スキンケアの基本は洗顔、と言いたいところですが…。
メイクを毎日する女性が、化粧品の中でも1番重視して欲しいのがクレンジング。
メイク汚れが肌に残っていると、ニキビを始めとする肌トラブルの原因に。
クレンジングは肌の上でスルスルと抵抗なくすべるくらい、たっぷりの量を使用することが大切。
しかしあまり高価なクレンジングでは、たくさん使用するのは少しためらってしまいますよね。
今回は1,000円前後で購入できる、おすすめのクレンジングをランキング形式で3点ご紹介します。
第1位はメイクオフしながら毛穴洗浄してくれる「ソフティモ・ラチェスカ プレミアムホットジェルクレンジング」。
90%の美容液でつくられた濃密ジェルに、美容オイルが詰まったカプセルをin。
マッサージすることで美容カプセルが崩れ、メイクと一緒に毛穴の黒ずみや古い角質によるくすみを取り去ってくれます。
大容量なので毎日惜しみなく使用できますよ。
ゆるすぎず、濃密すぎないテクスチャが特徴。
肌に伸ばしやすく、負担をかけることなくスルスルとメイクになじませることができます。
過去に使用したホットクレンジングは濃密すぎて肌すべりが悪く、冬は冷えて固まってしまい、チューブから出しにくかった経験が。
「プレミアムホットジェルクレンジング」は水分も含んでいるので、冬でも出しにくいほど冷え固まることはありません。
香りはハニーレモンジンジャー。
私はジンジャーの香りが少し苦手ですが、主張が激しくなく、ほんのり香る程度なので問題なく使用できます。
ジェルの中に入っている美容カプセルはとても小さく、目を凝らしてみないとわからないほど。
カプセルは肌になじませると崩れ溶け、スクラブのようなツブツブ感はありません。
ジェルを肌になじませているとじんわり温かくなってきますが、激しい熱を感じるほどではないので夏でも不快感なく使用できます。
ぬるま湯で洗い流すとジェルがすんなり落ち、しっとりサラサラ肌へ。
クレンジング後の洗顔は不要なので時短にもなりますね。
ホットクレンジングは「グリセリン」を高配合することで温感作用が得られます。
毛穴を開かせる為にホットタオルを使用した経験はありませんか?
ホットクレンジングなら、わざわざタオルを温める手間なく毛穴を開かせることができます。
温感作用で毛穴が開き、メイクや皮脂汚れだけでなく、古い角質までオフしてなめらか肌に整えてくれますよ。
また、グリセリンは保湿成分でもあるので、クレンジング後のつっぱり感も気になりません。
乾燥肌だけでなく、毛穴や古い角質によるくすみが気になる方にも是非使用してほしい商品です。
価格 | 容量 |
---|---|
オープン価格 | 200g |
第2位はデリケート肌を考えた無添加(※)の「カウブランド・メイク落としミルク」。
肌に摩擦による負担をかけずに、メイク汚れをキャッチして落としてくれます。
※着色料・香料・鉱物油・アルコール・パラベン・旧指定成分を無添加
カウブランドのメイク落としは、オイルとミルクの2種類販売されています。
普段クレンジングはジェルタイプを使用することが多いですが、乾燥が気になる秋冬は油性成分を多く含んだミルクやクリームタイプにチェンジ。
クレンジングクリームの方が油性成分を多く含んでいますが、ミルクタイプに比べて洗浄力が高いのと、少し洗い流しにくいので私はミルク派です!
ゆるすぎないテクスチャで、クレンジングしているのに、まるで乳液を塗っているような感覚。
クレンジングミルクはクリームタイプよりも水溶性成分を多く配合しているので、夏に使用しても不快な油膜感はありません。
肌のつっぱりは気にならず、適度なうるおいも残っています。
基本的に洗顔料やクレンジングに保湿成分が入っていても、洗い流してしまうため効果が出にくい場合が多いです。
しかし「カウブランド・メイク落としミルク」にも配合されている保湿成分のセラミドは、肌のうるおいを失いにくくするため、乾燥肌向けのクレンジングと言えます。
また、クレンジングミルクは先ほど説明した水系ジェル同様に、パウダー・ミネラルファンデーションからBBクリームまで落とすことができますよ。
普段パウダーファンデーションを使用している私にはちょうど良い洗浄力!
自分のメイクの濃さに応じたクレンジングを使うことで、肌のうるおいをキープすることができます。ダブル洗顔不要の記載がないので、クレンジング後は洗顔料を使用しましょう。
価格 | 容量 |
---|---|
968円(税込) | 150mL |
第3位は化粧水も愛用中の「菊正宗・日本酒のメイク落とし」。
ジェルタイプのクレンジングです。
日本酒に含まれるアミノ酸が保湿効果をもたらし、お肌のうるおいを守りながらメイク汚れをやさしく浮き上がらせてくれます。
まっ白なプルンとしたジェルは肌にすーっとなじみ、伸びも良いです。
クレンジングしていると言うよりも、まるで保湿しているような感覚。
コメ発酵液を配合しているので、香りはまるで日本酒。
そこまで強い香りではありませんが、好き嫌いが分かれる香りだと思うので、お酒の匂いが苦手な方はご注意ください。
メイクの上でクルクルなじませていると、白いジェルにメイクの色がだんだんと移っていきます。
手でなじませることで徐々にメイクが浮いてくるため、摩擦に気をつけながら優しくなじませましょう。
保湿効果の高いアミノ酸(グルタミン酸・アルギニン・ロイシン)を配合することで、洗い上がりはさっぱりしていますが、肌を触るとふっくらうるおっています。
「菊正宗・日本酒のメイク落とし」は洗い流しと拭き取り、どちらでも使用できる2WAYタイプ。
拭き取りは肌への摩擦が気になるので、私は洗い流し用として使用しています。
手や頬が濡れていても使用できますが、乾いた状態の方がメイク汚れがなじみやすく、落ちも良いので、乾いた肌に使用するのがおすすめです。
口コミを見ていて気になったのは「メイクが落ちない」とのコメントがちらほら見受けられたこと。
一括りにクレンジングジェルと言っても、水系ジェル・油系ジェルに分類され、それぞれ洗浄力も異なります。
成分表示の1番上が水か界面活性剤
→水系ジェル
1番上が油性成分
→油系ジェル
ちなみに「菊正宗・日本酒のメイク落とし」は水系のクレンジングジェル。
水系ジェルで落とせるメイクアップ化粧品の目安は、パウダー・ミネラルファンデーションからBBクリームまで。
落としにくく、色素沈着が気になるアイメイクは、事前に専用リムーバーでやさしく落としています。
私はパウダーファンデーションを愛用しているので、落ちにくいと感じた事はありません。
しかしリキッドファンデーションやウォータープルーフの日焼け止めを使用している方は、落ちにくいと感じるのは当然。
水系ジェルには油性のメイクアップ化粧品を落とす力がないからです。
「菊正宗・日本酒のメイク落とし」はどんなメイクでも落とせるのではなく、あくまでパウダーファンデーションを始めとするナチュラルメイク派の方向けです。
ウォータープルーフの日焼け止めは落としにくいですが、通常の日焼け止めであれば落とすことができるので、顔だけでなく全身にたっぷり使用できる大容量さは嬉しいですね。
価格 | 容量 |
---|---|
814円(税込) | 200g |
クレンジングは種類によって洗浄力が異なります。メイク汚れをしっかりオフしたいからと、クレンジングオイルなどの洗浄力が高い化粧品ばかり使用するのはNG。肌を保護している皮脂膜や、うるおいを保つうえで重要なNMF(天然保湿因子)まで流れてしまいます。
今回紹介したクレンジングは、パウダーファンデーションやBBクリームを使用している方向け。落としにくいポイントメイクは専用リムーバーを使用しましょう。
全てドラッグストアで1,000円前後で購入できるので、是非チェックしてみてください。