エリクシールエンリッチドのリンクルクリーム（資生堂）と、比較対象に挙げられることの多いリンクルショット（POLA）の効果を比較し、どちらがシワ取りにおすすめなのか検証！
さらにリンクルクリームには口コミどおりシワ改善効果があるのか、実際に使って検証してみた結果も紹介します。
どちらがシワ改善クリームとしておすすめ？資生堂のリンクルクリームとポーラのリンクルショットメディカルセラムの特徴や効果の口コミを比較しました。
| リンクルクリーム | リンクルショット | |
|---|---|---|
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| 容量 | 15g（1ヶ月） | 20g（2～4ヶ月） |
| 初回 | 6,380円（税込） 1日単価：212円 |
14,850円（税込） 1日単価：123～247円 |
| 形状 | クリーム | クリーム |
| 有効成分 | 純粋レチノール | ニールワン |
| おすすめな人 | ・コスパが気になる人 ・小じわケアがしたい人 ・目元が気になり始めたばかりの人 |
・コスパよりもしわ改善力重視の人 ・深いしわのケアも行いたい人 ・目元の悩みがなかなか改善されないと悩んでいる人 |
| 公式サイト |
資生堂のリンクルクリームに配合されるレチノールは、肌のヒアルロン酸の産生を促し、水分量を増やすことで肌をやわらかくしてシワを改善することができる成分。
そしてポーラのリンクルショットに配合されているニールワンは、コラーゲンやエラスチンを分解する好中球エラスターゼ（酵素）を抑制することで、肌のハリと弾力を守る成分です。シワに密着してスキマを埋めることでシワを改善します。
アプローチ方法は異なりますが、リンクルクリームとリンクルショットはどちらも厚生労働省からしわ改善の効果を認可された有効成分を含んでいるので、シワ改善の効果が期待できます。
実際にリンクルクリームとリンクルショットの使用感を比較しました。シワに効果的なのはどっち？
左がポーラのリンクルショット、右が資生堂のリンクルクリームです。ポーラのリンクルショットは手の甲にだしても形が崩れず、こっくりとしています。反対に、資生堂のリンクルクリームは柔らかく、みずみずしいテクスチャーです。
少し伸ばしてみても、テクスチャーの違いがはっきりと表れました。ポーラは厚みがある質感で、リンクルクリームは軽めの質感です。
なじませていきます。ポーラのリンクルショットはシワに刷り込まれていくというイメージで、リンクルクリームはすっとなじんでいく感じです。
完全になじませた状態です。ポーラのリンクルショットの方が、資生堂のリンクルクリームよりも濃密な感じでぎゅっと成分が詰まっているような質感でした。まったく使用感も違います。継続して使ってみたいと感じたのはポーラのリンクルショットです。
価格も初回は倍ぐらい違いますが、せっかく使うならポーラのリンクルショットがおすすめです。
口コミを見ると、エリクシールエンリッチドのリンクルクリームは30代前半～40代、50代半ばの女性に人気なことがわかります。
シワが浅いうちにスペシャルケアとして、リンクルクリームを取り入れているようです。
ただし、資生堂リンクルクリームの有効成分レチノールが肌にしみる場合があるという口コミがあるので、敏感肌の人は注意が必要です。
ポーラのリンクルショットメディカルセラムは、眉間の深いシワが消えたという良い口コミもありますが、価格の面で使い続けるのが難しいという声もありました。
しわ改善にはおすすめできるアイテムですが、使い続けられるかどうかがネックです。
資生堂エリクシールシリーズのアイテムの一つであるリンクルクリームは、目元や口元のケアに特化したクリーム。
日本で初めて「しわを改善する」という効能の認可を受けた薬用有効成分であるレチノールを配合し、しわ改善薬用化粧品の販売数量No.1を誇る大ヒットアイテムです。
アイクリームの中では安くもなく高くもなく、といった価格帯のアイテムですが、効能には十分期待できるのが嬉しいポイントです。
もともと資生堂製品を使っていたので、貯まったポイントを利用して資生堂の公式サイトからリンクルクリームを購入しました。
どれくらい使い続ければ効果がでるのかを検証するためにも、リンクルクリームを2本使ってみました。
リンクルクリームはシワ改善クリームですが、乳液のようななめらかなテクスチャーです。
以前使ったことがあるポーラのリンクルショットメディカルセラムと比べると、エリクシールのリンクルクリームのほうが柔らかくて伸びが良いです。
パール粒1個分のリンクルクリームを、指で目尻の小ジワに優しくなじませていきます。
レチノールを配合しているコスメを使うのは初めてなのですが、乾燥肌で肌が刺激に敏感な状態でもリンクルクリームはヒリヒリとしみることがありませんでした。
リンクルクリームはピタッと肌に密着する吸着性のあるクリームで、肌がふっくらします。
年々目元が痩せていた感じがありましたが、リンクルクリームを1本使い切る頃に少しふっくら感が戻ってきました。
しかし、目尻のシワが目立たなくなるほどの効果は見られないので、リンクルクリーム 2本目を使って効果を検証してみます。
リンクルクリームを使い続けている目元や口元だけ、頬などの他の部分よりもしっとり感があります。
また、加齢によるシワと乾燥小じわが合体して余計に目立っていた目尻のシワが、リンクルクリームのおかげでほとんど目立たなくなりました。
実はリンクルクリームのキャップにはノズルがついており、青いリングを外した後にキャップをしめると、ノズルが本体に装着される仕組みになっています。
リンクルクリームにノズルが初めから装着されていないのは、中のクリームが酸素と触れないように密封状態にするためです。
密封状態にすることで有効成分レチノールの劣化を防ぐことができ、リンクルクリームは本来の効果を発揮できるようになっています。
リンクルクリームを2本分（約2ヶ月間）使うと、もともとあった目尻の小じわがきれいになくなり、乾燥による小じわができなくなりました。
しかし、リンクルクリームの口コミにあった口元のシワも薄くなったという効果は、今回の体験では実感できませんでした。
口元への効果はイマイチなものの、目元の小じわには予防・改善としてリンクルクリームを使うのはおすすめです。
| シワ | 部位 | 体験した結果 |
|---|---|---|
| 浅めのシワ | 目元・目尻 | リンクルクリームを1本使い切るところで目立たなくなった。 |
| やや深いシワ | 目元・目尻 | リンクルクリームを2本ぐらい使い続けると薄くなった。 |
| 深めのシワ | 目元・目尻 | リンクルクリームを2本使っい切っても薄くならないので根気が必要。 |
| 口元のシワ | ほうれい線 | リンクルクリームでは限界があり、マッサージ・美顔器の方が効果的。 |
資生堂リンクルクリームがシワ改善効能の認可を得た際の試験では、9週間ほどでシワ改善効果が現れたということ、今回2ヶ月ほど体験してみて効果を実感できたということから、最低2本はリンクルクリームを使ってみることを推奨します。
リンクルクリームを使い始めた頃は少しピリッと感じることがあるので、敏感肌の方やレチノールに刺激を感じたことがある方は注意が必要です。
しかし、リンクルクリームの注意書きにあるように、一日使用をお休みしてから再度使ってみたら刺激を感じることなく使える場合があるので、肌の様子を見ながら試してみてください。
リンクルクリームはの深いシワではなく、加齢や乾燥による小じわを改善したい方、1万円以下のシワ改善クリームを探している方におすすめです。
シワ改善効果がある純粋レチノールとはどんな成分なのか？リンクルクリームを使う際の3つの注意点とともに解説します。
シワ改善をしてくれるリンクルクリームの成分は、純粋レチノールというビタミンＡです。レチノール誘導体と区別できるように、資生堂ではレチノールそのものを配合している場合は純粋レチノールと表記しています。
肌のヒアルロン酸を増やし水分量を増やす作用があるレチノールは、もともと美容成分として注目されていましたが、2017年2月には新たに厚生労働省からシワを改善する有効成分であると認められました。
肌の摩擦は色素沈着の原因となるため、特に皮膚が薄い目元にはリンクルクリームを優しくなじませてください。また、リンクルクリームを塗る際は、肌がたるまないように顔の中心に向かって円を書くようになじませるのがおすすめです。
有効成分レチノールは紫外線に弱いため、リンクルクリーム塗布後に日やけ止めクリームを塗るなどの紫外線対策をしないと、本来の効果を発揮することができません。
有効成分レチノールはターンオーバーを促進する効果が高く、衰えていた細胞が活性化するため、リンクルクリームを塗った際に刺激を感じる場合があります。
特にレチノールは配合コスメを初めて使う方や敏感肌の方は刺激を感じやすいため、下記の使用方法を参考にしてください。
肌がレチノールに慣れれば問題ないのですが、レチノールでかぶれたことがある、粉が吹くほど乾燥しているなどの敏感肌の方は、リンクルクリームの使用を控えるのが無難です。
使い方を守らなければ効果を発揮できないだけでなく肌を傷つける恐れがあるため、リンクルクリームを使う際は肌をこすらない・UVケアをする・刺激を感じたら使用しないという3つのことを守りましょう。
口コミや体験談によると、15gの資生堂のリンクルクリームを1～2本使い切る頃に効果が実感できるため、よりコストを抑えたい方は大容量の22gを購入するのがおすすめです。
| 容量 | 価格 |
|---|---|
| 22g | 8,580円（税込） |
資生堂のリンクルクリームは深いシワへの効果は薄いですが、有効成分レチノールの作用によって目元や口元の乾燥シワや表情ジワを改善することができます。
目元が気になり始めたら、まずはリンクルクリームを試してみるのがおすすめです。
