皮脂を抑制し肌をサラサラにしてメイクの発色や色持ちを良くしてくれる優秀なイニスフリーのノーセバムミネラルパウダー(以下、ミネラルパウダー)は、皮脂のコントロール効果もあり、メイクの皮脂崩れ防止やメイク直しにも使うことができます。
今回は、乾燥肌ライターが実際にミネラルパウダーを使用し、使うタイミングやメイクの発色などを検証、パウダーの使用感や効果をレポートします。
また乾燥肌が使ったときの肌の調子や口コミ、購入方法もあわせて紹介します。
イニスフリーのミネラルパウダーの口コミを検証しました。全体的にポジティブな口コミが多くみられ、ネガティブな口コミはほとんど見られませんでした。以下は口コミ内容です。
圧倒的にポジティブな口コミが目立ちました。
内容としては、サラサラの付け心地が気持ちよく快適、皮脂をしっかり押さえてくれるのでアイメイクの色持ちがいい、プチプラで次もリピートしたいなどの口コミが多かったです。
ネガティブな口コミは、乾燥肌はつける量が多いと乾燥しやすい、付属のパフ以外のものを使うと肌がサラサラにならない、小さくて使いづらいという口コミが見られました。
乾燥肌が使うには使用量に注意する必要があるようです。
イニスフリーのミネラルパウダーを使用するタイミングはメイク前とメイク後のどちらでも使用可能です。
ここではメイク前とメイク後に使用した場合の使い方と、その効果について説明してきます。
メイクアップ前に使う場合はスキンケアをした後に使います。
スキンケア後はしばらく時間をおいて肌が落ち着いてから付属のパフで軽く塗布します。
スキンケア後顔全体に塗布することで皮脂崩れを防ぎメイクアップベースのような効果が得られるので、メイクノリが良くなりメイク崩れをしにくくなります。
イニスフリーのミネラルパウダーには日焼け止め成分が入っていないので、日焼けが気になる人はスキンケア後に日焼け止めを塗ってからパウダーを塗布するか、日焼け止め効果のあるファンデーションを使いましょう。
メイクアップ後のタイミングに使用する場合は、ファンデーション後のフェイスパウダーとしての使用や、メイク直しとしての使用方法があります。
フェイスパウダーとして使う場合は顔全体に塗布しますが、メイク直しとして使う場合はTゾーンや額、頬などメイクが皮脂崩れしやすいところに部分使いするといいでしょう。
私は乾燥肌なのでメイクアップ後のフェイスパウダーとして使いました。
パフは小さめで小鼻周りやTゾーンなどの細かい部分にもパウダーがつけやすいサイズです。
ただしフェイスパウダーとして顔全体に使うにはパフが小さく使いづらい印象。
顔全体にパウダーをつける場合はブラシの方がつけやすいです。
脂性肌や混合肌の場合はブラシだとテカリが残るかもしれないので付属のパフを使った方がベター。
パフを使うと小鼻周りや眉間などの細かな部分も丁寧に塗布できてテカリを抑えられますよ。
イニスフリーのミネラルパウダーを実際に購入して使ってみました。ケースがコンパクトサイズで手に収まる大きさです。
持ち運びに便利なサイズなので、メイク直し用にも活躍すること間違いなし。パウダーはとても粒子が細かくてサラサラとしています。
パウダーをつけるときにふわっとミントのいい香りがします。
今回は乾燥肌の私が普段使用しているクリームファンデを使ってから、メイク後にイニスフリーのミネラルパウダーを使用した使用感についてまとめていきます。
上はクリームファンデを塗った後の肌です。クリームファンデを塗った後は顔がべたつく状態になっています。この状態でイニスフリーのミネラルパウダーをつけました。
イニスフリーのミネラルパウダーは、つけ心地が驚くほど軽いのが印象的でした。べたついていた肌がとてもサラサラして、手で触れると肌の滑らかさを感じます。
パウダーをつける前後の比較をするため左顔のみパウダーをつけてパウダーの仕上がりを確かめました。
パウダーをつける前はファンデーションのつやが見られますが、パウダーをつけた後はつやが抑えられてマットな肌になりました。
ブラシでふんわりとつけたのですが、少量でも顔全体に塗布できて滑らかなつるんとした肌になりました。
ネガティブな口コミにはブラシで付けると顔がテカテカしたままだったという口コミがありますが、私はテカリを押さえることができてべたつきのない肌に仕上がりました。
この後にマスクをしましたが、肌がサラサラなのでいつもよりもメイク汚れがマスクにつきませんでした。
通販サイトの商品説明では皮脂のバランスを整える効果について記載されていますが、実際に使ってみると毛穴を目立たなくする効果※も感じられました。毛穴の輪郭をぼかして柔らかな肌印象になります。
イニスフリーのミネラルパウダーを使うとアイメイクの発色が良くなると口コミがあったので、実際に試してみました。
左の写真はパウダーを使わずにアイシャドウをつけた写真です。右の写真はパウダーを使った後にアイシャドウをつけた写真です。
パウダーを使用していない左の写真の方はラメの輝きは見えますが、ラメが薄く発色が弱めです。
パウダーを使用した右の写真では、ラメの発色が良くキラキラしてラメの輝きがきれいです。
イニスフリーのミネラルパウダーを使用してからメイクを行うと、余分な皮脂を抑えサラサラとした肌質に変えるため、アイシャドウが肌に密着して発色のいいキレイな目元に仕上げることができます。
このほかの使用方法として、リップベースや汗をかきやすいわきの下などのデオドラントとしての使用方法が紹介されています。
皮脂をしっかりと抑制する効果が高いイニスフリーのミネラルパウダーですが、乾燥肌が使用すると乾燥による小じわができやすいです。
写真左ははメイクをしてすぐの状態で、写真右はメイクをして4時間たった時の写真です。
左のメイク直後の写真では、メイクをしてすぐは乾燥による小じわは目立ちませんが、右のメイクから4時間後の写真では、目頭の下あたりが乾燥してうっすらと目元に小じわができています。
乾燥によるメイクのよれが少し気になりました。目元以外ではほうれい線ができやすい部分の乾燥が気になりました。乾燥対策として保湿コスメを使うとメイクのよれをケアできました。
乾燥肌の人はミストタイプの化粧水をメイク直しとして使うといいと思います。部分的な乾燥であればスティックタイプの保湿コスメがおススメです。
汗で顔がべたつきやすい夏は肌質に関係なくイニスフリーのミネラルパウダーがオススメ。
イニスフリーのミネラルパウダーはべたつきを抑える効果があるので、夏の暑い季節のメイク直しとして活躍してくれること間違いなしです。
ただし空調の聞いた室内で過ごす場合には夏場でもやはり乾燥しやすくなるので、乾燥肌はシチュエーションに合わせて使い分けることが大事です。
イニスフリーのミネラルパウダーを実際に使用してみたメリット、デメリットをまとめました。
イニスフリーのミネラルパウダーを使用すると口コミのとおり顔のテカリ、べたつきを抑えてさらっとした肌触りを感じました。つけ心地が軽いので肌に重みを感じません。
テカリやべたつきを気にしている人やメイクによる肌の重みが苦手な人はイニスフリーのミネラルパウダーが向いていると思います。
アイシャドウベースとしてアイメイクの発色を良くして目元をキレイに見せたり、そのほかにもマルチな使い方ができたりと優秀なコスメなので、一つは持っていたいと感じるパウダーでした。
乾燥肌の私としてはやや肌が乾燥しやすい点が少しマイナスとなる印象がありますが、それ以上にいろいろなメリットがあるので乾燥対策の保湿コスメを取り入れながらイニスフリーのミネラルパウダーを使うと、メリットを活かした使い方ができますよ。
イニスフリーのミネラルパウダーは、Qoo10やスタイルコリアンなどの韓国コスメ通販サイトや楽天、Amazonから購入することができます。
Qoo10で購入すると2つセットで1つ分の価格だったり送料が無料だったりとお得に購入できます。
イニスフリーにはミネラルパウダー以外にもブラーパウダー、モイスチャーパウダー、カラーパウダーという種類があります。
イニスフリーのパウダーの種類 | 主な効果 |
---|---|
ミネラルパウダー | 皮脂のバランスを整える効果 さらさらとしたマット肌に仕上がる |
ブラーパウダー | メーキャップにより毛穴を目立たなくする効果 透明感のある陶器肌に仕上がる |
モイスチャーパウダー | 潤いをキープしながら皮脂のバランスを整える |
カラーパウダー | メーキャップにより肌の赤みや色ムラなどの肌悩みを補正 |
毛穴を目立たないようにカバーしたいときはブラー、乾燥が気になるときはモイスチャー、色補正効果が欲しいときはカラーがおススメです。
ブラーとモイスチャーはつやのある仕上がりになるので、つやがほしい人はブラーやモイスチャーを使うと◎。
どのパウダーも皮脂抑制効果は抜群なので、仕上がりや肌悩みで自分に合ったパウダーをチョイスしましょう。
肌悩み別に対応したパウダーがそろっているので使い分けるといいですね。
イニスフリーのミネラルパウダーは肌のべたつきを抑える効果でサラサラ感が体験できるつけ心地のいいパウダーです。コンパクトなサイズで、持ち運びしやすく便利なアイテムです。使うタイミングはさまざまで、メイク前後やアイシャドウベースとして使うなどマルチな使い方ができるので1つは持っていたいパウダーだと感じました。
乾燥肌は全顔に使うと乾燥が気になるところですが、暑い季節の顔がべたつくときには汗や皮脂を抑える優秀アイテムとして使えます。乾燥が気になる人は保湿コスメで乾燥をカバーしてみてください。