スキンケアといえば、肌に水分、油分を「与える」基礎化粧品(化粧水や美容液、乳液、クリームなど)が重要視されがちです。
しかし、クレンジングはスキンケアにとって、重要な役割を担っています。
クレンジングでしっかりメイクや汚れを「取り除く」ことができて初めて、基礎化粧品で必要な水分、油分を「与える」ことができるのです。
反対に言えば、クレンジングでしっかりメイクや汚れを落としきれていないと、化粧水や美容液のせっかくの美容成分が肌に浸透(角層まで)しないということが起こります。
それだけでなく、取り切れなった汚れが肌に残っていると、毛穴が詰まり、それが原因で肌荒れにつながることもあります。
クレンジングを変えると、肌トラブルが落ち着いたり、肌調子が変わったりすることもよくある話です。
美肌につながるスキンケアはクレンジングから始まっているのです。
クレンジングの選び方は「肌質に合わせて選ぶ」ということです。
また「その日のメイクの濃さ」や、「その日の肌の調子」に合わせて選べるようにすると健やかな美肌につながります。
オススメは、クレンジング剤を一種類ではなく、数種類持っておくこと。
そうすると、「メイクの濃い日はこのクレンジング」 「今日はあまりメイクしていないから、こっちのクレンジング」 「最近、肌調子が悪く、敏感になっているので、肌に優しいクレンジング」と自分で使い分けることが出来るようになります。
オススメのクレンジングを2タイプご紹介します。
メイクは「油性」のものが多いので、同じ油分のオイルだとメイクがよく落ちるので、濃いメイクの日には、オイルタイプを使って綺麗にメイクオフしましょう。
ただしオイルクレンジングは、他のものと比べて、洗浄力が高いのが特徴です。濃いメイクの日は良いですが、薄いメイクの日には洗浄力が高すぎますので、気を付けてくださいね。
また、良く落ちるからと毎日使い続けるのも、肌に負担になることがあります。
特に乾燥肌の方は、毎日使うと、さらに乾燥が進み、少し肌がごわついてきたりするので、今日は濃いメイクだという日にのみ使用するようにしましょう。
アテニアのスキンクリアクレンズオイルは、厳選された4つの高級美容オイルが配合されています。
・ロックローズオイル
・イモーテルオイル
・バオバブオイル
・アルガンオイル
そのため他のクレンジングオイルよりも、乾燥が起こりにくいオイルクレンジングだと感じました。
あと、もう一つ、アテニアのスキンクリアクレンズオイルの嬉しいところは、クレンジングだけでなく、古い角層の汚れでありくすみの原因でもある「肌ステイン」も洗い流してくれるところです。
30代以降のエイジングケア(年齢に応じたお手入れ)としてもお使いいただけます。
アロマタイプと無香料がありますが、さっぱりとした柑橘の香りがお嫌いでなければ、断然アロマタイプの方が良いですね。
また、オイルクレンジングを使うと、小鼻のざらつきなども気にならなくなるので、たまにオイルクレンジングを使用してざらつきケアをするようにしています。
こちらは、メイクが薄い日や肌が敏感になっている時にオススメのクレンジングです。
キュレルは乾燥性敏感肌向けブランドなので、保湿成分を高配合していて、「低刺激」でお肌に優しいのが特徴です。
洗浄力がマイルドなので、濃いメイクは落としきれないことがあります。
肌が敏感になっている時は、濃いメイクを避け、ナチュラルメイクにするようにし、「クレンジングの洗浄力にメイクを合わせる」というのも、美肌につながるひとつの方法だと思います。
価格 | 容量 |
---|---|
オープン価格 | 130g |
どうしても1つのクレンジングで済ませたい派人にオススメなのは、オルビスザクレンジングワンです。
「洗浄力」と「保湿力」が両立しているのが、このクレンジングの良いところです。
メイク落ちは抜群で、ウォータープルーフもスルスル落ちる優れもの!濡れた手でも使えるので、浴室でも使えます。
これだけメイクが落ちるのに、オイルカット処方なのがオルビスならではですね。
オイルクレンジングは、その洗浄力の高さゆえ、肌に必要な成分まで洗い流してしまうことがあるのですが、オルビスザクレンジングワンはオイルカットなので、それが無いです。肌に負担にならず、メイク汚れだけを落としてくれます。
テクスチャーはオイルクレンジングっぽい、こってりした感じです。最初に使った時は「本当にオイルカット?」と思ったくらいでした。
オイルのような、美容液のような透明のクレンジングリキッドで、メイクとの馴染みが良く、顔全体にスルスルと手早く伸ばせます。使用感など、使う時のストレスが無いので、毎日でも使やすいと思います。
使用量は2〜3プッシュが目安です。たっぷりの量でなじませながら、優しくクレンジングするとよいでしょう。
湯切れもオイルクレンジングとさほど変わらない印象ですが、洗い上がりはとてもしっとりしています。
アミノ酸3種やヒアルロン酸Naなど保湿成分も入っていて、洗い上がりにこそ、肌に必要な成分は残しつつ、メイク汚れだけ落とせるというオルビスザクレンジングワンの良さが実感できます。
「洗浄力」と「保湿力」と兼ね備えた落としは、メイクはしっかり落としたいけど、肌への負担は少なくしたい。クレンジング1つで簡単にクレンジングしたい。時短でメイク落とししたい等の「どうしても1つのクレンジングで済ませたい派」さんにはちょうど使いやすいアイテムだと思います。
価格 | 容量 |
---|---|
2,178円(税込) | 145ml |
メイクの濃さにもよりますが、アイシャドウ、アイライン、マスカラなどアイメイクをしているのであれば、「アイメイクリムーバー」を使うことがオススメです。
メイクの中でも、特に落ちにくいのがアイメイクと言われています。
ウォータープルーフタイプなど使っていれば、なおさらですね。
自分ではクレンジングで落としたつもりでも、お風呂上りに目のまわりが黒くなっていたということはありませんか?
また、(落ちにくい)アイメイクをクレンジングで何とか落とそうとして、目のまわりをゴシゴシこするのは肌の摩擦になるので、オススメできません。
少々面倒くさいですが、アイメイクをされている方は、クレンジング前にアイメイクリムーバーできちんとアイメイクを落とすことが、美肌につながるポイントです。
本当にこすらずにアイメイクがするんと落ちてくれます。プチプラながら何度もリピ買いしている愛用品です。
保湿成分もたくさん入っているので、乾燥肌の私も薄いまぶたが「パリパリに乾燥する」なんてことなく、毎日使えています。
コットンに500円玉大ほど、たっぷりしみこませて、優しくふき取るようにしましょう。
落ちにくいしっかりメイクは、コットンを肌に上に置いたら、そのまま10秒ほど置いてからコットンを肌に上を滑らせるようにすると、こすらずに、するんとメイクオフできますよ。
アイラインなどは、綿棒にしみこませて落としています。
化粧水由来の洗浄成分を含んだ水層と油性エモリエント層の二層構造になっているので、使う前によく振ることを忘れずに!
価格 | 容量 |
---|---|
オープン価格 | 145ml |
美肌になるスキンケアの土台となるクレンジング。
落としきれなかったメイクや汚れが原因で肌荒れを起こすことがない様に、クレンジングでしっかりとメイクや汚れを取り除くことが大切ですね。
ただ洗浄力を求めるだけではなく、メイクの濃さやその時の肌の調子に合わせて、クレンジング剤を選ぶと、肌に負担をかけることなくメイクオフできます。
毎日同じクレンジングを使い続けるのではなく、数種類のクレンジングを使い分けるようにしてみてください。
日々、自分の肌と対話しながらクレンジング剤を選ぶようにすることで健やかな美肌につながっていきますよ。