アジアで人気を誇り、2020年1月16日に日本初上陸したブランド「DR.WU(ドクターウー)」。当日はブランド説明会が行われ、Re:cosme編集部の松本も参加して来ました。イベントの様子やアイテムの特徴をレポートします!
今回説明会が開催されたのは、恵比寿駅から徒歩5分のところにあるEBISU SHOW ROOM(エビスショールーム)。お洒落な会場に期待が高まります。
綺麗な女性たちが次々と入っていきます。美容家の方やインフルエンサーさんが招待されているようです。
ドリンクや軽食なども用意されていて、パーティーのよう。
スイーツの準備も万端です。
壁際には今回日本に初上陸するアイテムがずらり。小瓶に入ったオイルやカラフルなシートマスクなどが目を引きます。
説明会が始まるまでにインフルエンサーさんらしい綺麗な女性やメディアの方たちが着席(印象では7割程度はインフルエンサーさんや美容家の方たち)。華やかな雰囲気の中で説明会がいよいよ始まります!
イベントが始まると、まず最初にゲストとして登場したのが若手美容家の船山葵さん(以下、船山さん)。船山さんがDR.WUに興味を持ったのは、台湾に旅行に行った際、台湾女性に肌の綺麗な人が多くて驚いたことがきっかけ。
日本に帰ってからインターネットで調べ、美容サイトでDR.WUの存在を知ったのだそうです。
また、2019年に放送されたAmazonプライムビデオのビューティ番組「BEAUTY THE BIBLE」で、出演者のモデル・わたなべ麻衣さんが愛用コスメとして紹介したのがDR.WUのシートマスクだったとか。
船山さんも実際にDR.WUを使用してみたところ、「高品質にもかかわらずデパコスよりも価格帯が安い」とその魅力を実感したそうです。
船山さんが台湾旅行に行った際には、マツモトキヨシ1号店をはじめ、台湾の大手ドラッグストアで当たり前のようにDR.WUの商品が並んでいたとか。
DR.WUは台湾でシェアNo.1の人気ドクターズコスメですが国内だけでなく、世界10ヵ国以上で販売されており、アジア圏ではすでに熱い支持を得ています。
パンフレットにはDR.WUの販売拠点となっている国が示されています。台湾、ミャンマー、タイ、中国、マレーシア、シンガポール、カナダ、アメリカと並んで、今回「日本」の文字が追加となりました。
TV・WEB・雑誌で活躍中の若手美容家。1,000アイテム以上のコスメを試して様々なメディアで紹介されています。
【資格】
日本化粧品検定1級、美肌カウンセラー、メイクカラーアナリスト、アロマ検定1級
続いて登場したのがDR.WU講師のRita Tsai(以下、リタさん)。リタさんは台湾で最上級の「乙級美容専門家(エステティシャン)」国家資格を保有する美容講師ということで、専門的な見地からブランドアイテムを紹介してくれました。
船山葵さん(左)、リタ サイさん(右)
DR.WUはその名の通り、美容皮膚科医WU(ウー)氏によって設立されたものです。紹介されたWU氏の経歴は以下の通りです。
DR.WU 経歴 | |
---|---|
1978年 | 皮膚科クリニックを開業 ※アジアで初めて美容医学を生かしたクリニック |
1981年 | 国を代表しフランスの研究センターで皮膚医学実験を行う |
1994年 | アメリカハーバード大学でレーザー美容、医学美容を勉強 |
2003年 | DR.WUブランドを設立 「クリニックのようなスキンケアをご自宅で」の先駆者 |
DR.WUのプロフィールは以下の通りです。
WU氏はアジアで初めての美容皮膚科医として、2003年にDR.WUブランドを設立。美容皮膚科医として必要な様々なスキルに精通しています。
WU氏がブランドを設立することになったのは、そもそも皮膚科を開業したことがきっかけでした。
皮膚科には患者さんが多く、どんなに多くても1日に100人しか診察をすることができないと感じたWU氏。自宅でも使える低刺激で高機能な化粧品を開発すれば、肌悩みから解放される人が増えると考えました。
クリニックの代わりとなるために、高機能でありながらも低刺激であることを優先して考え、肌に負担になるような添加物をできるだけ含まないよう配慮しています。
DR.WUからはいくつかの人気シリーズが出ています。その中で人気の高いものは以下の3つ。
3つのシリーズは今後日本でも販売され、DR.WUの公式サイトで購入することも可能です。それぞれのシリーズの特徴を見ていきましょう。
DR.WUの「ヒアルコンプレクスシリーズ」は高保湿アイテムがそろうシリーズ。
特に「ヒアルロン酸保湿セラム」は「塗る水光注射」と銘打っており、特徴としては一日中、保湿効果が続く、さっぱりしていて吸収されやすい、敏感肌の人でも使用可能といった特徴があります。
船山さんも保湿力を実感したというヒアルロン酸保湿セラムは成分にこだわり3種類のヒアルロン酸を使用しています。
人気シリーズの「マンデリックシリーズ」は、毛穴の悩みにアプローチしたシリーズ。中でも、「マンデル酸セラム18%」は業界初の自宅ケミカルピーリングとして注目を浴びました。
2014年に中国に進出したのをきっかけに、ルイヴィトングループの出資を受け、2016年に上場しています。
私は今回、「マンデル酸」という成分について初めて知りましたが、どのような使い心地なのかをサンプルで試してみました。
サラサラで無色透明です。ケミカルピーリングなのに低刺激で、匂いもなく、肌への負担を抑えてピーリングができそうです!
美容家の船山さんも2カ月使用してみて「化粧のりと化粧もちが良くなった」と語っていました。
マンデル酸はフルーツ酸の一種なのですが、ピーリングによく使用されるフルーツ酸のAHAに比べて刺激が弱く、AHAと同じくらいの効果が得られるので、敏感肌の人にもオススメなケミカルピーリングです。
ただし、ピーリングには変わりないので使用する際は目元は避けて塗り、使用後は保湿ケアが必要です。
敏感肌の編集部スタッフが体験!マンデル酸セラム18%を試してみました
肌に合わないスキンケアだと赤みが出たり、ピリピリと感じることがある敏感肌ですが、マンデル酸セラム18%は刺激が少なく、肌トラブルなく使用できました。テクスチャーは水のようにサラサラで、匂いもなく使いやすいです。1度の使用ではそれほど変化は感じなかったのですが、低刺激なので継続して使ってみたいと思いました。
エイジバーサルシリーズは年齢のサインが気になる肌に向けたシリーズです。
特に「エイジバーサルリペアオイルセラム」は、リキッドファンデーションに混ぜたり、指先や肘、髪などにも乾燥対策として利用できる万能オイル。
ゼラニウムの香りがつけられており、リラックス効果も期待できます。
オイルのイメージにしてはさらさらしており、べたつきが苦手な人にも使いやすいテクスチャーです。
編集部スタッフが体験!エイジバーサルシリーズのオイルを試してみました
べたつきがないのにしっかり潤ってくれるので、夜はたっぷり使用して、よい香りに包まれながら就寝。朝メイク前に使用しても、化粧ノリが悪くなることはなくて、ファンデーションの滑りはむしろ良くなりました。
台湾にも海外のコスメブランドは販売されていますが、ドクターズコスメとしてはDR.WUのシェアが最も高く、全体の売り上げの30%を占めるため、期待値はかなり高いです。
最後の質疑応答タイムでは改めてRe:cosmeからリタさんに「特にどういった人に向いていますか?」という質問を投げかけました。
リタさんは、「敏感肌の方や、いろんな美容方法を試したが満足できなかった方、今までの保湿ケアで乾燥が改善されなかった方に使ってほしい」と答えてくださいました。
美容に関する数々の賞を受賞しているということで、これから日本でも人気が出そうです。
イベント終了後にはインフルエンサーの方達や、私たちのようなメディア向けにお土産をくださいました。
編集部に戻って見てみると、ヒアルロン酸保湿セラム、マンデル酸セラム18%、エイジバーサルリペアオイルセラムなど、説明会で特にお勧めされていたアイテムが入っています!
ブランド名:DR.WU(ドクターウー)
公式サイトURL:https://drwu.jp/
日本発売開始:2020年1月16日
今回DR.WUの日本上陸ブランド説明会に参加してみて、同ブランドがすでに台湾をはじめとしたアジアで人気を獲得しているブランドだということが良くわかりました。低刺激で高品質ということは、敏感肌の人が多い日本でも需要が高そうです。
実際に、日本のメディアでも取り上げられ始めていたり、美容に敏感なモデルさんに愛用者がいたりと、徐々に注目を集め始めているので、一般的に人気が出るのも時間の問題のように感じました。
皮膚科医が開発したドクターズコスメにもかかわらず、価格帯も3,000円台~7,000円台と、デパコスよりも低く設定してあり、手が出しやすいです。
デパコスには手が届かないけれど高機能のスキンケアアイテムを探していた人は、一度試してみる価値がありそうです。