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クレンジングの成分で注意すべき肌に悪い成分一覧を発表!

クレンジングに含まれる肌に悪い成分とは?詳しく解説

クレンジング剤には肌に気を付けるべき成分が含まれている場合があります。知らずに使い続けると、肌荒れや乾燥などのトラブルを引き起こすことにもなりかねません。そこで、クレンジングの成分で肌に気を付けるべきものは何があるのか、詳しくご紹介していきます。また、多くのクレンジング剤に含まれている洗浄成分「界面活性剤」の注意すべきポイントについても見ていきましょう。

この記事を書いた人
小谷 ゆか
コスメコンシェルジュ、薬事法管理者
小谷 ゆか (33)Re:cosme編集部
敏感肌なので肌に優しい化粧品を日々探しています!肌の状態をみてその日のスキンケアを変えています!
肌質:敏感肌
肌悩み:冬はお肌が乾燥気味

クレンジングに使われる肌に気を付ける成分3つ

クレンジング剤の成分で肌に気を付けるべきなものは、大きく分けると以下の3つです。

気を付けたい成分例
  • 界面活性剤
  • オイル成分
  • 添加物

しかし、界面活性剤・オイル成分・添加物等の全てが含まれないクレンジングを探すのは至難の技です。この3つの成分の中にも肌に悪くないものもあります。特に気を付けたい成分について詳しく解説します。

クレンジング選びでは石油系界面活性剤に注意!

界面活性剤は、本来は馴染むことのない水と油を混ぜる働きをするものです。界面活性剤の働きにより、油性のメイク汚れを水でしっかり流すことができます。よって、界面活性剤が全て肌によくないというわけではありません。むしろ、界面活性剤はメイクを落とすクレンジング剤には必要不可欠なものなのです。

しかし、界面活性剤の中でも「石油系合成界面活性剤」は洗浄力が高いなど合わない人もいるので、注意する必要があります。

スキンケアの一貫とも言えるクレンジングをする度に肌が荒れてしまったり肌の乾燥を助長したりする恐れがあるので、石油系合成界面活性剤が使われているものは避けましょう。あるいは、クレンジングの種類によって配合されている界面活性剤の量が違うため、石油系合成界面活性剤が含まれていても量が少ないものを使うようにしましょう。

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気を付けるべき石油系合成界面活性剤一覧
  • スルホン酸ナトリウム
  • ラウリル硫酸TEA
  • ラウリル硫酸ナトリウム
  • ベンザルコニウムクロリド
  • アルキル硫酸塩
  • ポリオキシエチレンアルキルエーテル
  • 塩化アルキルトリメチルアンモニウム
  • 塩化アルコキシプロピルトリメチルアンモニウム
  • 塩化ジアルキルジメチルアンモニウム

石油系合成界面活性剤には多くの種類がありますが、クレンジングに良く使われる成分には上の様なものがあります。

この他にも多くの種類があり、これが全てではないのですが「ラウリル」「アンモニウム」「クロリド」「スルホン酸」「TEA」が成分の名前に含まれるものは合成界面活性剤ですので、目安にして下さい。

また、良く落ちるクレンジングが欲しいなら下記のような成分が含まれているものを選ぶのも一つの方法です。

おすすめの界面活性剤一覧
  • レシチン
  • 脂肪酸モノグリセリド
  • グリセリン脂肪酸エステル
  • オクチルドデセス
  • ステアリン酸
  • オレイン酸
  • ラウリン酸
  • ポリソルベート
  • PEG

クレンジングに含まれるオイル成分に注意!

クレンジングには様々なタイプがありますが、クレンジングオイルだけにオイル成分が含まれる訳ではありません。クリームタイプやバームタイプ等も、メイク落ちを良くする為にオイル成分が含まれています。

ただし、オイル成分は肌に気を付ける必要性があるものと肌に良いものが両極端に分かれます。詳しく見ていきましょう。

気を付けた方が良いオイル一覧

危険度大!炭化水素油系オイル

オイル成分の中でも脱脂力が強く、肌に必要な皮脂まで落としてしまいます。クレンジングに使われる炭化水素油系のオイルは「ミネラルオイル」です。ミネラルオイルは安価に精製できる為、特にプチプラクレンジングに多く使われています。

乾燥肌・敏感肌の方は注意!エステル系オイル

エステル系成分のオイルは、炭化水素油系と比べると脱脂力がマイルドですが、敏感肌や乾燥肌の人は症状を悪化させてしまう恐れがあります。クレンジングに良く使われるエステル系オイルは「ホホバ油」「エチルヘキサン酸セチル」「パルミチン酸イソプロピル」等です。

肌に良いオイル一覧

油脂系オイル

オイル成分の中でも格段に肌への負担が少ないのは、脱脂力がマイルドな油脂系オイルです。油脂系のオイルには「コメヌカ油」「アーモンド油」「ココナッツ油」「オリーブ油」等があります。これらのオイルは価格が高い為、少し高級なデパコスクレンジング等に使われている事が多いです。

美容効果の高いスクワランオイル

スクワランオイルは肌に良いオイルの代表で、鮫の肝油等からとれる「動物性オイル」とオリーブやベニバナからとれる「植物性オイル」に分けられます。

スクワランは元々人の体にある成分の為、肌質を選ばず使える成分です。クレンジング剤の成分としてよりオイル単体で販売される事が多いのですが、クレンジングとしても使えるオイルと言えます。

クレンジングの添加物に注意!気を付けたい成分はこれ

クレンジング剤に含まれる添加物の量はそれほど多くはありませんが、成分によっては肌への負担が大きくなる場合もあります。防腐等の目的で必要な添加物もありますが、香料や色素等で使われる添加物は不必要なので、敏感肌の方は特に注意しましょう。

合成香料・合成着色料

良い香りがするものはリラックス効果をもたらしますが、肌に悪ければ意味がありません。植物の香りや花の香り等、天然由来の香料や着色料を使用しているものを選びましょう。

香料に限らず天然由来の成分はおすすめです。ユーカリやユズ等の植物や果実のエキスがたっぷり配合されたアルブランの「クレンジングエッセンスクリーム」も肌に優しく敏感肌には最適です。

防腐剤

クレンジング剤に良く使われる防腐剤は「メチルパラベン」「エチルパラベン」「エデト酸塩」等があります。これらの成分は人によっては合わない方もいるので、敏感肌の方は保存料不使用のものを選んで下さい。

エタノール

エタノールは肌の乾燥を招き、毛穴を目立ちやすくする原因となりますので避けましょう。成分表にはエチルアルコールやアルコールと記載される事もあります。

成分にこだわってクレンジングを選ぶことが必要

クレンジングの役割りは、メイク汚れや皮脂汚れをしっかり落として肌をリセットさせ、化粧水や乳液へ繋げることです。大切なスキンケアの一環とも言えます。

しかし、せっかく毎日丁寧にクレンジングをしても、肝心のクレンジング剤に含まれる成分が肌に悪ければ全く意味を為しません。

特に気を付けるべきはクレンジング剤に含まれる「界面活性剤」「オイル」「添加物」の3つの成分です。合成界面活性剤不使用や天然由来オイル配合等のクレンジングで、トラブルの起こりにくい肌を目指しましょう。

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