下地の前に仕込むことで、皮脂によるテカリを防ぎ、毛穴をぼかして目立たなくしてくれると大人気のキャンメイクのポアレスクリアプライマー。
2色展開で、ラメが入ったクリアカラーは、デパコスの下地に効果が似ていることで話題になり発売当初は完売続き……。
2019年末に限定色として発売されたブルーカラーも非常に人気が高く、継続販売されることになりました。
そんな大人気のクリアプライマーを、脂性肌でテカリ・毛穴がとても気になる私が、体験&レポートしていきます。
キャンメイクのポアレスクリアプライマーについて、口コミサイトやSNSで評判を調べて、気になったものを紹介していきます。
その他にも、私の友人は「メイク直しのときにファンデが毛穴に落ちにくい」と評価していました。
やはり「テカリ」「毛穴」についての口コミは多いですが、その評価は賛否両論。
毛穴が目立たなくなった・テカりにくいという声もあれば、特に効果を感じなかったという人も多いようです。
「毛穴」「テカリ」に注目しながら、「乾燥感」「ラメ感」「色補正」「毛穴落ち」「メイクのしやすさ」を実際に使用してレポートしていきます。
ポアレスクリアプライマーの使い方は商品のパッケージやキャンメイク公式サイトにも記載されていますが、口コミサイトを見ると、使い方を勘違いしているユーザーも多いようなので、ここで一緒に確認していきましょう。
口コミサイトの良くない口コミを見てみると、「下地のあとにこれを塗ったところ…」といった風に、順番を勘違いして使っている人の声も多く投稿されていました。
化粧品の効果を最大限に発揮するには使用方法を守ることがとても大切です。
使用の順番を間違えてしまうと、毛穴が全然隠れなかったり、1時間でテカってしまうなど、効果をまったく感じることが出来ない場合もあるので注意してください。
キャンメイクのポアレスクリアプライマーはスキンケアのあと、下地の前に使用するのがポイントです。
キャンメイクの公式サイトによると、ポアレスクリアプライマーはどちらの色の場合も、顔全体に指でなじませるように使用するという記載があります。
しかしポアレスクリアプライマーはどちらの色も、皮脂によるテカリを防止し、毛穴をぼかして目立たなくしてくれる下地なので、皮脂や毛穴が気になるTゾーンや頬の内側への部分使いがおすすめです。
スキンケアのあと、化粧下地を塗る前に、テカリや毛穴が気になるところに塗り伸ばしましょう。
脂性肌で毛穴が気になるライターが、ポアレスクリアプライマーを実際に顔へ使用してみます。
ポアレスクリアプライマーはキャップにスパチュラがついていて、少量ずつ取り出すことが出来ます。こちらはクリアカラーのスパチュラの写真です。
使用量の目安は明記されていませんが、私は以下のように部位によって使用量を変えてみました。
私はこの量をスパチュラで取るのが丁度いいと感じたので、参考にしてみてください。
ボアレスクリアプライマーはどちらのカラーもやや固めのジェルのような質感ですが、肌に塗り伸ばすとべたつきはなく、すぐにサラサラとした触感になります。
薄く塗り伸ばすのがポイント。
厚く塗ってしまうとこのあとに使用する下地やファンデがムラになったり、ヨレやすくなったりするので、しっかりと薄く伸ばしてください。
クリアの方は、無色透明の液にゴールドのラメが少量入っています。
色がついていないので、白浮きなどを気にせずに使えるのが魅力。
ラメが入っていますがごく少量なので、塗り伸ばすとほとんど見えなくなります。口コミで「キラキラするラメが気になる」という声がありましたが、下地・ファンデを塗ると私はまったく気になりませんでした。
特に肌にツヤ感・ラメ感がプラスされるわけでもないのに、「どうしてラメが入っているんだろう?」と考えてしまうくらいでした。
ブルーの方は、薄い水色で、くすみを飛ばし、透明感をプラスする(※)と公式サイトで紹介されています。
ノンパールなので、クリアのラメ感が気になってしまう人はこちらがおすすめです。
手の甲に取り出してみるとなかなか濃い水色に見えますが、塗り伸ばすと青みは消えるので、顔が真っ白になってしまう心配はないです。
口コミでも言われていましたが、色味を補正する効果は薄いように感じました。
逆にトーンアップ効果(※)もそこまで感じられなかったのが残念です。
実際に、毛穴・テカリが気になる部分にボアレスクリアプライマーを塗ってみました。
私はかなり皮脂量の多い脂性肌なので、Tゾーンと頬に使用。写真は、クリアを塗った様子です。
ポアレスクリアプライマーのみだと、やや毛穴がぼやけているような気もしますが、そこまで毛穴が目立たなくなったという感じはありません。
サラサラとしているので、皮脂を抑える効果は期待出来ます。
更に下地・ファンデを重ねていきます。
(※保湿系下地・パウダリーファンデーションを使用)
下地・ファンデともにポアレスクリアプライマーを塗った部分に引っ掛かってしまう感じや、べったりとついてしまう感じはありませんでした。
普段からかなり毛穴を意識してメイクしているため、いつもと比べて劇的に毛穴が隠れた!という印象はありませんが、ある程度毛穴が目立たなくなっています。
ファンデーションの毛穴落ち・厚塗り感・ヨレ・乾燥感などは特にありません。
すべてクリアを使用した写真を掲載していますが、毛穴のカバー力・使用感はブルーでも特に違いは感じませんでした。
皮脂がとても多く、保湿系の下地を使うと昼過ぎにはテカリがかなり気になって、ひどいときにはファンデがほとんどとれてしまっている私。口コミにあった、テカリについてもチェックしてみました。
メイクをしてから6時間が経過の肌と、メイク直後の肌を比較してみます。Tゾーンと頬のみ、ポアレスクリアプライマーのクリアを使用し、保湿系下地・パウダリーファンデを使用しました。
私はかなり皮脂が多く、毛穴も開いているタイプなので、テカリ0とはいかず、メイク直後に比べて、毛穴もやや目立っています。
ですが、ひどい時にはファンデが完全にとれてしまうこともあるので、ポアレスクリアプライマーを使用したほうがファンデが残っていて、通常よりはマシな印象でした。
皮脂をスポンジでオフして、パウダリーファンデを塗り直したところ、特に毛穴落ちなどもなく綺麗に直すことが出来たのは嬉しいポイントでした。
口コミには「乾燥を感じる」という声もありましたが、私は乾燥について特に気になりませんでしたが、ポアレスクリアプライマーを使用しないときと比べて皮脂が抑えられている感じがあったので、乾燥肌さんの場合は乾燥を強く感じることがあるかも知れませんね。
メイク直後のカバー力や使用感と同様に、テカリやメイク崩れに関しても、クリアとブルーでは特に差を感じることはありませんでした。
私はとにかく皮脂がたくさん出てしまう脂性肌。
冬場に少し乾燥を感じるから……と保湿系の化粧下地を使うと、鼻や頬のファンデが皮脂で取れてしまうのが悩みです。
今回、キャンメイクのポアレスクリアプライマーを保湿系下地とあわせて使ってみたところ、プライマーを使用しないときに比べて格段にファンデが落ちていませんでした。
私のように保湿系の化粧下地が使えない!と感じている脂性肌の人には、ぜひポアレスクリアプライマーを下地の前に仕込んで使用してみて欲しいです。
キャンメイクの商品は、全国のドラッグストアやバラエティショップで取り扱われており、ポアレスクリアプライマーもそのほとんどの店舗で販売されています。
私も今回ドラッグストアで購入しましたが、ブルーの方が人気なのか入荷が少ないのか、ブルーのみ置いていない店舗が何か所かありました。
近くに取り使い店舗がない場合や、キャンメイクの他の商品をまとめて購入したい場合は、キャンメイクの公式通販サイトでも購入することが可能です。
現在、キャンメイクの公式通販サイトで注意喚起がされていますが、中国を中心に東アジア地域でキャンメイクのコピー品が流通してしまっているため、店舗や公式通販以外での購入は避けてください。
キャンメイクポアレスクリアプライマーは下地の前に使うことで、皮脂によるテカリを防ぎ、毛穴をぼかしてくれる部分用化粧下地。
クリア・ブルーともに、ラメ感や色味が強くないので、メイクの邪魔になりません。
実際に顔に使用すると、劇的に毛穴を隠してくれるわけではなく、若干ぼやけるような感じがありました。
ひどい脂性肌のテカリを完全に防ぐことは出来ませんでしたが、使用していないときに比べて化粧崩れが落ち着いており、ファンデの毛穴落ちを起こしにくいので、綺麗にメイク直しができました。
保湿系化粧下地はメイクが崩れやすい!と感じる脂性肌さんに一度試してみてもらいたいアイテムです。