何らかの原因で肌が様々な刺激に反応しやすくなっている状態のことを敏感肌と言います。
洗顔した後に肌がヒリヒリしたり、つっぱったりしたら、もしかすると敏感肌である可能性があります。
この記事では、敏感肌にはどんな洗顔料が適しているのかを解説し、それをふまえて敏感肌におすすめの洗顔料をご紹介します。
敏感肌に適した洗顔方法もあわせて解説します。
敏感肌は乾燥や肌への摩擦といった様々な刺激を受けやすいため、洗顔料を選ぶ際には注意しなくてはなりません。
敏感肌に合う洗顔料選びのポイントをご紹介します。
敏感肌は乾燥しやすく、外部刺激を受けやすい状態。よってますます肌トラブルが起きやすくなり、敏感肌が悪化する、という負のスパイラルに陥ることも。
そんな敏感肌を整えるには肌を潤すことが必須です。
肌の潤いを保つというと、化粧水や乳液で肌に潤いを与えることに重きをおきがちですが、実は洗顔料にも気を遣う必要があります。
保湿力が高い洗顔料を選べば、肌の潤いを守りながら洗うことができるので、洗顔においても敏感肌を整えることができます。
少しの刺激でも反応を起こしてしまう敏感肌の方にとって、洗顔する時に肌への摩擦による刺激をなるべく少なくすることが大切です。
泡立ちの良い洗顔料を選ぶと、簡単に厚みのある泡を作ることができ、その泡が指と肌の間のクッションとなり肌への摩擦を少なくすることができます。
また、空気をたくさん含んだ泡はすすぎもスムーズにできるため、その点でも摩擦による刺激は減ります。
泡立てネットで簡単に豊かな泡が作れるものや、ポンプを押すだけで洗顔に適した泡が出てくるものを選ぶと良いです。
敏感肌は少しでも自分に合わない要素があると反応を起こしてしまうので自分に合うアイテムを探すのが非常に大変な肌質です。
敏感肌で洗顔料が肌に合わず、少しだけ使ってそのまま、という洗顔料が何本も家にある、という口コミも。
サンプルやトライアルセットがあると、そのアイテムがどんなものなのか、自分の肌に合うのかどうかを本製品を買う前に少しだけ試すことができます。
お試しをすれば、万が一そのアイテムが肌に合わなくても買うのをやめれば良いだけで、洗顔料を丸々1本無駄にしなくて済むのでおすすめです。
敏感肌に合う洗顔料について考えた時に、この成分が入っているから良い、とは一概に言えません。
なぜなら、成分同士の組み合わせや量、使う人との相性によってそのアイテムの効果は全く違ってくる上、さらに敏感肌となると10人いれば10通りのその人に合う配合成分が存在するからです。
同じ理由で、無添加や低刺激、オーガニックを謳っているからと言って刺激を感じないというわけではありません。
これらの言葉は鵜吞みにせず、参考にする程度にとどめましょう。
敏感肌におすすめできる洗顔料を厳選してご紹介します。
ドラッグストアで買える・かつプチプラのものや、デパコスもあり!
種類 | 容量 | 価格 |
---|---|---|
本商品 | 100g | 1,980円(税込) |
トライアルセット | 洗顔料を含む7点・約10日間分 | 初回980円(税込) |
つつむのジェントルクリームウォッシュは、敏感肌向けブランドディセンシアのシリーズの一つ、つつむの洗顔料です。
泡立ちが良く簡単にきめ細かなもっちり泡が作れて、肌に摩擦による刺激を与えにくくなっています。
8種類の保湿成分が配合されており、肌の潤いを守りながら洗えるのも嬉しいポイント。
特に敏感肌の方は肌に合うかを確めるのために、10日間試せるトライアルセットが用意されているのでまずはお試ししてみることをおすすめします。
容量 | 価格 |
---|---|
100g | 3,300円(税込) |
アヤナスのクリームウォッシュコンセントレートは、つつむと同じブランド、ディセンシアの中のエイジングケア※シリーズ、アヤナスの洗顔料です。
アヤナスはつつむに比べると年齢層が高めの方を想定して作られたブランドで、同じ敏感肌向けの製品でもアヤナスの方が値段が高いですが、その分しっかりと保湿ができるという特徴があります。
アヤナスのクリームウォッシュコンセントレートは30代以降の乾燥が気になる敏感肌の方におすすめできる洗顔料と言えます。
※年齢に応じたお手入れ
種類 | 容量 | 価格 |
---|---|---|
本商品 | 120g | 3,850円(税込) |
トライアルセット | 洗顔料を含む8点(7日間分) | 1,650円(税込) |
ノブ3のウォッシングクリームは、肌荒れを防ぐ有効成分を配合した医薬部外品で、アレルギーテスト済み※の洗顔料です。
ノブ3はブランドのコンセプトとして、敏感肌向けにこだわったアイテムを展開しているため、ライン使いをすることでよりそのコンセプトに近づけることが期待できます。
値段は高めですが、敏感肌にとことん向き合いたい方におすすめのライン。トライアルセットで1週間使用することができます。
※全ての方にアレルギーが起こらないというわけではありません
ドラッグストアで気軽に購入でき、かつプチプラの敏感肌向け洗顔料を探している方へ。
ここでは市販されていてドラッグストアで買えるだけではなく、1,500円以下で買えるプチプラの魅力も兼ね備えたおすすめの敏感肌向け洗顔料をご紹介します。
容量 | 価格※編集部調べ |
---|---|
130g | 388円 |
ダヴのセンシティブマイルド洗顔料は、セラミドなどの保湿成分が配合された、敏感肌の潤いを守りながら洗える洗顔料です。
簡単に素早く泡立てることができ、すすぎやすいので肌に摩擦による負担を与えにくいです。
アレルギーテスト済み※なのも注目すべきポイント。
※全ての方にアレルギーが生じないというわけではありません
容量 | 価格※編集部調べ |
---|---|
150ml | 1,200円 |
キュレル泡洗顔料は、肌荒れを防ぐ有効成分が配合されている医薬部外品の洗顔料です。
ポンプを押すと泡で出てくるので、泡立て不要で楽ちんなのが嬉しいところ。
アレルギーテスト済み・乾燥性敏感肌の方の協力によるパッチテスト済み※なのも重要なポイントです。
※全ての方にアレルギーや皮膚刺激が起こらないというわけではありません
容量 | 価格 |
---|---|
100g | 1,320円(税込) |
ミノンのフェイシャルウォッシュは、敏感肌のことを考えて作られた洗顔料です。
ミノンならではの保湿洗浄により肌の潤いを守りながら汚れをきちんと落とすことができます。
防腐剤が無添加なので、防腐剤が肌に合わない方にも使いやすいアイテムです。
容量 | 価格 |
---|---|
200ml | 748円(税込) |
カウブランドの無添加泡の洗顔料は、ポンプを押すと泡で出てくるタイプの洗顔料です。
プチプラながら天然由来のセラミドが配合されており、皮ふアレルギーテスト済み※・アルコールや防腐剤などが無添加と、できるだけ肌に負担をかけないように考えて作られています。
※全ての方にアレルギーが起こらないということではありません
敏感肌にぴったりの洗顔料をデパコスにこだわって探したい方へ。
ここでは、Re:cosme編集部がおすすめする敏感肌に合ったデパコス洗顔料をご紹介します。
種類 | 容量 | 価格 |
---|---|---|
本商品 | 120g | 3,300円(税込) |
トライアルセット | 洗顔料を含む5点(2週間分) | 3,520円(税込) |
ポーラモイスティシモのウォッシュは、もっちりとした濃密な泡で肌への摩擦による負担をかけることが少なく洗えて、高い保湿効果が自慢の洗顔料です。
ポーラモイスティシモはライン使いすることでよりその高い保湿効果が期待できます。
ラインで使えるトライアルセットが用意されているので、ポーラモイスティシモが気になる方はまずトライアルセットを購入することをおすすめします。
容量 | 価格 |
---|---|
200ml | 3,300円(税込) |
アクセーヌのリセットウォッシュは、ポンプを押すと出てくるきめ細やかな泡をそのまま顔になじませて洗える、敏感肌に嬉しい洗顔料です。
香料・着色料・アルコールが無添加なので、これらの成分が苦手な方にも使いやすくなっています。
種類 | 容量 | 価格 |
---|---|---|
本商品 | 100g | 1,980円(税込) |
トライアルセット | 洗顔料を含む7点・約10日間分 | 初回980円(税込) |
Re:cosme編集部が敏感肌の方に特におすすめする洗顔料は、つつむのジェントルクリームウォッシュ。
きめ細かい弾力のある泡が敏感肌を優しく包み込んで、肌の潤いを守りつつきちんと洗い上げることができます。
つつむの公式サイトでは、ジェントルクリームウォッシュを含む10日間のトライアルセットを初回のみ格安で購入できるだけでなく、新しいものを試すのが不安な敏感肌の方に嬉しい30日間の返品保証付き。
この機会に、つつむのライン使いをあなたの肌で体験してみては。
敏感肌に合う洗顔方法は?そもそも洗顔料を使わない人もいるというのは本当?気になることを一つずつ解決していきます。
1日の終わりにクレンジングや洗顔をしない方は少ないでしょう。それも、クレンジング剤や洗顔料を使ってしっかり洗顔をしている方が多いことが予想されます。
なぜなら、メイク汚れや皮脂、ほこりなどで顔が非常に汚れているからです。
それでは、朝はどうでしょうか。朝はそんなに肌が汚れていないからと、洗顔料を使わないで洗顔している敏感肌の方は実は多いのです。
敏感肌の方は摩擦を避けるため、洗顔料を使わないで水だけで洗顔するのが良いと推奨しているサイトも結構あります。
Re:cosme編集部としては、洗顔料を使っても使わなくても、肌に合う方を選択できればそれで良いと考えます。
朝は洗顔料を使わない方が肌の調子が良いという方と、洗顔料を使わないと肌荒れを起こしたりニキビができたりする方がいるのでどちらがいいのかは一概に言えないというのが理由です。
自分の肌のタイプを研究してどちらが良いのか決めましょう。ちなみに、夜は洗顔料を使って1日の汚れをきちんと落とすようにしましょう。
敏感肌に合う、洗顔料を使った洗顔方法を解説します。
洗顔の前に、石けんでよく手を洗いましょう。汚れや油分のついていない清潔な手で洗顔料を泡立てると泡立ちが良くなります。
洗顔料をつける前に、顔の表面のほこりを落とすため、ぬるま湯で顔をさっと洗っておくと良いです。
濡れた手のひらに洗顔料を手に取り、ぬるま湯をほんの少しずつ加えながら泡立てていきます。
空気を含ませながら、丁寧に泡立てるときめの細かい豊かな泡ができあがります。
泡立てネットや泡で出てくるタイプの洗顔料を使うのもおすすめ。
泡立てた洗顔料を顔全体に広げます。指ではなく泡で洗うイメージで、こすらず丁寧に洗いましょう。
両手にためたぬるま湯を顔にかけるようにして、20回を目安にすすぎます。髪の生え際など洗顔料が残りやすい部分は念入りに。
泡が残っていないか、洗顔後に鏡で確認すると良いです。
清潔なタオルで顔全体を包むようにして、水気をふきとります。
こすらずに、タオルに水分を吸わせるようにするのがコツです。
敏感肌の方は特に、肌への摩擦を最小限にすることを念頭に置いて洗顔を行いましょう。
よって、よくやりがちですが、シャワーを直接顔に当てて洗い流すのはおすすめできません。
敏感肌に合う洗顔料と洗顔方法は、どちらが欠けても肌を整えることにはつながりません。
今回ご紹介した敏感肌に合う洗顔料・洗顔方法を参考に、もう一度、自分の肌のために何ができているか、何ができていないかを確認してみてください。
敏感肌ときちんと向き合って、化粧水や乳液だけではなく、洗顔においても肌を整えることから始めてみましょう。