私たちの肌は皮脂や天然保湿因子(NMF)、それから細胞間脂質によって潤いを維持しています。
この3つの保湿因子が年齢や肌周期の乱れによって角層の水分が減少し、乾燥しやすい肌へと変わってきます。
ここでは、敏感肌で乾燥が悩みの筆者が、乾燥肌におすすめのスキンケアアイテムやスキンケア効果を更に高めるアレンジ術をご紹介します。
乾燥肌というのは、水分量も皮脂量も少ない肌の状態で、肌がカサつくのが特徴。
私たちの肌は年齢と共に肌内部の水分量が徐々に減少していきます。
更に、40代以降になると皮脂量も急激に減少していくため、肌の乾燥が気になる方が急激に増えてくるのです。
このような大人の乾燥悩みを解決するには、肌の保湿成分と似た、
などをスキンケアで積極的に取り入れることが大切です。
ここでは実際に乾燥が気になる筆者が使ってみて良かったものをご紹介します。
オールインワンの中でも上位に入るくらい高機能なアイテム。
肌を整えてくれる5種類のコラーゲンを配合しているのと、70種類もの美容液成分がギュッと詰まっているので年齢に合わせた肌のお手入れをしたい方におすすめです。
中でも筆者が注目している成分は「セラミドVC」。
こちらは、肌の保湿因子である細胞間脂質の成分に近いセラミドやラメラ構造に関わる成分なので、オールインワンでも保湿に十分期待できるという印象を受けました。
テクスチャーはトロミがある乳白色のクリームで、肌馴染みがいいのが特徴です。
アルコールやパラベンフリーで、敏感肌の私でも使いやすかったです。
このアイテムで私が特に気に入っているのは、「これ一つだけで十分保湿力がある」ということと、「メイクをしてもモロモロが出ない」というところ。
オールインワンの化粧品は、水分油分が肌タイプに合わせて調整できないので、どうしても保湿力が物足りなかったり、逆に油分が多くて吹き出物ができたりして、なかなか一つだけでは満足できないというイメージでした。
プレミアリフト オールインワンは全くそれがなく、単品だけでも1日肌が潤ってくれているので、時短スキンケアとして重宝しました。
また、肌馴染みがいいので、朝のメイク前に使ってもカスみたいなモロモロが出ません。
時短で年齢に合わせた肌のお手入れがしたいという方におすすめですよ。
敏感肌のためのエイジングケア(年齢に応じたうるおいケア)ができると口コミでも話題のスキンケア。
実際に筆者も選ぶ時に肌にハリや弾力に効果があるという口コミを見て、かなり期待しました。
実際に使ってみて、まず好印象だったのが、“香り”。
天然植物成分のみを配合しており、香りも本格的で、疲れた時にとてもリラックスできました。
更にスキンケアを使い続けると肌がしっとりしてツヤが出ました。
日中も自然なツヤがあり、メイク崩れも気になりません。
今までならスキンケアを適量以上つけないと保湿が物足りなかった筆者ですが、アヤナスの適量が思っていたより少なくて、最初使う時は不安でした。
しかし、実際使ってみると適量で十分な保湿力だったので感激しました。
使い続けるごとに肌が整うのが分かるのと、スキンケアをする度に香りでリラックスできるという2つの点から、乾燥対策としてかなり上位に入るおすすめのスキンケアと言えます。
こちらは皮膚科医監修のもとに作られているドクターズコスメで、オールインワンの中でも筆者的にはかなり上位に入るくらいの保湿力をもつアイテム。
このアイテムで特に注目するのは、保湿と年齢に応じた肌のお手入れに特化した成分が入っていること。
年齢とともに減少しやすい保湿因子にアプローチしたナノセラミドやアミノ酸、それからヒアルロン酸はもちろんのこと、レチノールやペプチド、コエンザイムQ10も入っているかなり贅沢なアイテムです。
テクスチャーは少し透明感のある乳白色のジェルで、肌にのせるとしっかり肌をカバーしてくれるような感じがします。
筆者の場合はもともと乾燥が激しい肌タイプだったため、使い始めの頃はこれ単品だと乾燥しないか不安で仕上げにクリームをつけていました。
ただ、使い続けていくうちにクリームの回数を徐々に減らしていっても乾燥しないということに気づき、最後は単品使いをしても気にならなくなりました。
筆者の場合は、前にオールインワンで失敗したことがあるので、最初から単品使いするのが不安だったのですが、このアイテムに出会ってから、オールインワンへのイメージが変わりました。
敏感肌の方にも優しいのと、容器が真空になっていていつでも新鮮なものを肌につけられるという点で高評価です。
スキンケアの浸透(角層まで)を良くするには、肌に汚れが残っていない状態にすることが大前提です。
そのため、メイク汚れが残らないように適したクレンジングを使うことが大切です。
ウォータープルーフタイプのマスカラやアイライナー、それから油性のエマルジョンファンデーションといったものはオイルでないと落ちませんが、BBクリームやリキッドであればクリームやジェルタイプのクレンジング料でも落とせます。
そのため、普段自分がしているメイクの濃さに合わせてクレンジング料を選ぶようにしましょう。
過度な洗顔は、肌の潤い成分である皮脂や細胞間脂質、それから天然保湿因子まで洗い流してしまい、肌内部の水分が蒸発しやすくなります。
また、ターンオーバーが乱れやすくなるので要注意。
洗顔は朝と夜の2回までにするようにしましょう。
スキンケアを直接つけるのと手で人肌に温めてからつけるのとでは、角層までの浸透率も変わります。
特にクリームや乳液といった油分系は手で温めることでテクスチャーが柔らかくなりますので、顔全体にムラなく馴染ませることができます。
大人の乾燥肌はただ保湿をすればいいというわけではありません。
肌本来が持っている保湿因子に近い保湿成分を選ぶことで、年齢肌による乾燥を和らげることができますのでぜひ参考にしてみてください。