皮脂崩れ防止下地で代表的な商品と言えば、口コミ評判が良くロングセラー商品のプリマヴィスタ、スーパーヒアルロン酸などの美容成分入りで塗りながらスキンケアできるというマキアージュの2つ。
プリマとマキアージュはドラッグストアでも購入でき、同じような値段設定なので、いざ購入しようと思うとどちらにしようか迷ってしまう方も多いはず。
そこで、この記事では最新の口コミを調査し、それぞれの特徴や肌質別のおすすめ、崩れないメイク方法までを徹底的に解説します!
プリマヴィスタとマキアージュの下地を使うならどっちがおすすめ?プリマヴィスタとマキアージュの下地の特徴や口コミを比較しました。
プリマヴィスタ 皮脂くずれ防止化粧下地 |
マキアージュ ドラマティックスキンセンサーベース |
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容量 | 25ml | 25ml |
価格 | 3,080円(税込) | 2,860円(税込) |
タイプ | リキッド | リキッド |
推奨使用量 | 直径約1.5センチ | 直径約1.5センチ |
UVカット | SPF20・PA++ | SPF25・PA+++ |
おすすめな人 | ・脂性肌の人 ・化粧崩れが気になる人 |
・乾燥肌・混合肌の人 ・スキンケアもできる化粧下地を探している人 ・化粧崩れや肌の乾燥を防ぎたい人 |
公式サイト | ソフィーナ公式サイト |
プリマヴィスタとマキアージュは同容量。
価格はマキアージュが200円ほど安く、UVカット率もマキアージュが一歩リードです。
メーカーの推奨使用量は、プリマもマキアージュも直径約1.5センチの円形で顔全体分ですが、こちらはUV機能を守るための量です。
この量だとちょっとファンデがつきすぎて、厚塗りになってしまいます。
メイクがキレイに仕上がる、Re:cosme編集部のおすすめ量はパール1粒(直径約1センチ)。
部分塗りする場合は、少量ずつ伸ばしてベストな量を見つけてみてください。
メイク初心者さんは推奨使用量を手のひら全体に伸ばしてから、肌をおさえつけるようにプッシュして塗るのがおすすめ。
手のしわに入り込んだ分、Re:cosme編集部おすすめの使用量になり、ムラなく薄づきに仕上がります。
プリマヴィスタの口コミを見たところ、良い評価と悪い評価の二つに分かれる印象を受けました。
プリマヴィスタはテカリや化粧崩れを防ぐ効果が高いとの声が多い一方で、冬場の使用や乾燥しやすい箇所への使用には向かないとの声も多かったです。
マキアージュの口コミを見たところ、多数の良い口コミの中に悪い口コミが時々紛れている、という印象を受けました。
マキアージュの良い口コミでは、使うことでテカリや化粧崩れを防ぎつつ、乾燥もしにくいとの声が多く見受けられました。
一方で、肌に合わない、カバー力が物足りないなど悪い口コミもありました。
プリマヴィスタとマキアージュの下地を使用感、カバー力、毛穴落ちや崩れにくさで比較!それぞれの部門でどちらが優秀なのかを調査しました。
プリマとマキアージュ両方とも水に強く、肌に密着してくれる二層式タイプ。カチャカチャと音が鳴るまで振ってから使用します。
写真の上がプリマ、下がマキアージュです。両方とも薄めのベージュ色ですが、プリマのほうがオレンジがかったベージュ色。マキアージュはピンクがかったベージュ色です。
プリマヴィスタとマキアージュの下地を、赤みの強いブルーベース色白スタッフの手の甲に塗り伸ばしてみました。
左側がプリマ、右側がマキアージュです。どちらも乳液のようなテクスチャ。
普段は無香料のコスメを使用しているため、どちらも日焼け止め独特のにおいと、アルコールのつんとしたにおいが気になりました。
よりアルコールのにおいが強いのはプリマです。
伸ばしてみるとアルコールが揮発したのか、どちらもすぐににおいが気にならなくなりました。
カメラのピントをあわせているほんの数秒間にマキアージュは、少しとろみのある化粧水のように垂れてきました。
特別に塗りにくいわけではないのですが、手早く塗り広げる必要があります。
伸ばしてみると、マキアージュよりプリマのほうが油分が多いのか、するすると伸びて均一に肌に伸ばせます。 コツがいらないので、メイク初心者さんや部分別に使いたい場合に便利です。
どちらも塗った瞬間は強い被膜感を感じましたが、伸ばし終わった直後にはサラサラの仕上がりに!ヨレにくくファンデとの相性を選びません。
プリマヴィスタとマキアージュの下地を塗り比べてみましたが、どちらともニキビやしみ、毛穴の凸凹や色ムラを隠すほどのカバー力はありません。
強いていうと、プリマのほうがほんの少しだけ色が濃いめなので、小鼻周りの薄い赤み程度の色ムラならカバーできるでしょう。
肌トラブルをしっかり隠したいときは、カバー力の強いリキッドファンデやコンシーラーとの組み合わせがおすすめです。
どちらもセミマットタイプの下地で、伸ばすと透明になるので、どのパーソナルカラーの方も問題なく使用できます。
わずかにトーンアップ※してくれ、触り心地がさらっとしているのに適度なツヤが出てうるうるして見えます。
ほんのわずかな差ですが、マットよりなのがプリマ、ツヤよりがマキアージュといった印象です。
肌の色みを隠しすぎず、良い意味でお化粧の邪魔をしない薄づきなので、どちらも見た目は甲乙つけがたいほど優秀です!
※メーキャップ効果による
皮脂に強いか、毛穴落ちしないかを試すために、脂性肌のスタッフに協力してもらって検証しました。とにかく暑がり、汗っかき!顔のテカりが年中気になるとのことです。
今回は特に気になる鼻周辺の化粧崩れをチェック!肌トーンは、イエローベースの標準色。皮膚が分厚く、角質や毛穴落ちにお悩みとのこと。
プリマとマキアージュの下地を鼻に塗り広げて比べてみると、どちらも毛穴の存在を忘れさせるほどつるんとした仕上がりになりました。
小鼻まわりの赤みとほくろも目立たなくなり、きれいにトーンアップ※してくれました。
メイクしてから10時間後、様子を見てみると、どちらの下地を使ってもいつもより肌がベタつかずさらっとしていて、毛穴落ちもしにくいと好評でした。
結論としては、メイクの崩れにくさはプリマのほうが優秀!マキアージュもなかなか優秀ですが、小鼻脇の角栓から皮脂が出てしまい、プリマより目立ちました。
※メーキャップ効果による
脂性肌、乾燥肌、混合肌など肌質によってプリマヴィスタとマキアージュの下地のどちらがおすすめできるのかは違ってきます。
ここでは、肌質別にプリマヴィスタとマキアージュの下地のどちらがおすすめなのかを検証しました。
プリマヴィスタの下地はテカリや化粧崩れを防ぐ効果が高いと口コミでも評判が良く、脂性肌にはぴったりの下地です。
プリマヴィスタは皮脂を固めたり皮脂を吸ったりと、皮脂を広げない工夫がされているため、肌がテカリにくいという効果が期待できます。
皮脂崩れ防止下地は乾燥するという口コミが多く、乾燥肌の方の中には使用を戸惑ってしまう方もいるはず。
現に、プリマヴィスタの下地はテカリや化粧崩れを防ぐ効果が高いという声が多い一方で、下地を使う箇所によっては乾燥するという口コミも目立ちました。
しかし、マキアージュの下地は、皮脂崩れ防止下地なのにも関わらず乾燥しにくいという口コミが多数見受けられました。
実際に乾燥肌のスタッフがプリマとマキアージュの下地を使って比べてみても、マキアージュはプリマより目元や口元のつっぱりは少なく使えたとのこと。
皮脂崩れ防止下地を使用して乾燥した経験がある方は、マキアージュの下地を試してみる価値がありそうです。
マキアージュの崩れ防止下地に配合されているうるさらセンサーパウダーは、湿度によって皮脂や水分を吸収・放出するので皮脂と水分のバランスを整える効果が期待できます。
この効果は、テカリと乾燥の両方の悩みを持っている混合肌の方に向いていると言えます。
プリマヴィスタとマキアージュの下地を様々な観点から比較してきましたが、結局どちらがおすすめなのかを表にまとめて検証してみました。
プリマヴィスタ 皮脂くずれ防止化粧下地 |
マキアージュ ドラマティックスキンセンサーベース |
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皮脂耐性力 | 5/5 | 4/5 |
水分耐性力 | 3/5 | 5/5 |
保湿力 | 0/5 | 4/5 |
UV | 3/5 | 4/5 |
使いやすさ | 5/5 | 4/5 |
コスパ | 3/5 | 4/5 |
合計点 | 19/30 | 25/30 |
Re:cosme編集部独自の視点でプリマヴィスタとマキアージュの下地の評価を点数化してみたところ、6点差でマキアージュがリードしました。
プリマとマキアージュの下地を比べた結果、総合的にRe:cosme編集部がおすすめするのはマキアージュです!
崩れ防止下地で乾燥するのが気になる方はぜひ一度使ってみてください。
ただし、プリマの下地も優秀なのは確か。特に、脂性肌の方にはプリマをおすすめします。