タイムシークレットのミネラルプライマーベースは、崩れにくさとクレンジングのしやすさを両立するプチプラの化粧下地。
口コミでは化粧持ちの良さや肌悩みを自然に見えにくくカバーすると評判のアイテムです。
この記事では、特徴や口コミ、成分を解説しながら、使い方や乾燥肌のライターが体験した感想をレポートします。
タイムシークレットのミネラルプライマーベースは、素肌を生かしながら肌の色ムラや毛穴・凹凸を目立たなくさせ、透明感※のある肌に見せる化粧下地です。
ウォータープルーフ処方ですが石けんオフできるため、崩れにくさと落としやすさを両立しています。
また、タイムシークレットのフェイスパウダーに共通する肌の乾燥を防ぐ成分と皮脂崩れしにくくする成分が、この化粧下地にも配合されています。
紫外線防止効果はSPF23/PA+++、色展開は「クリア」の1色のみです。
※メイクアップ効果による
ミネラルプライマーベースはウォータープルーフであることに加え、皮脂崩れしにくく肌の乾燥も防ぐので、汗、皮脂、乾燥、どのメイク崩れが気になる方にもおすすめです。
また、石けんで落とせるため、クレンジングによる肌への負担が気になる方や、メイク落としと洗顔を一度に済ませたい時短派の方にも助かります。
クリアカラーなので、元々の肌の色に関係なく使える下地が欲しい方や、素肌のような仕上がりが好みの方にもピッタリです。
ミネラルプライマーベースは汗や皮脂、乾燥によるメイク崩れ防止が期待できるため、肌質や季節を選ばずに使えることが評価できます。
石けんオフできるので、ウォータープルーフのアイテムは落としにくいイメージがあって苦手な方も試しやすい下地です。
石けんで落とす場合には、合わせて使うフェイスパウダーやファンデも、同じくクレンジング不要のアイテムにしましょう。
色展開は「クリア」の1色のみですが、色白の方や肌の色が暗めの方にもなじみやすく、フェイスパウダーやファンデの色を生かせることも嬉しいポイントです。
口コミサイトやSNSに投稿されているミネラルプライマーベースを実際に使用した方の評判をチェックしていくと、以下のような声が多くありました。
ミネラルプライマーベースは、公式HPでしっかりメイク以外はファンデ使わずフェイスパウダーでベースメイクを仕上げることが紹介されているため、マスク着用時のメイクを軽めにしたい方から支持されています。
また、テクスチャーの伸びが良いため厚塗りを防げることも、この下地の崩れにくさに関係しているとわかりました。
一方、紫外線カット効果は日常生活には十分ですが、より高い効果を求める方からは低評価でした。
ミネラルプライマーベースを実際に使って、テクスチャーや仕上がりを確認していきます。
今回は残暑が続く時期に体験しますが、乾燥肌の私は暑い季節も空調により乾燥崩れしやすいため、ミネラルプライマーベースが持つ肌の乾燥を防ぐ効果が気になるところです。同時に、汗や皮脂による崩れにも注目していきます。
ミネラルプライマーベースは、ピンク色の外箱の中にメタリックなシルバーのチューブが入っています。
チューブは飽きの来ないシンプルなデザイン、かつスタイリッシュな印象でもあるので、プチプラですが安っぽく見えないところが良いと思いました。
厚さは約2cmとポーチの中でもかさばらないサイズ感で、持ち運びしやすいです。
チューブは先が細くなっているため使用量を調整しやすく、出し過ぎを防ぐことができます。
下地は乳液状でクリアカラーですが、実際の色味は薄いベージュです。
ミネラルプライマーベースはベースが水で、オイルも含まれています。
手に伸ばしてみると、やはり水ベースというだけあってみずみずしく柔らかくて、スルスルと塗り広げることができました。
スキンケアの乳液と同じ感覚の塗り心地で、気持ち良い使用感です。
力を入れなくても肌のキメにまでスムーズになじんでいきます。
下地を塗った後の肌には、ギラギラし過ぎない上品な印象のツヤが生まれました。
また、下地は元々薄いベージュの色味ですが肌に伸ばすとほぼ透明になり、まさにクリアカラーである印象です。
下地を伸ばす際にベースの水が揮発したため使用後の肌表面にはオイルが残り、ややペタッとしたしっとり感があります。
サラサラの肌が好みの人にはべたつきと感じてしまうかもしれません。
しかし、オイルが肌によくなじむため密着力は高いと感じました。
ウォータープルーフ効果もチェックするために、ミネラルプライマーベースを塗った肌を水に濡らしてみました。
水をよくはじく様子は見られませんが、肌を擦らなければ下地が水に溶けることはありません。
ウォータープルーフ効果は穏やかであるとわかりました。
ミネラルプライマーベースを顔に塗り、カバー力や仕上がりを確かめていきます。
すっぴんの状態とミネラルプライマーベースを塗った状態を比べてみましょう。
クリアカラーの下地なので元々の肌の色より明るく見せる効果はさほどなく、よりトーンアップさせたい方には物足りないかもしれません。
しかし、白浮きしたくない方にはピッタリの仕上がりだと思いました。
クマやニキビ跡を見えにくくすることはできませんが、毛穴の凹凸はふんわりとぼかされ、色ムラもほんのりと目立ちにくくなっています。
素肌を生かしながら、自然なカバー力で肌を全体的にきれいに見せてくれる印象です。
また、ハイライトを使わなくても自然なツヤが出てています。
ツヤによって顔が立体的に見えると同時に、乾燥によるくすみが気にならなくなり透明感※も出ます。
ミネラルプライマーベースは、ツヤと透明感※を仕込むことで内側から輝く肌に見せられる下地だと感じました。
※メイクアップ効果による
ミネラルプライマーベースの特徴の1つである化粧持ちを検証します。
タイムシークレットの公式HPに、しっかりメイク以外は下地の後フェイスパウダーでベースメイクを仕上げるのがおすすめと紹介されているため、ここではファンデを使わず手持ちのフェイスパウダーでベースメイクを仕上げてみました。
朝メイクをした後と、時間が経った夜の様子がこちらです。
この日は終日適度に空調を効かせた自宅で過ごしましたが、やはり残暑により家事をしていると少し汗をかいたり皮脂が出たため、夜になると顔全体がややテカってしまいました。
しかし、大きく崩れることはなかったので、この下地の化粧持ちは実感できました。
また、乾燥肌の私は空調の効いた場所で長時間過ごすと乾燥で肌がつっぱることがあるのですが、この下地を使った日はその感覚がありませんでした。保湿効果も発揮された印象です。
ちなみに、別の日にマスクを着用して外出した際にもこの下地を使いましたが、マスクが触れていた部分がヨレてしまったため、摩擦には弱いことがわかりました。
それでもマスクへの色移りはあまりなく、摩擦以外の崩れは気にならなかったためマスクの中は快適でした。
ヨレたとしても、下地の色は肌に伸ばすとほぼ透明なのであまり目立ちません。
口コミにマスク着用時のメイクに良いという評価が多くありましたが、納得の使い心地です。
ミネラルプライマーベースにはオイルが入っているため、塗った後の肌が適度にしっとりすることが乾燥肌の私にとって高評価ポイントです。
肌がしっとりした状態だと後から使うフェイスパウダーが密着しやすくなり、乾燥肌にありがちな粉っぽい仕上がりにもなりませんでした。
また、摩擦には弱いものの、汗や皮脂、乾燥では崩れにくかったため化粧持ちも満足です。
ただ、やはりクリアカラーの下地なので、クマやニキビ跡も目立たなくするカバー力がなかったことは残念でした。
しかし、ツヤによる透明感※は出せたので、素肌を生かした抜け感のあるベースメイクアイテムとしては納得です。
※メイクアップ効果による
ミネラルプライマーベースの使い方を、フェイスパウダーやファンデとの相性も合わせて紹介します。
伸びの良いテクスチャーなので、パール粒大で顔全体に塗り広げることができます。額、鼻、両頬、あごの5点に置いてから伸ばしていくとムラになりにくいです。
ミネラルプライマーベースを塗った後の肌はベタベタせず適度にしっとりした状態なので、上から重ねるアイテムがパウダー状のものは粉が密着しやすく、リキッドファンデを塗布する際もヨレにくいです。
実際にフェイスパウダー、パウダーファンデ、リキッドファンデ、それぞれ手持ちのものを使って試してみましたが、どれも下地との相性は良いと感じました。
ミネラルプライマーベースは乳液のような塗り心地ですが、スキンケアにおける乳液としての機能はないため、化粧水、乳液、クリームなどでスキンケアを完了させてから使用しましょう。
事前のスキンケアで肌がしっかり保湿できていると化粧ノリが良くなり、乾燥崩れを防ぐことにも繋がって化粧持ちも良くなります。
ミネラルプライマーベースのカバー力は穏やかなので、より肌悩みを目立ちにくくしたい場合には、カバー力の高いファンデやコンシーラーを塗り重ねるなど工夫しましょう。
この下地自体は石けんで落とせますが、フェイスパウダーやファンデなど合わせて使う他のアイテムが石けんオフできない場合にはクレンジング剤を使いましょう。
メイク汚れが落としきれず肌の上に残ったままの状態だと、肌トラブルの原因となる可能性があります。
ミネラルプライマーベースは上から重ねるアイテムを選ばず、かつ、色味の主張のないクリアカラーでフェイスパウダーやファンデの色・質感を生かせることから、多様なベースメイクができる化粧下地です。
素肌を生かしたいときや普段使いにはフェイスパウダーでナチュラルに仕上げ、しっかりメイクのときにはファンデを使うなど、なりたい肌やシーンに合わせて一緒に使うアイテムを使い分けるのがおすすめです。
ミネラルプライマーベースは皮脂崩れしにくいのになぜ石けんオフできるのか、また、紫外線カット効果についても成分に注目して解説します。
| 肌の乾燥を防ぐ効果 | 異性化糖、トリフルオロアセチルトリペプチド‐2、セラミドNP、ヒアルロン酸Na |
|---|---|
| 崩れにくくする効果 | ヒドロキシアパタイト、酸化亜鉛 |
肌の乾燥を防ぐために効果の異なる複数の保湿成分が配合されているので、外部刺激の1つである乾燥から肌を守りながら、肌に潤いを与えることもできています。
メイクを崩れにくくするために配合されているのは、いずれも皮脂を固める効果を持つ無機物質（ミネラル）で、皮脂により下地が肌から浮くことやテカりを抑えようとします。
これらはクレンジング剤を使わなくても落とせる成分であることが、この下地が石けんオフできる理由の1つなのです。
これらの保湿成分と無機物質は、タイムシークレットのフェイスパウダーにも共通して配合されています。
また、紫外線をカットするのはいずれも紫外線吸収剤です。
化粧品の配合成分はパッケージに配合量の多い順に記載されていますが、ここで紹介した成分はいずれも始めの方に記載されているため、配合量が比較的多いとわかりました。
この下地は紫外線をカットできますが、使用量が少ないと十分な効果を得られません。
しかし、厚塗りはメイク崩れの原因となるため、下地は塗り過ぎないようにした上で、同じくUV対策できるファンデやフェイスパウダーで効果を補うことをおすすめします。
ただ、紫外線吸収剤はまれにアレルギー反応が起きてしまう場合があります。
紫外線吸収剤が肌に合わないと事前にわかっている場合には、使用を控えるなど注意が必要です。
ミネラルプライマーベースは、タイムシークレットの製品を展開するmshの公式オンラインストアをはじめとする通販サイトや、バラエティショップ、ドラッグストアなどの店舗でも購入できます。
私は今回ミネラルプライマーベースをロフトの店舗で購入しました。
ロフト以外にも、近所のタイムシークレットを取り扱う化粧品専門店やバラエティショップ、ドラッグストアを訪れてみましたが、ミネラルプライマーベースが置かれていない店舗が一部あったため、確実に購入するなら通販サイトがおすすめです。
通販サイトなら、mshオンラインストアがよりお得に購入できます。
mshオンラインストアは送料無料であることに加え、会員登録すると初回購入時に利用できる割引クーポンもゲットできますよ。（2020年9月時点）
タイムシークレット ミネラルプライマーベース
| 価格 | 容量 |
|---|---|
| 1,760円(税込) | 30g |
ミネラルプライマーベースは、肌質や季節を問わずに使うことができ、どんな肌の色にもなじみやすいことに加え、フェイスパウダーやファンデとの相性も良く、それぞれの色味を邪魔しません。
特定の季節や環境、肌質に特化したものではありませんが、総合的に万能なアイテムなので1つ持っておくと便利だと思いました。
この下地が持つ効果だけでは物足りない場合は、使用前に肌質に合ったスキンケアを行い、フェイスパウダーやファンデも肌質やシーンに合うものを選びましょう。
素肌を生かした仕上がりで石けんオフでき、価格もプチプラなので、特にナチュラルメイク派の方は一度試す価値のある化粧下地です。
