ベースメイクに必須な化粧品といえば、化粧下地とファンデーション。化粧下地を使わず、ファンデーションのみのベースメイクで終えている人も意外と多いんです!違いをきちんと理解し、正しい順番や使い方を知ることで、ベースメイクの仕上がりが格段に変わります。
また、化粧下地とファンデーションの相性が良い組み合わせや、下地とファンデーションを使いこなすQ&Aなどを紹介します!
ベースメイクに必須な化粧下地とファンデーションは、役割が違います。特にリキッドファンデーション、クリームファンデーションなどは、化粧下地と併用して使うのが難しいと考えている方も多いです。
まずは、化粧下地とファンデーションの役割から解説します。
化粧下地をつけると、肌の凹凸をフラットにし、ファンデーションの密着度を高めることができるので、メイクの仕上がりが全然違います。また、化粧下地をつけることによって、ファンデーションが直に毛穴が入り込んでしまうのを防ぐことができます。 メイクがヨレやすい、崩れやすいなどと感じている人は特に化粧下地は必須です。
リキッドファンデーション、クリームファンデーションも同様に、化粧下地をつけた方がメイクのノリをよくしたり、肌への負担を軽減してくれる効果があります。
ファンデーションによって化粧下地の選び方は変わってきます。ファンデーションに合った化粧下地を選ぶことで、ファンデーションの特性を活かしたり、また不足している効果を補うことができます。ファンデーションで代表的なリキッド、パウダーファンデーションに合う化粧下地の選び方を紹介します。
パウダーファンデーションは、粉と油分の割合が9:1なのでさらさらとした仕上がりになる反面、乾燥してしまうといった特徴があります。
パウダーファンデーションはカバー力というより、比較的ナチュラルな仕上がりになるものが多いです。化粧下地で色付きのものを選ぶと、カバー力を補うことができます。
また、クリームなどの重ためのテクスチャーのものの方がパウダーファンデーションの密着性を高めることができます。
脂性肌で、パウダーファンデーションを使用しているという方もうるおいは必要です。クリームやジェルのようなテクスチャーの化粧下地だとべたつきが気になるという方は、さらっとしたリキッドタイプで保湿力の高いものを選びましょう。
リキッドファンデーションは、油分が多いためしっとり感があり、ファンデーションだけでも密着性が高いです。また、パウダーファンデーションよりもカバー力があるのも特徴の一つです。
油分が多い反面、しっとり感の強い化粧下地を使用してしまうと、化粧崩れしやすくなってしまいます。テカリなどが気になる方は、余分な皮脂を吸収してくれるような皮脂崩れ防止下地を使うことをおすすめします。
カバー力が高めのリキッドファンデーションなど、冬場は乾燥してしまうという方もいます。季節によってリキッドファンデーションでも保湿力の高い化粧下地を使いわけることが必要な場合もあります。
ファンデーションに合わせる化粧下地は、実際にどのようなものがあるか調査しました!
価格 | 容量 |
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2,860円(税込) | 25g |
色展開 | タイプ |
1色のみ | クリームタイプ |
マキアージュのドラマティックライティングベースはクリームタイプで保湿力が高い化粧下地です。使用することでファンデーションが肌に均一に密着するので、メイクノリも抜群です!
パール入りのパープル系の色味が肌のくすみをカバーするので、パウダーファンデーションに不足しがちなカバー力もしっかり補ってくれます。
価格 | 容量 |
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4,180円(税込) | 30g |
色展開 | タイプ |
1色のみ | クリームタイプ |
資生堂のリファイニングメーキャッププライマーは、シクロメチコンを配合していることにより毛穴の凹凸をフラットにする効果が期待できます。
テクスチャーはクリームタイプですが比較的みずみずしく、ファンデーションがムラなくフィット。皮脂吸着粉末が配合されているため、脂性肌の方にもおすすめです!
価格 | 容量 |
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3,850円(税込) | 30g |
色展開 | タイプ |
3色 (00.ノーカラー/01.アイボリー/02.ナチュラルオークル) |
クリームタイプ |
RMKのクリーミィポリッシュトベースNは、保湿成分のヒアルロン酸、ローヤルゼリーなどを配合し、しっとりと潤いを保ってくれる化粧下地です。
また、こっくりとクリーミーなテクスチャーは、パウダーファンデーションをしっかりフィットさせ、キレイな仕上がりを実現してくれます。
価格 | 容量 |
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748円(税込) | 30g |
色展開 | タイプ |
3色 (00.ライトベージュ/01.ライトブルー/02.ライトピーチ) |
クリームタイプ |
セザンヌのUVウルトラフィットベースは、ヒアルロン酸を含む7種類ものうるおい成分を配合し、高保湿を叶えてくれる化粧下地です。
特に、00.ライトベージュは毛穴や、肌の赤みなども目立たなくするカバー力もあるのでプチプラなのに優秀なアイテムです!
価格 | 容量 |
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2,860円(税込) 1,100円(税込) |
25ml 10ml |
色展開 | タイプ |
1色のみ | リキッドタイプ |
マキアージュのドラマティックセンサーベースは、皮脂の吸収力と保湿成分のバランスが優れている化粧下地です。リキッドファンデ―ションと組み合わせて使うことで、うるおいながらも程よいサラサラ感を実現し、化粧崩れも防いでくれるアイテム。
マキアージュの中でも代表的な化粧下地で、愛用している方も多い実力派の商品です。
価格 | 容量 |
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1,980円(税込) | 35g |
色展開 | タイプ |
1色のみ | クリームタイプ |
エリクシールルフレのおしろいミルクは、クリームタイプですが、朝用乳液と謳われているほどみずみずしく、乳液のようなテクスチャーが特徴です。
比較的ナチュラルな仕上がりになるため、リキッドファンデーションを重ねても邪魔をせず、厚塗り感を防いでくれます。時短メイクも叶えてくれる大人気アイテムです。
価格 | 容量 |
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3,850円(税込) | 30ml |
色展開 | タイプ |
3色 (ドラジェ/ハニー/クリーム) |
リキッドタイプ |
ポール&ジョーのモイスチュアライジングは、ややカバー力は控えめですが保湿力が高く、口コミで人気の商品。
カバー力があるけど乾燥してしまうようなリキッドファンデーションや、冬は乾燥してしまうという方にはうってつけです。しかし、油分が多いリキッドファンデーションと使用すると、崩れやすくなるので注意が必要です。
別でも問題ありません。自分好みのものをそれぞれ探してみると良いです。もちろんシリーズで統一した方が、化粧下地とファンデーションがそれぞれ不足している効果をカバーし合うことができます。
しかし、同じような効果を持つコスメはたくさんあり、それぞれ口コミで人気のある商品を選べば、極端に相性が悪くなることはありません。
カバー力を求めるなら併用使いが基本。カバー力の高い化粧下地は、その上からファンデーションではなくフェイスパウダーを乗せるだけでも問題ない場合もあります。
しかし、化粧下地のみだと小鼻周りの毛穴や、目の下のくすみがカバーしきれないこともあります。血色感のない顔色の悪い状態になってしまいます。
またファンデーションだけでは、皮脂が分泌され、夕方のメイク崩れやテカリの原因になることも。化粧下地とファンデーションは2つ合わせて使うのが基本的な使い方であると覚えておきましょう。
1つで解決したいならBBクリームがおすすめ。一般的にファンデーション機能を持った化粧下地というのはありません。化粧下地とファンデーションが一体になっているものをお探しであればBBクリームがおすすめです。
化粧下地とファンデーションはまったく役割が違います。化粧下地は、肌や毛穴に密着するように作られていますが、ファンデ―ションは肌のムラを目立たなくしたり、肌の表面を整える役割です。
ナチュラルに仕上げたい、メイクをしたくないという日は、化粧下地のみのノーファンデでも構いませんが、キレイに仕上げたいときは、化粧下地とファンデーションの併用使いは必須です。
さらに、相性の良い化粧下地とファンデーションを組み合わせることで、不足してる効果を補い、よりメイクノリが良くなり、崩れにくくすることができます。まずは自分好みのファンデーションを選び、化粧下地をセレクトしてくことが大事です。