「厚塗りを卒業したい」「素肌を綺麗に魅せたい」という30代以降の女性にオススメな化粧下地がナチュラグラッセのスキンバランシングベースです。
オーガニック・ナチュラル志向の大人女性に向けてインナードライ肌のコスメコンシェルジュライターが使用感をレビューしてみました。
今回レポートするスキンバランシングベースは、かれこれ2年近く愛用している化粧下地です。
ナチュラグラッセ スキンバランシングベース(25ml)
3520円(税込)
※楽天 参考価格
私が感じたスキンバランシングベースの細かいポイントを分かりやすくまとめてみました。
軽めのワンプッシュでこのくらいの量が出てきます。私はいつも軽め2プッシュくらいを使用しています。
テクスチャーは乳液とクリームの中間くらいで、とてもよく伸びます。
軽めのワンプッシュで手の甲と手首くらいまで伸ばすことができます。
スキンバランシングベースは、真っ白なのでカバー力がないかと思いきや、塗った瞬間からメイクアップ効果によってお肌のツヤとキメが整った印象になります。
オーガニック、ナチュラルメイク志向の私の心を掴んで離さないのは、隠して綺麗に魅せるのではなく、素肌を生かして魅せる肌に仕上げてくれるという点です。
ほんのり柑橘系の香りにも癒されています。
SPF31 PA++なのでUVケアもできますが、私はもう少し紫外線をしっかりと防ぎたいのでスキンバランシングベースの前に日焼け止めを塗るようにしています。
スキンバランシングベースにはブルーライトカット効果のあるルテインが配合されています。
スマホやPCから発生するブルーライトは、紫外線同様に肌の老化を引き起こす原因となります。
そのため、スマホやPCの使用時間が長いおうち時間やお化粧したくない時でも、このベースだけは必ず塗るようにしています。
日頃からスキンバランシングベースを愛用している私が感じた、メリットとデメリットを紹介します。
スキンバランシングベースを使用しない日は、夕方には頬のあたりが乾燥してしまいますが、使用すると乾燥はしません。また、普段はくすみやすい目元や頬も、スキンバランシングベースを使用することで夕方まで綺麗なツヤが残ります。
乾燥によって目立ちやすくなってしまう毛穴の開きが見えにくくなり、テカリも解消されて、水分と油分のバランスが整っている肌に見せてくれます。
ツヤ肌を演出したい大人の女性にはとてもオススメ!
また、せっけんで洗い流すことができるので、手間がかからずデイリー使用にも向いています。
下地のカラーは白色なので、ニキビ跡や赤みは思うようにカバーされにくいです。
毛穴は全く目立たないわけではありませんが、気にならなくはなります。しっかりメイクしたい方には物足りないアイテムかもしれませんね。
スキンバランシングベースをより良く使用するには、スキンケアも重要です。
スキンケアの段階で、少ししっとりめに仕上げておくことで、ベースを伸ばす際の肌の摩擦が減るためモロモロ防止になります。
ただ、クリームが多すぎて顔の表面に残ってしまった場合にもモロモロの原因になります。
スキンケアはべたつかない程度にしっとり仕上げて、時間を置かずにベース、ファンデーションとなじませていきましょう。
スキンケアアイテムとベースメイクアイテムの相性によってモロモロがでてしまう可能性もあります。
特に、粘度が高いとろみ系の化粧水やクリームを使用されている方は起こりがちです。
手持ちのスキンケアアイテムとの相性によっては、どちらかを変更する必要があります。
急いでメイクをすると化粧下地やファンデをフェイスラインに残してしまうことがありますが、スキンバランシングベースはしっかり伸ばさずに時間をおくとモロモロになってしまいます。
顔にスキンバランシングベースを乗せる際には、1箇所ずつ顔に乗せて手早く伸ばすと良いです。
空気に触れる時間が長いとベースの表面が固まりやすいため、おでこ、鼻、頬、あご…のように複数箇所にベースを乗せて時間を置くことはやめましょう。
また、首までベースを伸ばしきることで、フェイスラインにベースが残ることを防ぐことができます。
毛穴や乾燥が気になる部位には2度塗りしても大丈夫ですが、フェイスラインは2度塗りを避けましょう!
スキンバランシングベースと2種類のファンデーションを合わせてみて仕上がりや相性をチェックしていきます。
ファンデーションの1つ目は、私が普段使用しているナチュラグラッセのファンデーションです。
ナチュラグラッセ メイクアップクリームN(ナチュラルベージュ)30g
3,080円(税込)
※楽天 参考価格
ナチュラグラッセ メイクアップクリームN(以下、メイクアップクリーム)は、下地とファンデーションの中間のようなクリームです。使用感は軽く、薄付きなのに毛穴は目立たなくしてくれます。
ファンデーション2つ目は市販のパウダーファンデーションを使用しました。
ナチュラグラッセのスキンバランシングベースとナチュラグラッセのメイクアップクリームを合わせて使用した肌がこちらです。
スキンバランシングベースにクリームファンデを合わせる組み合わせは、乾燥肌や、混合肌、インナードライ肌の方で、ツヤ感のある仕上がりが好きな方にオススメの組み合わせです。
スキンバランシングベース+クリームファンデの上に軽めのフェイスパウダーを重ねると素肌っぽく、綺麗に仕上がります。
また、クリームファンデの使用量を少量にして2度塗りすることで毛穴やニキビ跡などは目立たなくなります。
ナチュラグラッセのスキンバランシングベースと、他メーカーのパウダーファンデーションを合わせて使用した肌がこちらです。
パウダーファンデーションとの組み合わせは、簡単で綺麗に仕上がるので朝急いでいる時はとても良いですが、インナードライ・混合肌の私は、お昼には乾燥を感じて毛穴が開いたりテカリが出てしまったりします。
毛穴を気にされている方は、ファンデーションを何度も重ねるよりも、スキンバランシングベースを2度塗りしてから、ファンデーションを塗ることで、厚塗り感を防いでいるのに毛穴が目立たない、ナチュラルな仕上がりになります。
ツヤ感はクリームファンデと組み合わせた場合より控えめに仕上がるので、脂性肌の方や、マットな仕上がりが好きな方に向いている組み合わせです。
「隠して綺麗」ではなく「素肌を生かして綺麗」を叶えてくれるスキンバランシングベースをレポートしました。実際に使用してみてスキンバランシングベースは保湿力が高く、くすまない肌をキープできるという事を実感できました!
ファンデーションの色味を邪魔しない下地なので、どんなタイプのファンデーションとも相性が良いですよ。お肌をいたわりながらメイクを楽しみたい方は、是非お試しくださいね。