イプサのコントロールベイスは、光の補正効果で肌の透明感がアップすると評判の化粧下地です。
コントロールカラーが色で肌を補正するのに対し、このコントロールベイスは肌に足りない青・黄・赤の光を補うという発想の下地です。
肌がキレイにみえるという効果は本当なのかを、40代の乾燥肌でファンデーションを塗ると余計にくすみがちな私の肌で検証します!
※この記事での「透明感」「肌を明るく」「カバー」とは、化粧下地のメークアップ効果によるものです。
イプサコントロールベイス 20g
価格:3,080円(税込)
SPF20 PA++
イプサの公式サイトで利用できるオンラインカウンセリングによれば私のおすすめカラーはピンクでしたが、今回はピンク、イエロー、ブルーの全3色すべてを試してみます。
チューブタイプの容器は手のひらに収まるくらいのコンパクトサイズ。この大きさならポーチの中にも入れやすく、旅行の時や外出先にも持っていくのにも便利ですね。
キャップを開けると容器の口もとが細くなっていてクリームの切れが良く、1回分の使用量が出しやすいです。
さっそく3色を手に出してみます。
ピンク、イエロー、ブルーのどれもパステル調の色合いです。柔らかめのクリーム状で、よく見るとその中に黒っぽく見える細かいカプセルが入っているんですが、とても小さくて写真には写りませんでした。
肌の上で伸ばすとカプセルがつぶれ、色がベージュ系に変化します。3色の中でイエローの発色が一番良く、カバー力も高いです。
ピンクは白っぽいピンクベージュ、イエローは明るいオレンジベージュ、ブルーはやや暗めのベージュになりました。
顔全体に使う量はパール粒1コ分です。
肌にのばすとすーっと密着しながら広がり、どの色も白浮きすることなくなじませることが出来ました。
つけたことを忘れるほど薄付きでべたつきがない分、保湿感は控えめです。
乾燥肌の私の場合、フェイスラインまでのばす前になじみきってしまい量が足りなくなることがありました。
メーク前のスキンケアでしっかりと保湿をしておいた方が、コントロールベイスの滑りが良くなり肌全体にのばしやすくなります。
イプサのコントロールベイスだけ塗った肌と、その上にファンデーションを塗った肌の仕上がりをすっぴん時と比べてみます。
写真ではピンクを使って試していますが、3色共通の仕上がりについてご紹介します。
コントロールベイスを塗った肌(写真左側)は、すりガラスのような光の極薄ベールを、肌の上にぴたっと密着させたような仕上がり。
素肌の毛穴や色ムラがフワッとぼかされ見えにくくなるので、全体的につるんとなめらかな肌に見えます。
特に、目の下の自然なツヤに注目です。テカテカしたツヤではなく、肌に潤いが感じられる自然なツヤなので、素肌そのものがキレイになったように感じられてうれしくなりました。
休日などのファンデを塗りたくない日には、これ1品でも過ごせそうです。
ただし、色づきは薄いので肌色をカバーする効果は低めです。シミや毛穴などをしっかりとカバーしたい場合は、部分的にコンシーラーやスムーザーを使って仕上げましょう。
さらにパウダーファンデーションを重ねてみます。
パウダーでカバーされる分、肌色の明るさはやや下がりますが、ファンデーションが均一に付いてとてもきれいな仕上がりです。
ファンデーションがなじんでくると、自然なツヤが透けてハイライト効果が出てきます。
ツヤで立体感が出るので、右のすっぴん肌よりも頬骨のあたりがリフトアップしたようにも見えますね!
コントロールベイスとファンデーションとの密着力がとても高いので粉っぽくならず、肌色もくすみにくいと感じました。
夕方の肌をみると、頬の毛穴にファンデーションの粉が少し落ちていましたが、大きく崩れている印象はありません。
3色どのカラーも、朝のファンデーションの仕上がりを長時間キープさせてくれる優秀な化粧下地だと思います。
色別の仕上がりをイエローベースの私の肌で比べてみます。3色からどれを選ぶかの参考にしてみてください。
ピンクの下地を肌に乗せると、うっすらピンクがかった明るい肌色に変化します。
チークを付けていないのに、ほほにほのかな血色が集まり、3色の中でもっとも立体感のある肌になりました。
イエローやブルーに比べて白っぽい仕上がりで、肌が柔らかそうな質感にみえます。
イエローはカバー力が高めで肌全体が均一に明るくなります。私の肌だと黄白さが強調されて、のっぺりとした印象でした。
化粧下地にカバー力を求める人、赤みや色ムラをしっかりカバーしたい人にはおすすめです。
ブルーの下地は肌色に青さが残ることはなく、澄んだ透明感のある肌になります。
赤みが消えクールな雰囲気ですが、私には肌色がやや暗く感じられました。
どの色も肌なじみが良いので使えない色はないですが、私の肌にはオンラインカウンセリングのおすすめの通り、ピンクが一番合っていると思いました。
イプサコントロールベイスを使ってみて、良かった点と気になった点をまとめます。
思っていた以上に肌がキレイに仕上がり、ファンデーションがくすみやすいという悩みも解消したのでとても満足出来ました。これならファンデーションを薄付きにしたくなります。
乾燥肌だと全顔でパール粒1コ分では使用量が物足りず、重ね付けすることを考えると20gはあっという間に使い切ってしまいそうなのでコスパは低めです。
ハイライト効果を狙って頬を中心に部分使用するだけでも、美肌見せ効果は実感できますよ!
イプサの商品は、全国の百貨店やオンラインショップで購入出来ます。
イプサ公式サイトのオンラインショップでの購入は、税込5500円以上であれば送料無料でした。
今回は公式サイトのオンラインショップで購入し、注文から3日で自宅に届きました。
コントロールベイスはピンク、イエロー、ブルーのカラーバリエーションがあります。
店頭ではイプサライザーという肌分析機器を使って、自分の肌に合ったカラーを選ぶことが出来ますが、公式サイト内のオンラインカウンセリングでも、自分に合ったおすすめのカラーを選んでもらえます。
イプサのコントロールベイスは、肌に色がつくことで肌色を補正するコントロールカラーとは異なり、光のツヤを補って肌を明るくなめらかに見せることが出来ます。
自分の肌そのものがキレイになったのかな?と錯覚するような美肌見え効果を感じられると思います。ツヤがなくくすんだ肌の人、ファンデーションを塗ると肌が余計に汚くなってしまうと感じている人にはぜひ試してほしいです。
今回はピンク、イエロー、ブルーの3色とも試してみましたが、自分の肌悩みに合うカラーを選んでみてくださいね。