スキンケアで一番重要なのは、メイクをきちんと落とすこと。これができていないと、どんなに良い化粧水や美容液をつけても最大限の効果は得られなくなってしまいます。
ビオレ パーフェクトオイルは水の影響を受けにくい処方でしっかりメイクも落とせるプチプラのメイク落としとしてSNSでも話題の人気商品。
口コミを見てみると、「濃いメイクでも簡単に落とせる」「色々試したけどやっぱりこれに戻ってくる」「お風呂で使える」などと長年愛用しているリピーターも多く、20代〜40代まで幅広い世代から満足度の高い評価を受けている印象を受けました。
一方で、「洗い上がりに乾燥する」「濡れた状態で落とすとヌルヌルする」「ウォータープルーフが上手く落とせない」などの低評価な口コミも寄せらており、乾燥肌でティントリップやウォータープルーフマスカラ愛用の私としては非常に気になる意見です。
今回はビオレ パーフェクトオイル の口コミをチェックしながら、しっかりメイクや濡れた状態での落ち方、洗い上がりの状態などを徹底的にお試したレビューをお届けしていきます。
人気商品のビオレ パーフェクトオイルは、昨年パッケージデザインをリニューアルし、より洗練されたボトルデザインになりました。
ドラッグストアや量販店、バラエティショップなどの店頭販売の他に、Amazon、楽天など様々なオンラインショップで1,000円弱のプチプラ価格で購入ができるので、なくなりそうになった時に購入方法の選択肢がたくさんあるのは嬉しいですよね。
また本体230ml以外に、詰め替え用210ml、旅行やお試しに最適な50mlサイズといったバリエーションの用意がされています。
オイルのテクスチャーとしては、手の甲に出してみるとすぐに流れていく程のサラサラオイル。
親しみやすいフルーティな香りはそこまで強いとは思いませんでしたが、お顔に伸ばしていくものなので、好き嫌いはありそうです。香りを確認されたい方は50mlのミニサイズでお試ししてみると良いでしょう。
まずはメイクが乾いた状態でどの程度の落ち方をするか見ていきます。
ビオレ パーフェクトオイルを乾いた状態のお肌に出し、手で5回程撫でていきます。
ティント系リップ
↓
アイシャドウ
↓
ジェルアイライナー
↓
ウォータープルーフマスカラ
↓
ティント系チーク
5回撫でたところでスルスルとメイクが溶け出してアイライナーとマスカラ以外はほぼ落ちてきました。(写真中央)
その後10回ほど力を入れずに軽く撫でているだけで残りのメイクも浮き上がってきて、綺麗に落とすことがきましたよ。(写真右)
洗い上がりはしっとり。私は乾燥肌なのですが、つぱったりすることはありませんでした。
口コミにもあったように、オイルなので、しっかりと洗い流さないとお肌のヌルッとする感覚が残ってしまうかもしれないな、と感じましたが、メイク落としの後は洗顔をすることを推奨している商品なので、洗顔をすればこの問題は解決すると思います。
また、洗面台へオイルの付着が気になる方は水を含んだコットンで優しく拭き取った後、残りを洗い流す方法がオススメですよ!
次に、お肌が濡れている場合を検証していきます。メイクは乾いていた時と同じで行います。
お肌に霧吹きで水をかけて濡れた状態にして、ビオレ パーフェクトオイルを出し、手で5回程撫でていきます。
5回ほど撫でたところで、アイシャドウは多少浮いてきましたが全体的にまだ残っているのが分かります。(写真中央)
水の影響を受けにくい処方とあって、白濁することなくサラッとしたテクスチャーのままメイクを浮かせているのが印象的です。
その後乾いた状態よりも時間はかかりましたが、15〜18回程撫でたところでメイクは落とすことができました。(写真右)
口コミにあったウォータープルーフだと落ちにくいと言う意見については、使い方の注意書きに『肌が非常に濡れている洗髪後等は、軽く水を切って使うことをおすすめします』との表記にあるように、あまりにも濡れている状態だとしっかりとしたメイクは落ちにくいだろうなと感じました。
濃いメイクをしているときは、肌をぬらさずにクレンジングをするようにしましょう。
ヌルヌル感については乾いた状態のときとさほど大差はなく、やはり洗顔をすれば問題はなさそうです。
ビオレ パーフェクトオイルを使用した口コミの中で、”洗い上がりが乾燥する”と言う意見があったので、乾燥肌の私としては非常に気になっていたので、その点の使用感も注目していました。
使用してみて、洗いあがり後のお肌が乾燥しているとはあまり感じなかったのですが、これは洗うお水の温度が関係しているのではないかな、と思います。
実際、今回の検証では霧吹きを使用してお水を吹きかけています。その後顔のメイクオフの際もお水を使用しました。
オイルは洗浄力が高く、しっかりとしたメイクを落とすことに長けているのが利点ですが、洗い流す際のお湯の温度が高いと必要な油分まで流してしまうので、結果として乾燥してしまう…ということに。
ビオレ パーフェクトオイルでメイクオフに使用する際はお水かぬるま湯(32度程度)で行いましょう。
もしメイク落としを使用した際、つっぱりや乾燥を感じたら、洗い流すお湯の温度を見直してみるのもいいでしょう。温度設定、使用方法でお肌の感じ方も変わるかもしれません。
それでも変わらないようでしたらその商品自体お肌に合わないと言う事も考えらえますので、使用を中止しましょう。
私の感じたメリット、デメリットをご紹介していきますね。
一番のメリットとしては、しっかりとしたメイクも軽く撫でているだけで浮き上がらせることのできる手軽さだと感じました。
メイク落としの際はあまり強く擦らず、撫でるようにするとお肌への負担も少なくなります。クレンジングの量も推奨量を守ることで肌への摩擦を減らしてクレンジングができるので、プチプラなら量も惜しみなく使用できるので好感です。適量(ポンプ4押し程度)は少し多く感じるかもしれませんが、落ちにくいメイクの際はよく馴染ませて落としていくといいでしょう。
また、コットンにオイルを含ませてアイメイクやマスカラになじませておくとより簡単に落とせますよ。
普段はアイメイクはポイントリムーバー、他はゲルやミルククレンジングを使用していた私ですが、ビオレ パーフェクトオイルを使用してみて、1本でフルメイクが落とせることの手軽さにとても惹かれました。
オイル系のメイク落としは洗浄力の高さを期待しているものの、乾燥肌の私としては洗い上がり後のお肌潤い感、そしてテクスチャーや伸びなどの使用感も合わせて重視していきたいなと思っていたポイント。
その点、サラッとしたオイルで水に濡れてもそのサラサラ感が変わらず、適度な潤い感を残した洗い上がりは好感触でした。
しっかりメイクの時のメイク落としをお探しの方は試ししてみてはいかがでしょうか。