あまり大きな肌トラブルもなく10代、20代を過ごしてきましたが、30代になってから日に日に肌の衰えを感じる毎日。
とくに気になるのは、目元の乾燥による小ジワやほうれい線、小さなニキビ跡の数々です。
そこで今回試すのが、各所で高い評価を得ているビーグレンのエイジングケア<※ライン、「ビーグレン エイジング トライアル セット」!
年齢に応じたお手入れができる洗顔・化粧水・美容液・クリームのラインで、気になる肌悩みに多方面からアプローチしていきます。
ちなみに、普段のスキンケアはオールインワン1本な私。ライン使いで肌がどんな風に変わるのか、楽しみです!
※年齢に応じたお手入れトライアルセットは注文から3日ほどで到着。
私は道北に住んでいるので、関東や本州であればもう少し早いと思います。
受け取ると予想よりずっしり重く、「本当にトライアルセット?」なんて思いましたが、開封してみるとトライアルセットのほかに商品カタログや冊子、おまけの「UVブロックスキンケアシート」もついてきました!(重さの正体はカタログでした)
トライアルセットの内容は以下の通りです。
美容液が2つにクリームまで!普段のスキンケアをオールインワンでシンプルにまとめている私にとって、かなり念入りなケアになりそうです!
ちなみに、QuSome(キューソーム)とはビーグレン独自の浸透技術のこと。
エイジングケア※成分とQuSomeを融合することにより、優秀な成分を角質層までしっかり届けることができるというわけです。
使用する前に、気になる成分をいくつかピックアップして紹介します。
クレイウォッシュはその名の通りクレイ系の洗顔で、泥成分であるモンモリロナイトが配合されています。
本来モンモリロナイトは粘土系増粘剤として使用される成分ですが、とても粒子が細かいため毛穴にまで入り込み、イオンの働きによって皮脂や古い角質を吸着して除去することが可能。
おまけに肌に清涼感をもたらすので、モンモリロナイト配合の洗顔料の洗い上がりはすっきりサッパリなのが特徴です。
スキンケアのファーストステップである洗顔でもっとも大事なのは汚れをしっかり落とすこと。
ビーグレンのクレイウォッシュならそれが期待できそうです!
アスコルビン酸とはビタミンCのこと。
ビタミンCには、肌を整える効果が期待でき、つややかな肌へと導いてくれます。
年齢に応じた肌のお手入れをするなら欠かすことのできない成分だと言えるでしょう!
レチノールとはビタミンA誘導体とも呼ばれる成分で、肌の代謝を整える効果が期待できます。
ただし、レチノールは紫外線を浴びることでその効果が弱まってしまうのが難点。
トライアルセットに同封されていた成分や注意事項が記載されたペーパーにも、「日中に使用する場合は紫外線対策をした上で」といった内容が記載されています。
日中外出することが多く、紫外線対策を重視したい方は、ナイトケア用にしてもいいかもしれません。
ここからは実際に使用してみた状況と感想をレポートしていきます。
少し辛口な部分もあるかもしれませんが、あくまでも個人の感想ですので、参考程度にとどめてくださいね。
トライアルセットに同封してある冊子にはそれぞれのアイテムの細かい使用方法、使用量の目安も載っているので、しっかり確認してから使用しましょう!
クレイウォッシュはジェルみたいなテクスチャーで、ちょっと水っぽい感じがあります。
私は最初にしっかり使用方法を読まなかったため、泡立てネットを使ってしまいました。
当然泡立たず、1回分を無駄にすることに……。(なので、使用方法はちゃんと読みましょう!)
気を取り直して、使用方法の従い、肌にくるくるとなじませていきます。
泡立たないタイプといっても、多少は泡立つことが画像からわかりますね。
力を入れすぎるとクレイが摩擦による負担になるため、あくまでも優しく、時間は1分以内におさめるのがポイントです。
私は顎や小鼻まわりのザラザラが気になっていたので、そこだけ少し念入りにくるくるしました。
洗い流すと、気になるザラザラが少しだけなくなったような……?
とはいえ、泡立つタイプの洗顔と比べると「サッパリした!」という感覚は薄いです。
モンモリロナイト配合ということで清涼感を期待していたのですが、それもありません。
でもこれは、『サッパリ洗浄=もこもこ泡』という考えが定着しているせいかもしれませんね。
泡立てるのが面倒という人にはおすすめの洗顔だと言えます。
ちなみに、クレンジングとしての機能はとくに記載されていませんが、メイクも落とせるのか試してみたところ……。
完全に落とすことはできませんでしたが、大部分は落とすことができました!
以上から、洗顔としての洗浄力はしっかりあることがわかります。
次に使うQuSomeローションは「17時間保湿」をうたっており、高い保湿力が期待できるアイテム。
ただ保湿をするだけではなく、次に使用する美容液とクリームの浸透※を高める役割ももっています。
※角質層まで
高保湿をうたうならとろみのあるテクスチャーかな?と思いきや、以外にもサラサラ系。
肌になじませるとしっとりうるおって、個人的にはこれだけでも十分満足できると感じました。
むしろ、この上にさらに美容液とクリームを重ねるのはちょっとためらうレベル。
ともあれ、ローションそのものはかなり高評価です!
次に使用するのはCセラム。ビタミンCがたっぷりはいった温感美容液です。
手に取ってみると、透明なオイルのようなテクスチャー。
オイルといってもとろっとした感じではなく、サラサラしていてチューブからポタポタ出てきます。
手のひらに広げるとさっそくポカポカ感。
けど、いざ顔に広げてみるとそれほど強い温感は感じず、これなら真夏でも普通に使用できると感じました。
ただ、塗り終わると顔がテカテカ状態に……。
なじむまで少し待ってみましたがテカテカはおさまらず、仕方なくそのまま次のQuSomeレチノAを使用しました。
レチノAはやや黄味がかったクリームのようなテクスチャー。
気になる部分にポイント使いするもので、私は目元の気になる部分に優しくなじませました。
1回の使用量はパール粒1つ分くらい(目元に塗るだけならもうちょっと少なくても良いかもしれません)。
塗ってみるとかなりしっとりするので、目元の乾燥に悩んでいる人にぴったりです。
ただ、目元に塗るときは目に入らないように注意しましょう。
使用方法には顔全体に使用してもOKとの記載があるので、ハリ不足に悩んでいる人は顔全体に使うのもいいなと思いました。
最後に使うモイスチャークリームはちょっとこってりしたテクスチャー。
使用量はパール粒2つくらいで、鼻、頬、顎、額の5点に置いてから顔全体になじませます。
顔の内側から外側へとなじませ、最後にじっくりハンドプレスするのがポイント。
すでに化粧水に美容液×2を使用しているので肌は十分しっとりしていますが、さらに美容成分を押し込むイメージです。
かなり肌がしっとりしますが、ナイトケアに使うならまだしも、デイケアには少し重いかも?と思いました。
実際に使用してみての感想は、とにかくテカリが気になる!ということ。
ラインすべてを使い終えると、肌はテカテカのベトベト。
一つ一つのアイテムを使用する時間をある程度空けても、ベトベト感は改善しませんでした。
私が極端にベタベタ感を嫌うタイプなのは否定しませんが、ローションも美容液もクリームもそれぞれ十分な力があるからこそ、重ねていくことで肌の美容成分が飽和状態になったイメージです。
ただ、この不快感は私が普段サッパリ系のスキンケアばかりしているせいで、もしかしたら人によってはちょうどよいしっとり感なのかもしれません。
とくに乾燥肌の人なら、きっと心地よい使用感を得られるでしょう。
実際、ケアから1時間くらいでべたつきはなくなり、肌表面はサラサラになりました。
けれど、テカリは消えず……。
肌表面がサラサラしているため、これはテカリではなくいわゆる「つや肌」なんだとは思います。
とはいえ、顔全体がくまなく光っているため、個人的にはどうしてもテカリのイメージが消えません。
そのままメイクすると、驚いたことにメイクの壁を飛び越えて肌がつやつやします。考えようによっては「みごとなつや肌」と言えなくもないですね。
肌のつやと輝きを求めている人には、ビーグレンのエイジングケア※は全力でおすすめできるラインです。
※年齢に応じたお手入れおまけでついていたUVブロックシートは、SPF25のPA++。
それほど強い紫外線カット効果はありませんが、日常の紫外線対策にはこのくらいがちょうどいいですね。
シートのキメはちょっと粗めですが、肌に塗っても白残りすることもないし、べたつきもなし。
これからの季節、首や足下など、日焼け止めを塗りにくいパーツの紫外線対策に活躍しそうです!
「ビーグレンエイジングケア トライアル セット」を約使用してみた結果。
べたつき感やテカリから、やや重すぎるというのが個人的な感想です。
また、今回はトライアルセットでしたが、本商品の価格は以下の通り。
合計すると、27,828円になります。
それぞれ2ヶ月もつとしても、1ヶ月のコストは14,000円弱。
私の世代のひと月にかける基礎化粧品代の平均値が約3,441円という調査結果もあり、ビーグレンの商品をラインで揃えるのはけっこう厳しい感じがしてしまいますね。
価格 | 使用期間 |
---|---|
1,881円(税込) | 7日分 |
気になる効果は、目に見えるほどの効果はありませんでした。もともと、肌はいきなり劇的に変化するものではありません。
トライアルセットを使用する目的は「効果を確かめる」ことではなく、「本商品を継続して使えるかを確かめる」ことだと思います。
私自身はべたつきやテカリが気になってしまいましたが、Cセラムの使用頻度を減らしたり、使用するアイテム数そのものを減らすことで対応できるでしょう。
もちろん最大限の効果を得るのであればライン使いするのが一番ですが、ビーグレンで年齢に応じた肌のお手入れを考えている人はアイテムを厳選することも検討してみてください。
また、コストを抑えるなら定期便の利用がベスト。割引がきくし配送ペースも指定できるので、とても便利ですよ。
※年齢に応じたお手入れ