肌への優しさにこだわる方に支持されている自然派コスメブランドMiMC。私自身もファンデーションなどのコスメでは愛用しています。
SNSなどでも話題になっており、敏感肌の方はご存知の方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなMiMCの化粧水2種類が含まれた自立肌1stスキンケアセットを試し、特徴や乾燥性敏感肌での使い心地はどうなのか、保湿力はどうなのか、レビュー致します。
MiMCのスキンケアセットは公式サイトから注文できます。WEB限定のセットです。
注文してから土日を含め、4日で届きました。
スキンケアセットを見て、まず驚いたのは化粧水が2本入っていることです。
朝用・夜用と化粧水は分けて使うのかと思いきや、1度のスキンケアで化粧水2種類とミニサイズのエッセンスハーブバームクリームを使う、合計3ステップで更に驚きました。
ビューティービオファイターのピュアフルーティーとプリンセスケアの2つの合計の値段でエッセンスハーブバームクリームミニサイズが付いてくるので、セットでの購入がおすすめです。
次にMiMCのスキンケアの特徴を見ていきましょう。
MiMCのスキンケアには様々なこだわりがあります。
①植物の恵みを丸ごと活かした天然成分へのこだわり
科学的に抽出した一成分を加工した天然由来成分は極力使用せず、自然そのままの天然成分を使用しています。
②「構成が似たものは馴染みやすい」という生体親和性に着目
肌と構成が近いスクワランやミネラルをたっぷり含んだ温泉水をベースとし、肌の角質層まで浸透しやすいです。
③補うよりも「スイッチ」を入れる
肌のセラミド(潤い成分)が足りない時にセラミドそのものを補うのではなく、セラミドの元になる成分オメガ3・6を与えることで、肌を健やかに保ちます。
④何を入れるかだけでなく、何を入れないかにもこだわる
合成防腐剤・紫外線吸収剤・石油由来成分(合成着色料・合成香料)・合成ポリマーは不使用。シンプルな成分でつくられています。
敏感肌にとって、何を入れないかにもこだわってつくられているのは嬉しいポイントです。
石油由来成分や合成防腐剤(パラベン等)などで肌荒れを起こしてしまう方には優しいアイテムであるといえます。
また、MiMCが謳っている「肌を甘やかさない」というのは③の「補うよりもスイッチを入れる」ということに関連しています。
肌に過剰なケアをするのではなく、肌を健やかに保ってくれます。
ビューティービオファイターピュアフルーティーとプリンセスケアの主な共通成分は、「温泉水」と「フランスカイガンショウ樹皮エキス(ピクノジェール)」です。
「温泉水」は2つの化粧水のベース成分として配合されています。ミネラルが豊富に含まれているだけでなく、肌に馴染みやすくなります。
「フランスカイガンショウ樹皮エキス(ピクノジェール)」は、肌の乾燥を防ぎ肌にハリを与えてくれます。
それでは、実際に乾燥性敏感肌が使うとどのような使用感なのか、スキンケアのステップに沿ってレビューしていきます。
早速MiMCのスキンケアセットを使っていきます。
まず、洗顔後にビューティービオファイターピュアフルーティーを使います。
使い方は500円玉大をコットンまたは手のひらにとり、優しく馴染ませます。
ピュアフルーティーという商品名からフルーツの甘い香りがするのかと予想していたのですが、特に香りを感じませんでした。
テクスチャーは透明に黄色味がかった色で、サラっとしたテクスチャーです。少し動いただけですぐに流れていってしまうほどサラっとしています。
乾燥した肌にもスッと馴染んでくれる馴染みの早さで、べたつきは全く感じません。
塗布した後の手と何もしていない手を見比べてみると、塗布した手の方はキメが整い潤っていることが分かります。
顔に塗布してもべたつきは感じず、キメを整えてキュッと肌を引き締めてくれます。肌の内側はみずみずしく潤してくれるのに表面はサラっとしていました。
ピュアフルーティーの成分としては「ゲットウ」が含まれており、肌を整えてくれる効果が期待できます。
その他10種類のフルーツも使用されていて、角質層内で潤いを保ち、きめの整った肌に整える効果のある天然成分も多く配合されています。
次に、ビューティービオファイタープリンセスケアを使います。
使い方は、ピュアフルーティーをなじませた後にプリンセスケア500円玉大をコットンまたは手のひらにとり、顔全体にやさしくなじませます。
プリンセスケアの香りは、あまり目立った香りはないのですが鼻を近づけてみると、少し独特な香りがします。
成分に「コメ発酵液」や「ブドウ果汁発酵液」が含まれているからか、発酵したような香りが少しするように感じました。
なじませてみたらそれほど気にならなくはなりますが、好き嫌いが分かれそうな香りです。
テクスチャーは透明の赤みがかった色で、少しとろみがあります。
ピュアフルーティーと比べると、こちらの方がしっとりする感じがありますが、肌表面は同様にさっぱりとしてべたつきはありません。
塗布した手と何も付けていない手を比べてみると、潤ってキメが整っています。
顔に使ってみても、ピュアフルーティーよりはこちらの方が少ししっとりとしていて、肌がモチモチとしているのを感じました。
プリンセスケアの成分としては、保湿効果が高く潤いをキープしてくれる「コメ発酵液」や「ブドウ果汁発酵液」などの5種の発酵エキスと、肌に潤いを与えるエイジングケア(年齢に応じたお手入れ)に適した成分の「ヒメフロウ(姫風露)エキス」などの美容成分が配合されています。
ただ、成分の抽出溶媒として少量の「エタノール」が配合されています。
アレルギーのない方はそれほど気にしないでいいですが、少量でも「エタノール」にアレルギーのある方は注意してください。
最後にエッセンスハーブバームクリームです。
使い方は、スキンケアの最後にお米2粒分をとり、顔全体に馴染ませます。
ミニサイズなので持ち運びにも便利です。
香りは、エッセンスハーブバームクリームのハーバル系の香りにバラの匂いが加わったような香りがします。
ほんのりと優しく香るのでそれほど気になる香りではありませんでした。
テクスチャーはオイルを固めたようなバームです。
最初は固めなのですが指に取り伸ばすと徐々にとろけるように柔らかくなります。そのまま伸ばそうとすると肌に摩擦を感じるため、手で少し温めてから伸ばすのがいいでしょう。
塗布した後の肌は、肌がバームで膜を覆ったように保護されています。
肌表面はつるんとツヤが出て、なめらかに潤っています。べたつきもなく化粧前の下地としても使いやすいです。
特徴的な成分としては「Whole-eco抽出法」という新技術によって抽出された「プロポリスエキス」があります。「プロポリスエキス」は保湿効果があり、健やかな肌に導いてくれます。
化粧水が2種類含まれるMiMCのスキンケアセットの使い方を編集部がまとめました。
MiMCのスキンケアはどれも馴染みが良く、敏感に乾燥している肌でも問題なく使えて、潤いキメを整えてくれるのに、肌表面はサラッとしています。
そのため、次のスキンケアの邪魔をしないし、朝だとメイクにも取り掛かりやすいです。
また、過度にペタペタするほど保湿するのではなく、適度な保湿力により肌を健やかに保ちます。
価格 | 使用回数 |
---|---|
9,570円(税込) | 約2週間 |
一般的な高保湿の化粧水などとは違い、とてもサラッとしていて「肌を甘やかさない」スキンケアができます。乾燥性敏感肌にも、角層までスッと馴染んでくれたので使いやすかったです。
ただ、冬場は乾燥肌には少し物足りなく感じるかもしれないです。
サラっとした着け心地が好みの方や、夏場にさっぱりとしたスキンケアをしたい方におすすめです。