ベビーオイルは大人も全身の保湿に使うことができます。
この記事では顔を中心としたベビーオイルの活用方法と、大人におすすめのベビーオイルを3つご紹介します。
ベビーオイルは顔の保湿ケアはもちろん、マッサージオイルやクレンジングオイルとしても使うことができます。
そこで乾燥にお悩みの大人に向けて、ベビーオイルを使った4つのフェイスケア方法を解説します。
メイクは油分と馴染んで肌から浮き上がることでオフすることができるので、油性のベビーオイルはメイク落としにも使えます。
ベビーオイルをクレンジング代わりに使うとツッパリ感もなく、保湿をしながらクレンジングできるというメリットがあります。
ベビーオイルをクレンジングとして使うことはできますが、もともとは保湿オイルのため、オイルクレンジングのように強いクレンジング力はありません。
そのため、濃いポイントメイクは専用リムーバーで落としてからベビーオイルでクレンジングすることがおすすめです。
また、一般的なクレンジング剤と違いベビーオイルには水と油を乳化する界面活性剤は含まれないため、水で洗い流そうとしても油なので水を弾いてしまいます。
したがって、ベビーオイルでクレンジングする場合は浮き上がった汚れを拭き取り、顔に余ったベビーオイルを洗顔料で洗い流す必要があります。
ポイントメイクも1回のクレンジングで落としたい、クレンジング後に拭き取るのは面倒くさいという人には、ベビーオイルでのクレンジングは不向きです。
ベビーオイルをなじませて毛穴や角栓をやわらかくし、浮き出た角栓を取り除くことで、毛穴の角栓・黒ずみをきれいにするという使い方があります。
無理に角栓を押し出そうとすると毛穴が炎症を起こしてしまうため、よく肌を温めて毛穴を開かせてから、ベビーオイルをなじませるのがポイントです。
洗顔後や化粧水を塗った後にベビーオイルを塗ると、水分の蒸散を防ぐことができるので保湿効果がアップします。
ジョンソンベビーオイルのように、主成分がミネラルオイルのベビーオイルは、油分が多いので肌に浸透しません。そのため、化粧水などで水分を補ってからベビーオイルで蓋をするようにパックをしましょう。
パックとお肌への水分補給を同時に行いたい場合は、うるおい成分が配合されたベビーオイルを使うと良いです。
ベビーオイルで顔をマッサージすると、摩擦が減り肌負担を少なくしてマッサージすることができます。
フェイスマッサージは、血行を良くしたり、むくみ解消による小顔効果を狙う人におすすめです。
フェイスマッサージをする前に、両手を首筋に沿って5~10回なでおろし、耳下腺から鎖骨に向かって親指以外の指を滑らせて脇の下をプッシュするという流れをすると、よりリンパの流れが良くなります。
摩擦は肌の炎症やたるみなどの原因となるため、指の滑りが悪い場合はその都度ベビーオイルを足してフェイスマッサージを行いましょう。
化粧水や乳液などの普段使っているスキンケア用品に、ベビーオイルを混ぜて保湿力を高めるという使い方もあります。
しかし、油性成分が多いベビーオイルは、基礎化粧品に配合されている保湿成分の浸透を妨げる可能性があるため、ベビーオイルは混ぜるのではなく蓋をする役割として最後に付けるのがおすすめです。
大人のフェイスケアにも使える、100%天然由来のベビーオイルを3つ厳選してご紹介します。
容量 | 価格 |
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125ml | オープン価格 |
ベビーオイルの定番ともいえるジョンソンのベビーオイルは、ベタつかずさらっとした使い心地が人気です。ドラックストアなどで気軽に手に入り、1,000円以下のリーズナブルな価格も嬉しいポイント。
ジョンソンのベヒーオイルは保湿成分のミネラルオイルと、肌を整える成分酢酸トコフェロール(ビタミンE誘導体)でできているため、使うことで肌を健やかに保ちます。
容量 | 価格 |
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80ml | 定期初回1,320 円(税込) |
アンジュベビーマッサージオイルは名前のとおりマッサージオイルのため、フェイスマッサージにも適しています。
エモリエント効果や肌を整える効果のあるヒマワリ種子油やホホバ種子油などの植物性油脂によって、アンジュベビーマッサージオイルは肌を乾燥から守ってくれます。
容量 | 価格 |
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100ml | 2,860円(税込) |
植物油脂や植物エキスの他に、馬油を含んでいるネオベビーベビーオイル。馬油は人の皮脂にとても近く、必須脂肪酸γリノレン酸が多く含まれ、荒れやすい肌をやさしく守ることができるため、ネオベビーベビーオイルは敏感肌の大人にも向いています。
ベビーオイルは大人の全身保湿にも使うことができます。
お風呂上りに乾燥が気になる部分に優しく塗布することで、乾燥が気になる体にも効果的です。ネイルを含めたハンドケアや、シェービングの前にボディに塗布することで、肌に傷がつくのを抑えることができ、シェービング前のボディケアにも使うことが可能です。
入浴後にベビーオイルを塗ることで、リンパマッサージを行うこともできます。脚の付け根やひざの裏、肘などの大きなリンパを節をやさしく揉みほぐすことで、肌の保湿をしながら、血行促進をします。
また、ベビーオイルは妊婦さんに使うこともできるので、お腹をマッサージすることで、妊娠線の予防にもつながります。
入浴後のタオルドライした髪に使うことで、ヘアケアをすることが可能です。塗れた髪の状態で、ベビーオイルを毛先などの特に乾燥の気になる部分に塗布し、ドライヤーで乾かすと髪の保湿ケアができます。
また、入浴の前か入浴中に頭皮になじませてマッサージすることで、頭皮のケアにもなります。頭皮の健康状態を良くすることは、綺麗な髪を生えさせることにつながります。
お出かけ前に髪にもみ込んでセットすると、流行りのウェット感を出すヘアスタイリング剤として使うことも可能です。
ベビーオイルはもともと皮膚が薄くてデリケートな赤ちゃんのために作られたオイルです。そんなベビーオイルは大人にもおすすめで、1本持っているだけで顔・髪・体の保湿やマッサージオイルとして使える嬉しいアイテム。
ベビーオイルは、特に顔のケア用品としてクレンジング・角栓除去・保湿パック・マッサージに活用してみてください。