言わずと知れたデパコスブランドCHANEL(シャネル)の化粧下地ルブランラバーズは、2019年6月にリニューアル!これまでも好評だった化粧の崩れにくさ、仕上がりの美しさに加え、保湿力もアップし、リニューアル前からの愛用者も多いアイテムです。
今回はシャネルの化粧下地ルブランラバーズの実力を確かめるべく、30代乾燥肌の筆者が実際に試してまるっと調査しました!
ルブランラバーズを使用された方のリアルな口コミを集めてみました。
ポジティブな口コミの内容では、崩れにくさや透明感のある美しい仕上がりを評価する声が多くみられました。
また、「価格が6,600円(税込)とお高めだけど、伸びが良く少量でいいので長く使えてコスパが良い」、「リニューアル前と比べて保湿力が高くなった」という声もありました。
ネガティブな内容では、香りに関してのものが多く「いかにも化粧品という感じが少し苦手」、「少し香りが強く感じた」という声が。香りは好みが分かれる部分ではありますね。
つける際にムラになる、季節によっては下地によって肌が乾燥するという声もありましたが、こちらに関しては事前の保湿ケアを念入りに行うことで解消できそうです。
今回私が試したルブランラバーズロゼの情報はこちらです。
CHANEL(シャネル)ルブランラバーズメークアップベース(ロゼ)
SPF40/PA+++ 30ml
本体価格6,600円(税込)
ルブランラバーズ全3色(ロゼ・オーキデ・ペッシュ)の中から、私は今回ロゼを購入しました。
主に以下のショップで購入できます。
公式オンラインショップ
全国の百貨店
商品箱を開けると、中に注意書きが入っていて、使用前にはボトルの上下を押さえながらよく振ることがポイントと書かれています。
振らずに中身を出すと、水っぽさが出たりムラになったりしてしまい、本来の仕上がりではなくなってしまうので、注意してくださいね。20回程度しっかり振りましょう!
手の甲に出してみると、色味はほんのりピンクがかった明るいベージュです。
粉っぽさのある香りが強く、香料がしっかりと使用されています。
「香りが少し苦手」という口コミもあったように、普段、無香料のアイテムを好んで使っている方は、少々気になってしまうかも。
傾けてもあまり流れず肌に留まるような、やわらかいクリームに近いテクスチャーですが、伸ばしてみると軽くてするするっと広がります。
途中少しパウダーっぽい感触になりますが、キシキシ感はありません。
口コミにも伸びが良い・高密着という声がありましたが、伸ばしてなじませると肌に薄くピタッと密着し表面はしっとりさらさら。
つけたては香りを強めに感じましたが、時間がたつと気にならなくなりました。
手に付けてみた様子はこちらです。
素肌よりもほんのりトーンアップして透明感と輝くようなつや感のある仕上がりになりました!
ルブランラバーズの上から2種類のファンデーションを重ねてみました。
左手はツヤ系のリキッドファンデーション、右手はハーフマット系のクリームファンデーションです。
リキッドファンデーションのほうは、下地のパール感と重なって、よりつやが高めの仕上がりに。クリームファンデーションのほうは、ファンデーションのハーフマットな質感が下地のパール感を少し抑えつつも、ほのかなつやは残ってふんわり柔らかい仕上がりになりました。
どちらの場合も、光を吸い込むような透明感と、自然なつや感が演出されてうっとり。つやが美しいという口コミにも納得です。
ルブランラバーズの持つ透明感・パール感の美しさを最大限活かすため、あわせるファンデーションはつやの出るリキッドや、みずみずしいウォータリーファンデーションが特におすすめです。
口コミに「リニューアル前よりも保湿力がアップした」との声があったので、朝、ルブランラバーズとファンデーションでメイクをしてから夜まで過ごして、肌の状態を確かめてみました。
屋外で冷たい空気や風にふれたり、暖房のきいた部屋で過ごしたりと、乾燥が気になりやすくなる状況でも、肌表面がカサカサしたり、つっぱるような感覚は全くなく、1日中快適に過ごすことができました。
ベタつかず軽いテクスチャーながら、つけたてはもちろん、時間がたってもうるおいをキープしてくれて、満足のいく保湿力です。
アイテムの良さを最大限に活かすために押さえておきたいポイントはこちら。
以下、1つずつ解説していきますね。
下地を塗る前に行うスキンケアは、下地をきれいに塗るために1番大切なポイントです。
うるおい不足で肌表面が乾燥していると、ネガティブな口コミにもあったように下地の伸びが悪くムラになりやすくなってしまいます。
ほっぺにつや玉が出てお肌がもちもちするまで化粧水をたっぷりとつけ、乳液やクリームも適量使って十分に保湿をしてから、下地を塗ってくださいね。
ルブランラバーズは保湿力の高い下地ですが、口コミの中には「冬は乾燥が気になる」という声もありました。
メイクしたては大丈夫でも、時間がたつと乾燥が気になるという場合が多いと思いますので、そのような方は、水分保持や肌を整える効果に優れたセラミド配合のスキンケアアイテムを取り入れることで、解消できると思います。
パッケージには使用量の記載がありませんが、パール粒大程度がおすすめ。
ルブランラバーズは伸びの良いテクスチャーですし、保湿をしっかりしておくことで、さらにするすると伸びますよ。
初めからたっぷり出してしまうのではなく少量から試してみて、少なければ足すようにしてみてください。
パール粒大を手の甲に出し、両頬、おでこ、鼻、あごの5点にのせ、人差し指・中指・薬指の3本でスタンプを押すようにペタペタと塗っていきます。
指の第2関節あたりまで使って手早く塗り広げましょう。
一方向に伸ばすよりも、スタンプ塗りしたほうがムラになりにくく均一にきれいにつけることができますよ!
顔全体に塗り広げたら、仕上げにハンドプレスでしっかりとなじませましょう。
下地の密着感がアップして高まり、時間が経っても崩れ知らずな仕上がりになります。
ルブランラバーズは、強めのパール感とトーンアップ効果で肌の透明感とつやがとてもきれいに出るので、この下地を使用した場合は、ファンデーションの使用量をなるべく少なめにし、透け感のある肌に仕上げるのが断然おすすめです!
パール感と光によって、全体的な肌の色むらは均一に整いますが、濃いシミやニキビ跡を完全にカバーすることは難しいです。
カバー力を高めようとルブランラバーズを重ね塗りしすぎると、質感にギラつきが出てしまいきれいな仕上がりにならないので、気になるクマやシミ・ニキビ跡は部分的にコンシーラーを使ってカバーしましょう。
ルブランラバーズは公式にも保湿力がアップしたと書かれていますが、これはリニューアル後新たに配合されたウメ花エキスによるものです。
ウメ花エキスはうるおいを与え、肌の水分の蒸散を防いでくれる成分で、1つ1つ手で摘み取ったウメの花から抽出したシャネルオリジナルの成分なのだそうです。
このほかにもヒアルロン酸やグリセリンなど保湿力の高い成分が配合されています。
ルブランラバーズにはアルコールであるエタノールが配合されています。
アルコールに敏感な方は、パッチテストをしてから、使用を検討してくださいね。
最後に、ルブランラバーズを実際に試した感想をまとめました。
のびの良いテクスチャーや密着感の高さ、つやと透明感のある美しい仕上がりは、どれも口コミ通りで非常に良かったです。
中でも、密着感の高さはメイクの崩れにくさにもつながっており、ほかの下地と比べても優れている点だと感じました。
また、強めの香りは好みが分かれるかもしれませんが、「つける際にムラになる」「冬は乾燥が気になる」という口コミに関しては、適切なスキンケアアイテムを選び、保湿を丁寧に行うことで解消できると思います。
6,600円(税込)と少し高価格ですが、実際試してみると機能性が高いですし、1本で3ヵ月くらい使えそうな気がしました。口コミにもあったように、コスパの良いアイテムだと思います。
シャネルのルブランラバーズは、なりたい仕上がりに合わせて選べる全3色(ロゼ・オーキデ・ペッシュ)の色つきメークアップベースです。
2019年6月のリニューアルにより保湿力がパワーアップし、長時間うるおいをキープできるようになりました。
SPF40/PA+++と日常生活には十分のUVカット力で、紫外線から肌をしっかりと守りながら、肌色補正によりお肌の色むらを整え、輝きのあるつや肌を演出してくれます。
CHANELのルブランラバーズを体験しました。
口コミの評判通り高い密着感で崩れにくく、やり過ぎ感はないのに絶妙なパールのつや感や、透明感を引き出す仕上がりがとても良かったです。
私を含め、つや肌メイクが好きな方にはたまらないベースだと思いますよ!
今回試したロゼ以外にも、よりナチュラルで健康的な肌色さんも使いやすいペッシュ、黄ぐすみを目立たなく見せ澄んだ透明感を引き出すオーキデとバリエーションがありますので、是非なりたい仕上がりに合わせて選んでみてください。