乾燥肌のための美容液メイク落としクリームは、肌の潤いを保ちながらしっかりとメイクを落とすことができるのでしょうか。
実際に乾燥肌のライターが試してみて分かったメイクの落ち具合と洗い心地をレビューします。
メイク落としクリームは、ソフィーナから発売されている「乾燥肌のための美容液洗顔」シリーズのクレンジングクリームです。
肌の潤いを守りながらメイクを落とすことをコンセプトとし、クレンジングでありながら美容液成分を50%以上配合しています。
肌への保湿にこだわりつつ、クレンジングクリームにありがちなベタっとした使用感が抑えられているのが特徴です。
クリーム状のクレンジングは、クレンジングに適した油性成分と水性成分の美容液成分がバランスよく配合されており、乾燥肌やクレンジングによる乾燥を防ぎたい方に適したアイテムです。
また、厚みのあるクリームがクッションとなって肌と指との摩擦を防ぐ効果もあります。
そのため、クレンジング時の肌の摩擦や刺激が気になる方にも向いています。
とことん肌への潤いを重視したメイク落としクリームで、乾燥肌の方やクレンジングによる乾燥が気になる方に向いています。
保湿剤であるグリセリンやBGなどの水性成分は、肌に潤いを与えつつも重たくならず、べたつきを抑えてみずみずしい使用感を生み出してくれます。
そのため、しっとり洗い上げたいけれど、べたつくのは避けたい混合肌の方にも向いています。
口コミサイトにてメイク落としクリームの口コミを調べてみました。
良い口コミは「肌がもっちり、しっとりする」「つっぱりが気にならなくなった」と言った声がありました。
一方悪い口コミでは「保湿力が物足りない」「メイクが落とせているか気になった」という声もありました。
また、衛生面が気になったという方もいらっしゃいました。
ジャータイプは直接指を入れてしまうと、手についた雑菌などが入り込んでしまうことがあります。
気になる方はスパチュラ(ヘラ)などを使用すると良いでしょう。
メイク落としクリームを実際に試してみました。
テクスチャーや香り、メイク落ちと保湿力ついてレビューしていきます。
メイク落としクリームをスパチュラですくってみました。
白濁したクリーム状でありながら、まるでジェルのようにプルンとしています。
クリームのようなこってりさはなく、どちらかというとみずみずしい質感です。
メイク落としクリームには「花優甘(はなゆうか)」という香りがついています。
甘すぎず爽やかで、すーっと鼻を通っていくような、清々しさを感じます。
大人の女性にぴったりな優美で清潔感のある香りです。
早速メイク落ちを検証していきます。
土台はリキッドファンデーションとパウダーファンデーションのW使いです。
そして上からアイブロウマスカラ、ウォータープルーフマスカラ、ウォータープルーフアイライナー、アイシャドウ、チークを重ねます。
今回のリップは落ちにくさで有名のテイントリップで試していきます。
1回の使用量の目安は直径2.5cmの円ということで、同じ程度の量を肌の上にのせてみました。
メイク落としクリームが肌の温かさでとろけていきます。
とろりと滑らかでメイク落としクリームは、力を加えなくても肌全体に伸びていきます。
ジェルのようプルプルとして、適度に弾力のある質感なので、指でクルクルとメイクと馴染ませている間も指の摩擦を感じません。
メイク落としクリームがしっかりとクッションの役割を果たしてくれています。
メイクと馴染ませてから1分程経過して、メイク汚れがだんだんと浮き上がってきました。
この時点で、色が残りやすいティントリップが落ちてきていることがわかります。
メイクと馴染ませ始めてから2~3分程しました。
この時点で、ベースのファンデーションがほぼ全てメイク落としクリームに馴染んでいます。
一方で、アイブロウマスカラとウォータープルーフマスカラは未だ残っているように見えますが、ここでいったん洗い流します。
水でメイク落としクリームを洗い流してみました。
クリームタイプのクレンジングは、洗い流してもべたべたが残りやすいものが多い中、こちらのメイク落としクリームは水でもべたつきが残ることなく、するっと心地よく洗い流すことができました。
ただ、アイブロウマスカラとウォータープルーフマスカラは落としきることができず。肌の上に残ってしまいました。
メイク落としクリームのクレンジング力を最後まで検証するべく、肌の水分をふき取ってから、メイクが残ってしまった部分をもう一度クレンジングしてみました。
メイクが残ってしまった部分にもう一度メイク落としクリームを馴染ませて、水で洗い流しました。
2回目のクレンジングで残ることなくしっかりとすべてのメイクを落とすことができました。
洗いあがりの肌もしっとりみずみずしく、潤った感覚になりました。
私は乾燥肌で、普段は保湿重視のスキンケアを行っていますが、洗顔やクレンジングはさっぱりとした洗い上がりが好みです。
そのため、こってりべたべたした使い心地のクリームクレンジングは避けていました。
しかし、こちらのメイク落としクリームは、そんなマイナスなイメージを取り払ってくれるほど、べたつきがなくとても軽い使用感で、すっきりメイクを落とすことができました。
一方で、濃い目のポイントメイクを1回で落としきれなかったことが少し残念でした。
アイメイクは事前に専用リムーバーで落としておくと良さそうです。
メイク落としクリームの使い方をご紹介します。
使い方のポイントは、顔や手を水にぬらさないことです。
メイクと馴染ませる前に水分が混ざってしまうとクレンジング力が低下してしまいます。
バスタイム時にメイクを落とす場合は、顔を濡らす前にクレンジングするようにしましょう。
また、こちらのメイク落としクリームはW洗顔を推奨しています。
メイクはこちらのメイク落としクリームで、そのほかの汗や皮脂、古い角質などの汚れは普段の洗顔料を用いて落とすようにしてください。
メイク落としクリームはどのような保湿成分が配合されているのでしょうか。気になる成分と保湿効果について検証していきます。
保湿 | グリセリン、メチルグルセス-20、ベタイン、BG |
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油性成分 | イソノナン酸イソノニル、セチルジメチルブチル |
実際にメイクを浮かせる油性成分としては、イソノナン酸イソノニル、セチルジメチルブチルなどの軽くて伸びの良い油性成分が配合されています。
これらの油性成分が、クリームでありながらもべたつきを残すことなくメイク落としができるポイントとなっています。
保湿性が優れ水分保持力が高いグリセリンやベタインなどの保湿成分を50%以上配合し、みずみずしく潤うような使用感に仕上がっています。
また、ラウリン酸PEG-12、イソステアリン酸ポリグリセリル-2などの界面活性剤の働きで水と馴染んで洗い流すことを可能にしています。
メイク落としクリームの販売先を調査してまとめてみました!
ソフィーナのメイク落としクリームは、販売元が大手化粧品会社の花王ということもあり、全国のドラッグストアで取り扱いがあります。
特にソフィーナはメジャーなブランドなので、取り扱い品も豊富です。
通販では、アットコスメショッピングやamazon、楽天など様々なチャネルで販売されています。
欲しくなった時にいつでも、店舗でも通販でも購入できる点が嬉しいですね。
価格 | 容量 |
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2,750円(税込) | 200g |
保湿力が高いメイク落としクリームでありながら、さっぱりと水で洗い流すことができる点は見事でした。
べたつきが残らないので、頬はかさつくけれど鼻周りがべたついてしまう混合肌の方も心地よくお使いいただけそうです。
しっとりと肌を潤いで包み込み、メイク落とし後の肌がふっくらと柔らかくなったように感じます。
クリームタイプのクレンジングはべたつく…そう思っている方に是非試してみてほしいメイク落としクリームです。