最近、韓国で話題になっている、クラビューのホワイトパールセーションバックステージクリーム(以下、女優クリーム)。肌を自然にトーンアップして綺麗に見せてくれるため、通称“女優クリーム”と呼ばれており、日本でも注目されている化粧下地です。
今回は、女優クリームを30代乾燥肌の私が実際に使ってみてわかった使用感やテクスチャーについてお伝えします。
※この記事でのトーンアップ、透明感アップ、明るい肌とはいずれもメイクアップ効果によるものです。
今回女優クリームをレビューするにあたり、近隣のドラッグストアなどでは韓国コスメの取扱いがないため、インターネットで注文しました。
乾燥による肌のくすみや赤みなど、気になる悩みに合わせてオリジナル(ローズ)、ラベンダー、ミントの3つのカラー展開で肌のトーンを整え、微細なパールで女優さんのようなツヤ肌を演出してくれます。
しっとりと保湿しつつも、肌にピタッと密着してヨレにくく、化粧崩れを防いでくれる化粧下地となっています。
女優クリームは化粧下地としての使用方法だけではなく、様々な用途での使用が可能です。
このほかに、ハイライト効果なども期待できます!
ここでは女優クリームの様々な使い方と、実際に使用して感じた効果についてをレポート!使用感やテクスチャーなども合わせてまとめました。
まずは女優クリームの基本の使用方法として化粧下地の使用を試していきます。
使い方はスキンケアが終わった肌に、パール一粒分を顔全体へなじませて使用します。
やわらかいクリームタイプの化粧下地は、明るめのソフトなベージュカラー。少量でもスキンケアアイテムのようにスルスルと心地よく伸びて、肌へピタッと密着しました。
白粉のような甘めの香りがほのかにするので、香りつきのアイテムが苦手な方には不向きかもしれません。韓国コスメによくある香りで私は気になりませんでしたが、比較的長く香り続けました。
女優クリームは、一般的なパウダー配合の化粧下地とは違い、マイクロオイル粒子とウォーター粒子を配合しています。
マイクロオイル粒子が肌への密着力を高めて自然なツヤを与えるのと同時に、ウォーター粒子が水分を与えてしっとりと保湿して、1日中乾燥を感じずに使えるため、乾燥肌にとっては嬉しいアイテム。
夏場でも皮膚の薄い目もとは乾燥してメイクが崩れやすいのですが、しっとりとしているので夜まで乾燥を感じずに使用できました。
しっとりとした触り心地なので、夏本番に使用するとべたつきを感じるかもしれません。そういった場合は、パウダーを重ねて使用するとしっとり感がおさえられました。
トーンアップクリームとして使用する場合も、化粧下地と同じく肌全体へ広げていきます。
肌が自然にトーンアップして女優さんのような美しいツヤが出現し、微細なパールが配合されているので肌が自然に発光しているかのように輝きます。
顔全体へ使用すると、健康的でフレッシュな印象に仕上がるため、乾燥によるくすみを感じる肌でも健康的なハリ感のある肌に見せられました。
トーンアップ効果を期待するなら、部分使いではなく顔全体への使用がオススメです。
女優クリームには、SPF30・PA++の紫外線カット効果があり、スキンケア後に使用すれば紫外線による肌ダメージを防ぐこともできます。
化粧下地の前に日焼け止めを塗るのが面倒な日でも、これひとつで日焼け止めと化粧下地が完了するので、時短メイクにも大活躍してくれるアイテムです。
しっとりとした使用感なので、メイク後に塗り直すのはヨレの原因となり不向きかなと感じました。
メイクフィクサーとして使用する場合も、化粧下地と同じく肌に広げていきます。
メイク前に仕込んでおくことで、その後のファンデーションやフェイスパウダーがピタッと密着して崩れにくくなり、夕方になっても塗りたての均一さをキープしてくれるように感じました。
マスクでメイクがよれる方やチークが落ちやすいと感じている方、粉飛びしやすいアイシャドウの下地としてもおすすめしたいです。
女優クリームの01オリジナルは、くすんだ目もとや、眉間、眉下、Tゾーンなどのボリュームが欲しい部分に使うとハイライトのような効果が期待できます。
ハイライトとしての使い方は、メイク前とメイク後のどちらでも可能です!
メイク後にファンデーションの上から軽くトントンと塗った方がより明るさを感じられますが、ファンデのヨレが気になる場合は、スキンケア後に使用してください。
スキンケア後に使用する場合は、ハイライト効果を与えたい部分に少し多めに塗っておきましょう。
私が気になっている目もとのくすみ※に、どれくらいの変化が現れるのかをチェックしてみましょう。
※乾燥によるくすみ
写真上が女優クリームを使用する前の状態で写真下が、女優クリームを目もとの下へ使用した直後の状態です。
目の下の乾燥くすみがパッと明るくトーンアップされて、イキイキとした肌状態に見せることができました。目もとがくすんでいることで肌がどんよりして見えがちでしたが、明るくなったことで肌全体の透明感が増したように感じます。
光が当たったときに感じられるツヤが綺麗なので、日差しが強い日や、照明の当たる場所でも味方になってくれる頼もしさがありました。
女優クリームを塗っただけだとツヤが強いため、光加減によってはテカリに見えることもあり、毛穴の凹凸が少しだけ気になりました。
上からファンデーションを重ねると、どのようにツヤが変化するのかチェックしてみましょう。
写真左が女優クリームの上からリキッドファンデーションを重ねた状態で、写真右が女優クリームの上からパウダーファンデーションを重ねた状態です。
リキッドファンデーションを重ねると、さらにツヤツヤした印象になってしまい、顔に塗った場合はテカリがより際立ち、毛穴の目立ちも気になるように感じました。
パウダーファンデーションを重ねると、ツヤ感が程よく落ち着き、なめらかな均一肌に見せられるので、女優クリームを使用した場合はパウダーファンデーションの使用をおすすめします。
ファンデーションを塗らずにリラックスして過ごしたい休日メイクであれば、女優クリームの使用後はフェイスパウダーを重ねるという使い方でテカリを抑えたメイクが出来ました。
女優クリームを実際に使用してみて、私が感じたメリットとデメリットはこちらです。
肌を自然にトーンアップして、発光しているかのようなツヤ感をひと塗りで叶えられるため、乾燥などによるくすみを感じる日のベースメイクに欠かせないアイテムです。
時短できるので、忙しい朝でも余裕をもってメイクが完了しますよ!
ツヤ感の美しいアイテムですが、光の加減によってはテカリに見えてしまうことも。上からパウダーファンデーションやフェイスパウダーを重ねることで、程よいツヤへと調節することができました。
香りはほのかですが、ある程度長く香るので、香りつきのアイテムが苦手な方には不向きかなと思います。
たったパール一粒分で、女優さんのようなワントーン明るい美しいツヤ肌効果がある女優クリーム。
目もとの乾燥くすみが悩みでしたが、メイクでしっかりカバーしてなめらかな美肌に見せることができました。しっとりとした使用感で、乾燥による化粧崩れも防げます。
化粧下地としてだけではなく、ハイライトとしての使い方もある便利なアイテムだと思いました。
リーズナブルな価格で手に入るので、くすんだ肌にお悩みの方はぜひチェックしてみてくださいね。