4種の植物オイルが配合され、肌を潤し保護する効果のあるSUQQUのトリートメントセラムプライマー(以下トリートメントセラムプライマー)は、VOCEベストコスメ2019下半期下地・BB・CC部門第1位を受賞しており、多くの女性から支持を得ている化粧下地です。
メイクくずれが悩みの30代乾燥肌コスメライターが、実際にトリートメントセラムプライマーを使用したメイク後の仕上がりや使用感、配合されている成分、メイクのキープ力などを検証しレポート、口コミも併せて紹介します。
実際にトリートメントセラムプライマーを使用した方の口コミをチェックしまとめてみました。
特にテクスチャーに関しては、みずみずしく塗りやすいので使いやすいと感じている人が多くいました。
6,600円(税込)という値段の高さや、色補正効果についてはいまいち満足できていない様子。
良い口コミとしてトーンアップや、塗りやすさ、保湿効果など(※)があがっていて、下地としての効果は満足度が高いように感じますが、実際に使用して口コミがどうであるのかを検証していきたいと思います。
トリートメントセラムプライマーの容器は薄いピンク色のチューブです。
チューブの先端が細くなっているため、出しすぎを防ぎ量の調節がしやすくなっています。
トリートメントセラムプライマーには紫外線吸収剤と紫外線散乱剤が配合されているため、UVカットの効果があります。
SPF15、PA+なので日常使いするには問題ありませんが、UVカット効果は弱めです。屋外でのレクリエーションなど外で過ごす時間が長く日焼けが気になる方はUVカット効果の高い日焼け止めを併用すると良いでしょう。
下地を手の甲に出してみると、下地の色は容器と同じ薄いピンク色でした。下地には肌悩みにごとに、おすすめのカラーがあり、ピンク色は血色をアップし肌をワントーン明るく見せる効果※があるカラーです。
ピンクの化粧下地により血色がよく見え、柔らかな肌感触を演出できます。特に色白な方ほど効果的です。
トリートメントセラムプライマーは乳液状でみずみずしさがあります。パール1個分の量を出してみましたがとても伸びがよく、この量で顔全体に下地を塗ることができ、肌に摩擦がかかりません。
肌なじみがいいので塗った後のべたつきはまったくなく、潤いの膜が肌を覆っているかのようなしっとりとした肌感触になります。
トリートメントセラムプライマーを塗った後の肌には、潤いがプラスされ自然なつやがでました。
トリートメントセラムプライマーには肌に潤いを与える成分として、ツバキ種子油、サフラワー油、月見草油、アンズ核油の4種の植物オイルが配合されています。植物オイルは乾燥している部分に油分を補給してくれる役割があります。
植物オイル以外にもエモリエント効果のある油性成分が多く配合されているので、肌をつややかに美しく仕上げてくれます。
トリートメントセラムプライマーはメイク崩れを抑える成分が配合されているため、メイクのキープ力が期待できます。手持ちのファンデーションを使用しメイクのキープ力を独自に検証しました。
まずはリキッドファンデとの相性をチェックしてみます。
普段使用しているリキッドファンデーション(マキアレイベルの薬用クリアエステヴェール)を使用し、午前9時ごろにメイクを行いました。
この組み合わせでメイクをするとカバー力はやや弱めですが、肌色をトーンアップし血色よく仕上がりました。トリートメントセラムプライマーの保湿力に加えてファンデーションに含まれている美容成分が肌を潤してくれるので、しっとりとした肌触りになりました。
この下地とファンデーションを組み合わせて使うことで、うるおいのあるしっとりとした肌に作り上げられるのでメイクのりがとてもよかったです。
メイク直後は写真のようなつややかなメイクの仕上がりになりました。この状態で2時間ほど外出し、それ以外の時間は空調のきいた室内で過ごしました。
写真は2時間後の状態です。メイク直後と大きな変化はなくつややかな肌がキープできています。
午後7時ごろになると少し毛穴落ちしましたが、ドロドロとしたくずれ方はせず、ふだん皮脂崩れしやすい頬は皮脂によるべたつきがあまりなくファンデーションがキープされていました。
乾燥が気になる部分はなくうるおっている状態がキープできており、乾燥によるメイク崩れはありませんでした。
公式サイトではライン使いをすると肌を美しく見せられることがアピールされていたので、ライン使いによるメイクの仕上がり、キープ力についても検証しました。
トリートメントセラムプライマーとSUQQUのエクストラリッチグロウクリームファンデーションを使用しメイクを行いました。
クリームファンデーションはカバー力があるため、薄いシミや色むらをカバーできてきれいな仕上がりになります。
クリームファンデの場合、ファンデーションの使用量が多いと毛穴にファンデーションが落ち込み毛穴が目立ってしまうので、ファンデーションの使用量に注意が必要!
ライン使いしてみましたがメイクのキープ力は手持ちのファンデーションとあまり変わりませんでした。
メイクの仕上がりも比べてみましたが、手持ちのファンデーションでもカバー力やツヤのある肌にできますが、ライン使いすることでより自然なツヤ感を表現できます。
今回試した2種類のファンデの場合は、メイクのキープ時間やメイク崩れの仕方などは大きな違いはなく、ライン使いでなくても仕上がりのきれいなメイクができました。
トリートメントセラムプライマーを実際に使用してみたメリット・デメリットをまとめました。
乾燥肌のコスメライターが実際に使用してみると、口コミにもあったようにみずみずしいテクスチャーが肌になじみやすく、しっとりとした肌感触が好印象でした。
メイク後の乾燥は気にならず、皮脂によるメイク崩れがあまり見られないためメイクのキープ力の高さを感じました。
公式サイトではライン使いを推奨しており、ライン使いすることでよりつややかな美しい肌に仕上げることができます。
ただファンデーションは相性があるという口コミが見られたので、まずは手持ちのファンデーションとトリートメントセラムプライマーで使用してみて、相性が悪ければSUQQUのエクストラリッチグロウクリームファンデーションを購入しライン使いを試してみるのも手です!
薄いピンク色の下地なので色補正効果が弱いと感じますが、素肌感を出しながら肌の色をトーンアップ※できるというメリットがあります。
下地の色補正効果は弱めですが使用するファンデーションでカバーするといいでしょう。
SUQQUのトリートメントセラムプライマーは、SUQQUの公式サイトや、Amazon、楽天市場Yahooショッピングなどの通販サイトで購入できます。
公式サイトでは11,000円以上の購入で送料が無料になります。その他の通販サイトでは、出品しているショップによって定価以上の価格で販売されている場合があるので注意が必要です。
SUQQUトリートメントセラムプライマー30g
6,600円(税込)
SUQQUには今回試したトリートメントセラムプライマー以外に2種類の下地があります。
トリートメントセラムプライマーは潤いを与えつつツヤ肌を演出してくれるのに対して、ブルーミンググロウプライマーは肌のくすみや色ムラをカバーできる下地で、リファイニングプライマーはメイク崩れしにくく、毛穴を目立ちにくくしてくれる下地となっています。
肌悩みに合わせて3種類から選ぶことができます。
SUQQUトリートメントセラムプライマーはみずみずしく伸びがいいテクスチャーなので、肌なじみがよく使いやすい化粧下地です。植物オイルやその他の油性成分が多く配合されているため、肌に潤いの膜を与えて保護します。
しっとりとした肌をキープし乾燥や皮脂によるメイク崩れを抑える効果に優れており、メイクの密着力を高める成分が配合されているのでメイク後の肌を美しくキープしてくれます。
乾燥によるメイク崩れが気になる人に向いている化粧下地です。季節によって乾燥が気になる方や普段から乾燥肌に悩んでいる人は、トリートメントセラムプライマーをぜひ使ってほしいと感じました。