ドクターズコスメであるKhs(キース)は皮膚科医と再生医療研究者が監修のもと誕生したアイテム。
化粧品に不要な成分は一切配合していないというこだわりぶり。
使いやすさと高い保湿力が特徴のキースのアイテムを30代混合肌が実際に使って検証してみました。
キースの化粧品の配合はとてもシンプル。水を含めてもわずか10成分以内で構成されています。
特にこだわっているのが界面活性剤を使用しないということ。
キースは不要な成分は全てカットし、化粧水は潤いを届ける、クリームは肌を保護するという役割のみに注目したアイテムとなっています。
肌を整えるために配合されているのがハイドロライズドシルクフィブロインです。
こちらの成分は分子の大きさを変えることによって役割を変えながら肌を整えるちょっと変わった成分です。
今回キースの化粧水・保湿クリームを注文したのが土曜日なのですが、注文を承ったと返事がきたのが月曜日だったので、土日は営業していないようです。
その後、発送の連絡がきたのが2日後、商品が到着したのがその翌日でした。
注文から商品到着まで約1週間かかりました。
届いたのは小さなダンボール。
小さいと言っても厚みがあるので宅急便として受け取る必要があります。
ダンボールを開けるとまず2つの案内が入っています。
1つは購入に際してのお礼となっています。
裏面はセットとなっている化粧水とクリームの使用方法や使用目安が実寸大で掲載されています。
使用目安が実寸大で記載されているので適量がどれくらいなのかわかりやすかったです。
もう一方は冊子になっており、キース化粧品の特徴やこだわり、開発への想いや使用方法について記載されています。
そしてこちらが商品。
トライアルの小さいサイズではなく、現品がセットになっているので、たっぷり使うことができます。
化粧水は角層のすみずみまで潤いを届けることが役割であることから、角層に入りやすいテクスチャーに仕上げています。
そのため、あえて水のようなシャバシャバのテクスチャーとなっています。
ボトルに入っているときは少し黄色味がかって見えますが、取り出してみると透明のように見えます。
手で塗布することが推奨されていますが、水のようなテクスチャーでこぼれそうだったので私はコットンを使いました。
使用量は500円玉2個分。
一般的な化粧水は500円玉1個分と記載されていることが多いので、通常の倍ということになります。
右手の甲に塗布したときの様子です。左手に比べ、キメが整ったように見えます。
実際、顔に塗布してみると本当にサラサラとした化粧水だと思いました。仕上りもしっとりよりはサッパリ感が強いです。
コットンでたっぷり化粧水を塗布した後は、しっかりハンドプレスをして角層のすみずみまで潤いを届けます。
こちらの化粧水は確かにサッパリしているのですが、乾燥が気になることはありませんでした。
化粧水を塗布したあとは肌がふっくらした気がします。とても軽やかな肌に仕上がります。
キースの保湿クリームは天然の油分を使用し、保湿力の高さが特徴。
しかし、界面活性剤を配合していないことから水分と油分の乳化ができず、保管状態によっては水浮きしてしまうことがあります。
ただ、これは品質には問題がないので混ぜたらOK。
まず、フタを開けると内フタとその上にスパチュラが置かれています。
スパチュラがあると最後まで清潔な状態を維持できるので嬉しいです。
取り出してみると見た目はプルンとしたクリーム。
一般的なクリームよりもやわらかめなテクスチャーだと感じました。
右手の甲に塗布してみました。
数回クルクルしただけで肌に馴染み始めています。
しっかり馴染ませた後の一枚。天然の油分でツヤっとした仕上りになります。
顔に塗布するときは手のひらにクリームを取り、まずは手のひら全体に伸ばします。
このときすでに油分感が強いなと感じたのですが、顔に塗布したときはさらに感じました。
私はオイルのヌメッとした感じが苦手なので、はじめは使い心地がいまいちだと思いましたが、使っていくうちに慣れてきてあまり気にならなくなりました。
塗布するときのポイントは化粧水が完全に馴染んでからクリームを塗布すること。
化粧水が残ったままクリームを塗布すると肌上で反発し合ってヌメヌメするだけでなく馴染むのに少し時間がかかります。
こちらのクリームは、こってり感はなく、塗布後の肌はとても軽いです。
適量で十分顔全体に塗布することができ、乾燥しやすい口元・目元も重ね塗りをしませんでした。
30代混合肌の私は保湿力には大変満足。 ただ、はじめはクリームの使用感に驚くかもしれません。
ドクターズコスメならではのシンプル処方が嬉しいポイント。
キースの化粧水とクリームは使いやすいので、敏感肌の方にもおすすめです。
健やかな肌を目指したい方にぜひ使っていただきたいアイテムとなっています。