今回私が体験したのはなめらか本舗のUV化粧下地N(ふっくらもち肌 豆乳のしっとりUV化粧下地)です。パッケージには大きく豆乳イソフラボンと書かれています。(以下、豆乳イソフラボンの下地)
なめらか本舗はスキンケアシリーズとして有名ですが、あの大人気メイクアップシリーズのエクセルと同じサナが展開しているブランドです。
エクセルは幅広い世代の女性から支持を得ている大人気コスメブランドであり、同じメーカーが出している下地ということで期待値が高まります。
選ぶ化粧下地によっては乾燥が目立ってしまう肌の私でも、なめらか本舗のUV化粧下地Nを使うとふっくらもち肌になれるのかが気になります。
30代の私が豆乳イソフラボンの下地を実際に使ってみて、使用感や肌との相性、ファンデーションと合わせてみた様子などをレポートします。
豆乳イソフラボンの下地はチューブ式です。
下地が出てくる穴も約2mmと大きめなので、表面を押す力の強弱で好みの量に調節しやすいというメリットがあります。
コンシーラーのように顔のほんの一部分に使うものであれば、穴が小さい方が使いやすいですが、下地のように顔全体に使うある程度量が必要なものは、やや大きい方が使いやすいですよ。
なめらか本舗
ふっくらもち肌豆乳のしっとりUV化粧下地40g
SPF25/PA+++
990円(税込)※Amazon参考価格
チューブから出すと、美容クリームのような真っ白い下地が出てきます。
香りのことは特に書かれていませんが無臭です。
見た目からトロンとしているのが分かるので、乾燥混合肌の私は下地だけでどれくらいの保湿力があるのか、ファンデーションとの相性はいいか、など気になることが多く浮かんできました。
また、普段からしっとりする化粧下地を選ぶようにしていますが、今まで使ってきたものの中でも最初の感触が特に濃厚だったので、ファンデーションはヨレないか、そして、しっとりしている分テカッて見えないかという不安もあったのです。
そのあたりも使いながらしっかりお伝えしていきます。
豆乳イソフラボンの下地を全体に塗り広げると、だんだんクリーミーさは消えてきます。
ちなみに化粧下地はパール粒1コ分が適量とされています。
しばらくは写真のように塗ったところが白くなっていましたが、しばらく経つと色は消え透明の皮膜感だけが残りました。
ダイズ種子エキスや植物性コラーゲンといった保湿成分が入っているので、まさに商品名の通り、丁寧にスキンケアをしたかのようなふっくらもち肌になります。
ふっくらもち肌になるのはとても嬉しいことですが、触るとオイルのような感触で油分が多いと感じたのでメイクをする前に軽くティッシュオフしました。
こうすることにより、油分によってテカッて見えていた部分を落ち着かせることができました。
また、SPF25/PA+++と化粧下地に加えて日焼け止め効果も入っていますが、日焼け止め特有のつっぱり感や白浮きするといったことは全く感じられませんでした。
私は乾燥混合肌のため、スキンケアから化粧下地、ファンデーションに至るまで、できるだけ保湿力が高くしっとりするものを選んでいます。
今回も、豆乳イソフラボンの下地に合わせて検証するファンデーションには、ここ数年愛用しているクッションファンデーションを合わせて使ってみました。
保湿力が高い下地にツヤが出るクッションファンデーションを使ったので、テカテカの仕上がりになってしまいました!
ふっくらもち肌を存分に実感しやすいですが、乾燥混合肌でもここまでの保湿力は必要ないと感じました。
下地を塗った後に、光ってるな……と感じた小鼻まわりやおでこ、頬を軽くティッシュオフしてクッションファンデーションを塗ると綺麗に仕上がりました!
ちなみに写真はこちらの方法でファンデーションを塗っています。
程よくもち肌でテカリではなくツヤだけを残した仕上がりになりました!
フィットしやすいクッションファンデーションを使ったこともあり、ヨレも少なく夕方までしっとりした感触が続きました。
私が実際に豆乳のしっとりUV化粧下地を使ってみて感じたメリットとデメリットはこちらです。
豆乳イソフラボンの下地のメリットは、なんといっても保湿力の高さです。しっとり感が長く続くので、乾燥しやすい秋冬に特に使いたい下地だと感じました。
SPF25なので約4時間の日焼け止め効果があります。少しだけ外出する時に日焼け止めの代わりとしても使えますね。
また、日焼け止め効果が入っているにも関わらず、クリーミーでなめらかな使用感なので塗っている時に不快感がありません。
実は、この下地で一番デメリットだと感じたのは、商品を置いている店舗が少ないことです。
大型スーパーやドラッグストアなど、自宅周辺にある5店舗を見てまわりましたが結局見つからず、私はAmazonで購入しました。
なめらか本舗のスキンケアシリーズは全ての店舗にありましたが、化粧下地だけは残念ながらありませんでした。
また、適量をつけているにも関わらずテカるというのも悩みどころです。
使い方で説明したように軽くティッシュオフすれば、しっとり感だけを残しテカリを抑えることができるので、テクニックひとつでフォローできるデメリットではあります。
最後に、保湿力が高く油分が多い分ティッシュオフしたとしても、汗や皮脂が出やすい夏場は化粧崩れの原因となることが考えられます。
実際にこちらを気温が20℃前後の日に使って外出し、少し暑いなと感じた時に確認したところ、小鼻まわりにテカリが見受けられました。
暑さが気にならない秋から春先にかけて取り入れたいと感じました。
今回試したなめらか本舗の豆乳イソフラボンの下地は、普段からしっとりするテクスチャーの化粧下地をあれこれ試している私でも、なかなか出会うことができない保湿力が高い化粧下地でした。
私は、春から夏にかけて多く展開されるサラサラな仕上がりになる化粧下地を使うと、頬の部分があみ目のようにカサカサになってしまうことがあるほどの乾燥混合肌です。これはそんな肌質の私でも、塗っただけでふっくらもち肌になるスキンケアのような化粧下地でした。
ただ、豆乳イソフラボンの下地は乾燥混合肌ですらテカテカに見える傾向があるので、夏場の使用や脂性肌の人には不向きです。
愛用しているクッションファンデーションとも相性が良く、夕方までカサつくことがなかったので何度も使いたくなる化粧下地でした。