タッチインソルノーポアブレムプライマー(以下、タッチインソルプライマー)は韓国コスメメーカーDOOWONが販売している化粧下地です。
メイクによって気になる毛穴や小じわをつるんっとカバーしてくれると評判で、コスパも良いことから、特に20代30代の女性の間で人気があります。
脂性肌で開き毛穴や皮脂による化粧くずれが気になるライターが、タッチインソルプライマーのカバー力・皮脂への強さはもちろん、使い方や使う順番・日焼け止め効果などを、実際に体験してレポートしていきます。
タッチインソルプライマーを実際に使用した人たちの声を、口コミサイトやSNSで検索してみて、気になったものを紹介していきます。
など、満足する声が多数上がっていました。
などの声があり、使用する人によってカバー力・使用感の感想にかなり差があるようです。
タッチインソルプライマーは化粧下地なので、スキンケアのあと、ファンデの前に使用します。
日焼け止めを塗る場合は、タッチインソルプライマーの前に使用してください。
1プッシュで全顔、0.5プッシュだと毛穴や小じわが目立ちやすい顔の中心2/3に伸ばすことが出来る量だと感じたので、「混合肌で乾燥する部分は保湿系の下地を塗りたい」人は0.5プッシュがおすすめです。
タッチインソルプライマーは化粧下地にしては珍しく、日焼け止め効果がありません。
なので、日焼け止めをあわせて使う、または日焼け止め効果のあるファンデと組み合わせて使うのがおすすめです。
日焼け止めと併用する場合は、必ず日焼け止めを塗ってからタッチインソルプライマーを使用してください。
日焼け止めを塗らずにタッチインソルプライマーを使用した場合と、日焼け止めを塗ってからタッチインソルプライマーを塗った場合で、特に使用感に大きな変化はなく、引っかかったり弾いてしまったりといったことは感じませんでした。
脂性肌で毛穴の開きや皮脂によるメイク崩れが気になる私が、実際にタッチインソルプライマーを使用した乾燥をお伝えしていきます。
私が普段愛用している3タイプのファンデとの相性もレポートするので、ぜひ参考にしてください。
タッチインソルプライマーを1プッシュ手に出してみると、ジェルと乳液の中間のようなテクスチャーです。
毛穴をカバーしてくれるタイプの下地は、固めのクリームや、スフレ感のあるふんわりしたものが多い印象なのですが、タッチインソルプライマーはオイルっぽさもあってとてもやわらかく、非常に伸びが良いです。
伸ばしはじめはヌルヌルした感じがあるのですが、しっかりのばすとサラサラとした質感になります。
量を多めに塗ってしまうとサラサラにならないので、口コミにあったように「ずっとヌルヌルする」といった場合は、量を減らして使用してみてください。
香は甘めのフローラル系で、明るい気分になれるのですが、しっかりと香るので微香や無香が好みの方や、フローラルや甘めの香りが苦手な方は、気になってしまうかもしれません。
タッチインソルプライマーを1プッシュ出して、実際に顔に使っていきます。1プッシュで顔全体に充分伸ばせるので、口コミにあったようにとてもコスパがよく感じました。
私は目元が乾燥してしまうことがあるので、上まぶたと涙袋は避けて塗ります。
この時点では「少し毛穴がぼやけたかな?」というくらいのカバー力ですが、触ってみるとたしかに肌がサラサラと滑らかな触感になっていて、多くの口コミに書かれていた「肌がサラサラになった」という効果を実感できました。
タッチインソルプライマーと相性がいいのはどんな種類のファンデなのか調べるために今回は、私が普段から愛用している3種類のファンデを使ってみました。
まずは、プレストタイプのパウダリーファンデを使用していきます。
タッチインソルプライマーを全顔(上まぶた・涙袋のみ保湿下地)に塗ったあと、優しく撫でるようにファンデを塗っていくと……乾燥しやすい部分にファンデが引っかかるような感覚が……。
写真にはうつらなかったのですがまぶたの下・骨のあたりにファンデが引っかかってしまい、やや汚い仕上がりに。また、頬から顔の外側にかけてカスのようなものが出てきてしまいました。
カバー力はあり、毛穴の開きがとてもひどい私は「毛穴がない」というほどではないのですが、保湿系下地を使っているときに比べると、頬・鼻の開いた毛穴がかなり目立たなくなった印象です。
メイク後6時間経過。私は脂性肌なので皮脂によって若干メイクが崩れており、メイク直後に比べると特に頬の毛穴が目立っているようです。
しかし、タッチインソルプライマーはかなり皮脂に強いようで、皮脂で若干崩れてもある程度毛穴を目立ちにくくカバーしてくれているので、脂性肌としては嬉しいポイントです。
続いて、保湿系のみずみずしいテクスチャーのリキッドファンデを使用してみました。手に少量とり、ぽんぽんと優しく叩き込むようにつけていきます。
保湿系のファンデはカバー力が弱めなものが多いのですが、タッチインソルプライマーを塗ってから使用すると、メイク効果によって頬の毛穴はかなりしっかりとカバーすることが出来ています。
6時間経過して、やはりメイク直後より皮脂が出てテカリもあり、毛穴が目立っています。
保湿系のリキッドファンデは皮脂でごっそり取れてしまうこともあるのですが、タッチインソルプライマーを使用したこの日はファンデが完全に取れてしまうこともなく、皮脂を押さえてお粉で仕上げればきれいに直せる程度の崩れでした。
最後に、やや固めの質感のオイルフリーリキッドファンデを使用しました。
固めのテクスチャーのためやや伸びにくさを感じますが、下地で引っかかってしまうような感じはなく、パウダリーファンデを使ったときのように目元に乾燥感が出てしまうこともありませんでした。
もともとカバー力が高いファンデなので、開き毛穴・たるみ毛穴も目立ちにくくなっています。
6時間経過で、他のファンデを使ったときと同様に皮脂が出て、メイク直後よりも毛穴が目立っていますが、ファンデを塗りなおさなくても皮脂を押さえる程度でメイク直しできるくらいでした。
タッチインソルプライマーは、他の毛穴カバー系の下地に比べるとやわらかいテクスチャーでとても伸びが良く使いやすいと感じました。
タッチインソルプライマーのみで毛穴へのカバー力は、見た目にはあまり感じることが出来ませんでしたが、1プッシュを全顔に伸ばしてから触ってみると肌の凸凹感が目立たなくなっており、サラサラとしていました。
ファンデを塗ると、毛穴の黒ずみには特に効果を感じなかったのですが、開き毛穴やたるみ毛穴などのへこんだところが目立ちにくくなっており、3種類すべてのファンデでカバー力を実感しました。
メイク直後の仕上がりが綺麗なのは保湿系のリキッドファンデをぽんぽんと優しく叩き込むように塗ったときでしたが、一番皮脂崩れが押さえられたのはプレストタイプのパウダリーファンデでした。
しかしパウダリーファンデを使ったときは、乾燥しやすい場所にファンデの引っかかりを感じたり、モロモロとしたカスが出てしまったりしたので、乾燥しやすい部分はしっかり保湿をして、モロモロが出ないように量を調節する必要があると感じました。
口コミに「乾燥する」「肌荒れする」といった声も上がっていましたが、私は肌が荒れにくく脂性肌であるため、今回の使用で乾燥や肌荒れは特に感じませんでした。
タッチインソルプライマーは韓国コスメなので、日本で取り扱っている店舗がとても少ないため、韓国コスメ通販での購入がおすすめです。
韓国からの発送になる場合が多く、注文から到着まで1週間以上かかってしまうこともあるので、余裕をもって購入しましょう。
日本国内ではドンキホーテ、ドラッグストアで取り扱っていることもあるようです。
タッチインソルプライマーは毛穴の黒ずみに対してはあまりカバー力を感じることが出来ませんでしたが、開き毛穴やたるみ毛穴の凸凹をなめらかに整えて、毛穴を目立ちにくくしてくれると感じました。
また皮脂にも強く、皮脂によってファンデが全部とれてしまう!ということも防いでくれます。
やわらかく伸びも良くて使いやすいタッチインソルプライマーは脂性肌にもおすすめできる化粧下地でした。