肌のエイジングケア※でも人気の高いオルビスユーと資生堂のエリクシールシュペリエル。
どちらも同じようなキャッチコピーで結局のところ何が違うのか…と迷っている方のために、オルビスユーとエリクシールシュペリエルの効果や使用感、おすすめの肌質など徹底的に比較検証しました。
※年齢に応じたお手入れ
オルビスユーとエリクシールシュペリエル、どちらもエイジングケア※に特化した基礎化粧品ですが、目的や成分が異なるので効果が変わってきます。
そこで、オルビスユーとエリクシールシュペリエルの特徴をまとめました。
オルビスユーは「インナー保湿活性エイジングケア※」で肌の角層へ浸透し、みずみずしい肌へと導いてくれます。肌の角層細胞にアプローチをし、鍛えることで外部の環境に左右されない肌をつくるというコンセプトの基礎化粧品です。
見た目年齢は「頬」が左右するというポーラ研究所の結果から「頬」に着目した保湿スキンケアが特徴で、肌のハリとうるおい効果を期待できます。
※年齢に応じたお手入れ
肌細胞に水の通り道を作り、肌にうるおいとハリを与えるアマモエキス、モモ葉エキス、ヤグルマギク花エキスの3つ保湿成分で構成されています。
肌刺激になる成分を無添加にしている。
また、さらにオルビス最高峰のエイジングケア※ライン、オルビスユードットが2020年9月に発売されました。
※年齢に応じたお手入れ
エリクシールシュペリエルは「頬」の高い位置にみずみずしい「つや玉」をつくるというコンセプトの基礎化粧品です。肌の弾力の元であるコラーゲンは年齢とともに生産量は減ってしまいますが、コラーゲンの減少を予防し肌のターンオーバーを正常に整えてくれます。
資生堂が30年研究を進めたコラーゲンでハリのあるみずみずしい肌をつくりあげることが期待できます。
メラニンを抑制する美白成分で、保湿効果も期待できます。
明るさと弾力、ハリのある肌へと導いてくれます。
実際にオルビスユーとエリクシールのラインを使って感じた使い心地の良し悪し、体感について比較しました。
オルビスユーローションは、とろみがほとんど無くかなりみずみずしい化粧水です。無香料で、限りなく無臭に近いので香りの好き嫌いがある人や、仕事柄強い香りのする化粧品をつけられない人に◎です!
ベタつきが全く無いので、夏でもサッパリしてお風呂上がりも爽やかに肌が潤う感覚があります。
エリクシールリフトモイストローションは、オルビスユーローションと比較するとややとろみのある化粧水です。今回使ったのがTⅡ(しっとりタイプ)です。化粧水をつけたあとは多少のベタつき感がありますが、しっとり感はオルビスよりも高いです。
香りはフローラルで華やかです。香りの強さの感じ方は個人差がありますが、そこまで強い香りではありません。
オルビスユーモイスチャーは、水分が多めのみずみずしいジェル状の保湿液です。ジェルなので伸びは軽く、肌につけた時に感じるヒンヤリ感も気持ち良いです。
塗ったあとのしばらくややベタつきが残るのが気になりますが、その分しっとり感は高いです。手のひらでハンドプレスをすると、手に吸い付くようなもちもち感があります。
エリクシールリフトモイストエマルジョンは、乳液のためかなり軽い付け心地です。香りは化粧水と同じですが、香りの強さがより抑えられている印象があります。
付けた感じも軽いので、乾燥が気になるときや目元・口元などに重ねつけしても重たくなりません。
継続していくには価格も重要なため、オルビスユーとエリクシールの本製品と詰め替え用の価格を比較しました。
オルビスユー | エリクシール | |
---|---|---|
化粧水 | 2,970円(180mL) | 3,300円(170mL) |
化粧水(詰替) | 2,750円(180mL) | 2,860円(150mL) |
保湿液/乳液 | 3,300円(50g) | 3,850円(130mL) |
保湿液/乳液(詰替) | 2,970円(50g) | 3,190円(110mL) |
洗顔 | 1,980円(120g) | 2,420円(145g) |
洗顔(詰替) | – | – |
本製品価格・リピート向けの詰替え価格で比較してみると、オルビスユーのほうが1割近く安くなっています。
エリクシールの各アイテムの使用回数は約1か月、オルビスユー商品の各アイテムの使用回数は約2~3ヶ月なので、長く使いたい方はオルビスユーがおすすめです。
オルビスユーとエリクシールは、それぞれどの肌質におすすめできるのかまとめました。
オルビスユー | エリクシール | |
---|---|---|
普通肌 | ◎ | ◎ |
乾燥肌 | ◎ | ◎ |
敏感肌 | ◯ | △ |
アトピー肌 | △ | △ |
オイリー肌 | ◎ | ◯ |
ニキビ肌 | ◯ | △ |
混合肌 | ◯ | ◯ |
オルビスユーは、無油分(オイルカット)のため毛穴に油分が詰まりやすいオイリー肌やニキビができやすい肌の方でも使いやすい成分となっています。
また、アルコールフリーなのでアルコールが苦手な方にもおすすめです。
それとは逆にエリクシールはアレルギーテスト済みではありますが、オイルやアルコールなどを含むためお肌が敏感な方には向いていません。
オルビスユーとエリクシール、効果的なのはどちらなのか、メリット・デメリットで紹介します。
それぞれ特徴がありますが、オイルフリーで肌に優しく保湿をしたい方はオルビスユー、肌のハリだけではなく美白※ケアも重視したい方はエリクシールというイメージです。
※メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ(医薬部外品)