Tゾーンや頬に塗ることで、気になる毛穴を目立ちにくくしてくれるロレアルパリの部分用化粧下地・ベースマジック（以下ベースマジック）。
脂性肌で毛穴の開きがとっても気になる私としては、ぜひ使ってみたい一品です。
どれくらい毛穴を見えにくくカバーしてくれるのか、ファンデとの相性や皮脂による崩れの様子など、脂性肌が気になるポイントをしっかりとレポートしていきます。
ベースマジックに関する評価を口コミサイトやSNSで調べてみたところ、以下のような結果に。
といった毛穴・テカリへのアプローチに満足するものがとても多かったです。
一方、ネガティブな口コミには、
などの声が寄せられていました。
特に「ムラになる」「ダマになる」などの使用感に関する不満の声が多かったのが気になります。
評価が賛否両論分かれた、毛穴のカバー力・テカリや、不満の声が多く上がった使用感などに注目して、脂性肌の私がロレアルパリベースマジックを使って感じたことをお伝えしていきます。
毛穴に密着して目立たなくしてくれると人気のロレアルパリベースマジックを、脂性肌で開き毛穴が気になるライターが実際に使用してみました。
ロレアルパリベースマジックを手に取ってみると、ふわっと軽いスフレのような触感ですが、しっかりと固さもあります。
固さがあるためやや伸ばしにくいのですが、その分、ぴたっと肌についてしっかり密着する感じがしました。口コミでも密着感についての声がありましたが、肌にぴったりと吸い付く感覚があります。
ロレアルパリベースマジックは部分用下地なので、1回あたりの使用量の目安は米粒大。
これで、特に毛穴が気になる鼻周りはしっかりとカバーすることが出来ます。
頬・眉間などの毛穴も気になる場合は、米粒2～3粒程度を使用しましょう。指よりも、手の爪で取ると丁度いい量が取れるのでおすすめです。
ここで注意して欲しいのが、塗りすぎです。
量を多く取りすぎてしまうと、しっかりと伸ばすことが出来ず、ボロボロとしたダマになってしまいます。
ダマが出来てしまうと、このあとファンデーションを塗るときに引っ掛かってムラになってしまうことがあるので注意してください。
口コミサイトなどで「ダマになる」「ムラになる」といった不満の声が上がっていましたが、少量をしっかり伸ばすことでダマ・ムラを防ぐことが出来ますよ。
また1回の使用量がかなり少量なので、コスパも非常に良いのが嬉しいですね。
まず、ベースマジックを手に伸ばしてみます。
白っぽいピンクの色つきですが、そこまで強くないため、メイクアップ効果による色補正は特に感じません。
やや肌の血色などがぼやけ、マットでなめらかな肌に仕上がっている感じがします。
続いて、顔に使用してみます。
私は毛穴が気になるTゾーンと頬に使用しています。
下地のみでは、毛穴を目立たなくしてくれる効果はあまり感じませんが、スキンケアによるテカリ感が若干抑えられてマットになっています。
Tゾーン・頬以外に保湿系の化粧下地を使用したあと、プレストタイプのパウダリーファンデーションでベースメイクを完成させます。
少量をしっかりと薄く伸ばしたので、ファンデのすべりもよく、なめらかにつけることが出来ました。
鼻は毛穴の開きがかなりひどいのでまだ多少目立ちますが、頬の毛穴に関してはしっかりと目立たなくなっているので、かなりひどく開いている毛穴でなければかなり目立ちにくくしてくれそうだと感じました。
口コミサイトに「毛穴落ちする」という不満の声が上がっていましたが、この時点でファンデが毛穴に詰まってしまう状態にはなっていません。
毛穴を見えにくくするカバー力についての口コミは賛否両論ありましたが、毛穴が気になる私も満足できる綺麗な仕上がりでした。
メイク直後のお肌と、メイクをしてから6時間経過したお肌の状態を比べてみましょう。
この日の最高気温は15℃で、特別ひどい乾燥などは感じませんでした。
メイク直後と比べると、小鼻にかなりテカリが出てしまっているのがわかります。
口コミでもテカリについての声があがっていましたが、朝メイクして夕方くらいにはこのくらいのテカリ具合になってしまうようです。
また、ファンデが浮いてしまっているので、毛穴の黒ずみもやや目立つようになっています。
ベースマジックは、毛穴をぼかして目立たなくする効果がある部分用化粧下地で、テカリを抑えるなどの効果は言及されていないのですが、ちょっと残念ですね。
6時間経過したところで、皮脂をスポンジでオフしていきます。
皮脂でファンデもだいぶ浮いていて、一緒に取れてしまったので、上から軽くファンデを塗り直してみました。
メイク直後より若干目立ちますが、ある程度きれいにメイク直しが出来ました。
この時点でも、ファンデの毛穴落ちは起きていません。
余分な皮脂をスポンジなどで優しくおさえて取り除き、少量のファンデをつけることで、毛穴落ちをふせいできれいにメイクを直すことが出来ます。
口コミの中には「単品だと乾燥する」というものもありましたが、脂性肌の私はあまり乾燥が気にならないタイプであり、特にかさつきなどを感じることはありませんでした。
基本的には単品で使用するものではないので、保湿力の高い別アイテムをプラスすることで乾燥は避けられるのではないかと思います。
脂性肌の私が気付いた、ロレアルパリベースマジックを上手に使うポイントを2つご紹介します。
ベースマジックを使用する上で一番大切なのは、少量をしっかり伸ばすこと。
この化粧下地の使用量の目安は1回あたり米粒大。塗りすぎるとボロボロとダマになり、ファンデのノリが悪くなったり、ムラになったり、メイク崩れを起こしやすくなったりします。
ベースマジックは毛穴を目立たなくしてくれる部分用化粧下地なので、特にテカリ防止などの効果はありません。
そのため、脂性肌が使用すると、皮脂によるテカリやメイクのヨレが起きやすいのが特徴です。
皮脂でヨレたメイクを直すときは、スポンジなどで皮脂・ヨレたファンデを優しく押さえるようにオフしてから、少量のファンデでお直しをしましょう。
ベースマジックは必ず、少量をしっかりと薄く伸ばして使い、余分な皮脂・ファンデをオフすることで、ファンデが毛穴に入り込んで汚くなってしまう毛穴落ちを防ぐことができますよ。
ロレアルパリの商品は、全国のバラエティショップやドラッグストアで取り扱われているため、手に入れやすい印象があります。
しかし今回ベースマジックを購入するためにロレアルパリの取り扱いがある店舗を訪れたところ、ベースマジックの在庫がない店舗や、そもそもベースマジックは取り扱っていないという店舗が多く、6軒回っても手に入れることが出来ませんでした。
店舗でベースマジックを見つけることが出来なかった私は、amazonを利用して購入。
ロレアルパリは公式オンラインショップの運営はありませんが、LOHACOで取り扱いがあるほか、amazonや楽天市場などのドラッグストアのショップが取り扱っていることが多いようです。
ロレアルパリベースマジックは、1回あたり米粒大の使用で気になる毛穴を目立ちにくくしてくれる部分用化粧下地。
1回あたりの使用量がごく少量なのでコスパが非常に良いのが魅力的です。
塗りすぎるとぽろぽろとダマになり、ファンデのノリが悪くなってしまうので、必ず少量ずつをしっかり薄く塗り伸ばしていきましょう。
毛穴カバー力はとても高く、かなりひどい開き毛穴でなければ、ある程度目立たなくしてくれて、毛穴の開きが気になる私も大満足。
テカリを抑えてくれる効果はないので、皮脂によるテカリ・メイク崩れはありますが、皮脂を取り除いてメイク直しをすれば、きれいに直すことが出来ました。
