見受けられました。
資生堂のスポッツカバーはカバー力がすごい!と口コミの評価が高く、知る人ぞ知る人気アイテム。
今回はベースカラーのS100を使用してみましたが、部分用のハードタイプも試してみる価値ありです。
しかし、ドラッグストアなどの店舗では見つけるのが難しいという口コミが多くありました。
資生堂の公式サイトなら確実に手に入り、送料無料なのでスポッツカバーを買うなら資生堂公式サイトをおすすめします。