ヒフミドは口コミで話題のセラミド配合コスメですが、本当に肌の乾燥やハリのなさなどを改善する効果はあるのでしょうか?
口コミ評価と実際に使用してみた効果や使い心地をもとに、ヒフミドのメリットやデメリット、どんな人に向いているコスメなのかを解説します。
ヒフミドは、ケシミンなどを販売している小林製薬が手がけた唯一の化粧品ライン。
小林製薬の通信販売限定コスメで、クレンジングから日やけ止めクリームに至る全スキンケアアイテムにヒト型セラミド1・2・3を配合しているのがヒフミドの特徴です。
加齢による乾燥肌や敏感肌で肌のかさつきや小じわ、ハリ不足などの悩みは、天然の保湿因子であるセラミド不足が要因と考えられるので、3種類のセラミドを配合しているヒフミドはおすすめです。
ヒフミドは、全スキンケアアイテムに高保湿のヒト型セラミドを配合しているため、継続的に使用することで乾燥に負けない肌を目指せる基礎化粧品です。
ヒフミドは、化学物質でできた合成セラミドと比べて保水力が3倍あるヒト型セラミドを配合しています。
保湿に特化したベーシックケアのほか、美白※スキンケア、スペシャルケアといった複数のラインがあり、自分の肌悩みに応じてラインを選ぶことができます。
ベーシックケアは化粧水の通常サイズと1週間分のクレンジング・洗顔・化粧水・クリーム・UVケア下地のラインのお試しサイズがセットになったトライアルセットが1,500円(税込)で購入できるので、まずはヒフミドシリーズが自分の肌に合うのか試してみることをおすすめします。
※メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
敏感肌や乾燥肌におすすめのヒフミドですが、実際に使用した方の口コミ評判はどうなのでしょうか?いい口コミ、悪い口コミを集めて分析してみました!
ヒフミドは20代後半から50代前半の方が使用しており、中でも乾燥肌・敏感肌の方の口コミが多く見かけられました。
良い口コミでは、保湿力や刺激の少なさに感動する声が多く、アトピー持ちの方でも使用できたという嬉しい声もありました。
一方で、肌のべたつきを感じたかたや、脂性肌の人で肌に合わずニキビができてしまうといったトラブルがあったという口コミも見られました。
ヒフミドは保湿力が高いため、肌質によっては重たく感じたり、配合されてる成分が合わない方もいらっしゃるようです。
大多数の方が良いと感じていても実際に自分に合うかは使用してみないと分からないため、まずはトライアルセットやサンプルで数日間試してみることをおすすめします。
ヒフミドはべたつきを感じるなどの悪い口コミもありますが、軽いテクスチャーなのに冬場でも乾燥しない、敏感肌でも使いやすかったなどの良い口コミが目立ちました。
そこで実際にヒフミドのトライアルセットを体験して、口コミのように低刺激で保湿力が高いのかを検証してみることにしました。
高保湿で低刺激と乾燥肌・敏感肌の方に人気のヒフミドですが、実際の使用感や保湿力はいかがなものなのでしょうか?
敏感肌の編集部が実際に体験してみました!
ヒフミドは通販限定化粧品なので、公式サイトからトライアルセットを注文してみました。ヒフミドには2種類のお試しセットがあるのですが、今回は1週間分のスキンケアアイテムが5品入っている初回限定トライアルセットを購入。内容は次の通りでした。
ヒフミドのマイルドクレンジングはプルンとしたミルクとクリームの間ぐらいの柔らかいテクスチャーでした。無香料なので匂いもありません。
実際にヒフミドのマイルドクレンジングを使ってメイクを落としてみました。
普段のメイクはCCクリーム・ラメのアイシャドウ・リキッドアイライナー・ウォータープルーフのマスカラを使用しているのですが、
顔にたっぷりヒフミドのマイルドクレンジングをのせてクルクルすると、クリームが透明になりメイクも溶け出してきました。
さすがにウォータープルーフのマスカラは少し残ってしまいましたが、それ以外のメイクはスッキリオフすることができました。
油性成分が少なくメイクを浮かせる力が弱いヒフミドのマイルドクレンジングですが、裏を返せば余分な皮脂を除去せず刺激が少ないというメリットがあり、乾燥肌・敏感肌の人に向いていると感じました。
ウォータープルーフのマスカラなど、落ちにくいメイクはポイントメイクリムーバーで落としてからクレンジングをしてあげてください。
ヒフミドのソープに水を加え、洗顔ネットを使わずに手のひらでどれくらい泡立てることができるか試してみました。
ヒフミドのソープは乳白色の固形タイプの石けんです。成分表示は基本的に含有量が多い順に記載されており、ヒフミドソープの成分表示を見てわかるとおり、セラミド1・2・3が前の方に表示されているので、セラミドの配合量が多いと判断できます。
ヒフミドのソープは手のひらで泡立ててもキメ細かい泡を立てることができますが、モコモコの泡を立てるなら洗顔ネットを使用した方がいいです。
洗い残しは肌への刺激となってしまい、肌荒れの原因になってしまいます。そのため、洗い残しが起きやすいあごや髪の生え際はしっかり洗うことをおすすめします。
ヒフミドエッセンスローションはネガティブな口コミどおりペタペタ感があるのか?テクスチャーや使用感を確かめてみます。
ヒフミドのエッセンスローションは無香料なので、よく嗅いでみてもほのかに化粧品っぽい香りがするくらい匂いがありません。
ヒフミドのエッセンスローションを10円玉大手に取り、手のひらで伸ばしてから顔全体になじませます。
とろみがあるヒフミドのエッセンスローションは塗った直後は若干ベタつきますが、肌になじむとさらっとするのでほとんど気になりませんでした。
セラミドは水分にも油分にも混じらない性質があるので、セラミドが配合されているヒフミドのエッセンスローションはややとろみがあります。
2回馴染ませることでしっとりとした肌に仕上がります。重たいと感じる方は量を調節してみてください。
ヒフミドエッセンスクリームのテクスチャーや使用感、クリームだけで肌の保湿は足りるのかを体験してみます。
保湿クリームの中でもみずみずしいクリームと、もったりした硬さのあるクリームに分かれるのですが、ヒフミドのエッセンスクリームはすくったときに角が立つくらい少し固さがあります。
ヒフミドのエッセンスクリームは固めのテクスチャーといっても、伸びがよく肌なじみがいいので塗り心地は軽いです。
ヒフミドのエッセンスクリームは軽く伸ばしただけだとテカリがありますが、しっかり伸ばし広げて手でなじませると、ベタベタ感やテカリがないサラッとした仕上がりになります。
ヒフミドシリーズには乳液や美容液もありますが、ヒフミドはセラミドが配合されていて肌にうるおいを閉じ込めることができるので、基本的に化粧水のあとに保湿クリームを塗るだけで十分なのです。
気になる部分には重ね付けをすることでしっかり保湿することができます。
トライアルセットで1週間ヒフミドを使用してみましたが、乾燥による肌のツッパリや、刺激によるひりつきも感じませんでした。また、口コミにあったように肌がベタついたりニキビができたりすることはありませんでした。
敏感肌の私は、クレンジングや洗顔料をむやみに変えるとひりつく場合があるのですが、ヒフミド洗い上がりもしっとりしていて、ひりつきも感じなかったので私の肌にはあっていたようです。
ヒフミドは朝と夜でお手入れのアイテムが変わってきます。ヒフミドを効果的に使用するための順番を紹介していきます。
洗顔・化粧水・クリームは朝晩共通で使用しますが、朝はUVケアを、夜はメイク落としを追加します。
メイクはしてないけど、UVケア商品を使ったという日も夜はクレンジングを使用してください。洗顔のみでは落としきれない場合があり、肌荒れの原因となってしまいます。
ヒト型セラミド1・2・3を配合しているヒフミドは、クレンジングと洗顔石けんでセラミドを補いながら汚れを落とし、化粧水と保湿クリームの2ステップでうるおいのある肌にしてくれます。
乾燥肌だから肌がつっぱらないクレンジング・洗顔料を探している、保湿効果が高いけどサラッとした仕上がりになる基礎化粧品がほしいという方に、ヒフミドはおすすめです。
ただし、とろみやしっとり感のあるテクスチャーが苦手な方にはヒフミドの化粧水は向いていないでしょう。
初めてヒフミドを購入される方は、1,500円以下のお値段でヒフミドのスキンケアアイテムとの相性をチェックすることができるお試しセットがお得です。
ヒフミドのお試しセットには、約一週間分のスキンケアアイテム5品が入っている初回限定お試しセットと、初回限定お試しセットに約1ヶ月分の化粧水が加わったローション本品+お試しセットの2種類があります。
1週間という短い期間でいいから最安値でヒフミドを試してみたい方、特典の花柄トートバッグがほしい方には初回限定お試しセットをおすすめします。
肌トラブルの心配はあまりしてないから大きいサイズの化粧水がほしい、特典の花柄トートバッグはいらないという方には、トライセルセットの料金に約500円プラスしただけで化粧水120mlが付いてくるローション本品+お試しセットがおすすめです。
楽天やアマゾンでは通常単品であれば購入できますが、1週間分お試しができるトライアルセットは公式サイトでしか購入できません。
ヒフミドは大手製薬会社の小林製薬が開発していることもあり、実力派セラミド化粧品として20~50代くらいの幅広い年齢層の方が購入しています。
さらにヒフミドの口コミを集計してみたところ、特に加齢による乾燥や小じわなどが気になり始める30代の需要が高いという結果になりました。
年齢層 | 口コミ数 | 割合 |
---|---|---|
20歳~29歳 | 84 | 27% |
30歳~39歳 | 128 | 41% |
40歳~49歳 | 65 | 21% |
50歳~59歳 | 26 | 8% |
60歳以上 | 3 | 1%未満 |
ヒフミドは同じアイテムでも改良を重ねてリニューアルを繰り返しているので、より良いラインに進化しているのも魅力の一つです。
セラミドはハリやうるおいのある肌に欠かせない成分なのですが、加齢でどんどん減っていくため、ヒト型セラミド1・2・3を含むヒフミドでセラミドを補ってあげましょう。
口コミどおり美容液がなくても化粧水と保湿クリームだけで肌がしっとりするヒフミドは、サラッとした仕上がりが好みで、2ステップで乾燥による肌のかさつきやごわつきを改善したい方におすすめです。