エチュードハウスリップ&アイメイクリムーバー(以下ポイントメイクリムーバー)は、大人気の韓国コスメブランドが販売している部分用メイク落としで、アイメイクやリップを落とすのに最適です。
クレンジングだけでは落としづらいリキッドアイライナーやマスカラ・ラメアイシャドウもすっきり落とせると、主に10代20代の女性の間で人気があるようです。
エチュードハウスポイントメイクリムーバーのメイク落ちを8種類のコスメで検証した結果や使い心地・刺激・使い方・成分などをお伝えしていきます。
エチュードハウスのポイントメイクリムーバーの評価を口コミサイトやSNSで調べてみると、主にアイメイクを落とすために使用している人が多いようです。
と、メイク落ちや使用感に満足する声が寄せられていました。
などの声がありました。
メイク落ちに関しては満足の声が圧倒的に多く、使用感については賛否両論あるようです。
まずはポイントメイクリムーバーの使い方を見ていきましょう。
エチュードハウスのポイントメイクリムーバーは、水分とオイル成分が二層になっているので、蓋が閉まっているのを確認したら、上下によく振りましょう。
よく振ると表面に泡が立つので、目安にしてください。
まずはリムーバーをコットンに含ませます。少量だと、メイクをふき取る際に摩擦が生じ刺激になってしまうので、たっぷりと含ませましょう。
肌を優しく押したときに、じゅわっと少し染み出すくらいが適量です。
ポイントメイクリムーバーを含ませたコットンを目元や口元に押し当て、優しくふき取ります。
なるべく力を入れないようにふき取るのがポイント。
1度でメイクが落とし切れない場合は、繰り返しふき取ってください。
コットンが乾くと肌の刺激になるので、新しいコットンにリムーバーを含ませ直しましょう。
まつげのすきまを埋めるように描いたアイラインや、下まぶたのアイシャドウなど、コットンで落としにくい部分は、綿棒を使うのがおすすめ!
ポイントメイクリムーバーを綿棒に染み込ませて、綿棒の先を使って落とすと細かいところにもしっかりリムーバーが届きます。
エチュードハウスのポイントメイクリムーバーは、部分用メイク落としなので、使用後はクレンジング・洗顔が必要です。
アイメイク・リップメイクなどの落としにくいメイクをふき取ったあとは、いつも通りのクレンジング・洗顔をしてからスキンケアを行いましょう。
メイクを2回も落とすの?と面倒に感じるかも知れませんが、アイメイク・リップメイクはクレンジングのみでは非常に落としにくいので、強くこすって肌の刺激になってしまうことも。ポイントメイクリムーバーであらかじめ落としておくことで、肌への負担を減らすことが出来ます。
エチュードハウスポイントメイクリムーバーの成分表示は韓国語と英語で表記されているため、韓国語や英語が読めないとパッと理解できないのが少し残念なポイント。
日本語に訳してみると以下の、全成分は以下のようになっていました。
水、シクロペンタシロキン、ジソジウムEDTA、リン酸カリウム、ラウリルメチルグルセス-10ヒドロキシプロピルジモニウムクロリド、エチルヘキシルグリセリン、フェノキシエタノール、ヘキシレングリコール、塩化ナトリウム、リン酸水素二カリウム、カプリリルグリコール
エチュードハウスポイントメイクリムーバーは、無香料・無着色が嬉しいポイント。
目元・口元に使うものなので、香料や着色料が添加されているものは、ちょっと気になってしまいますよね。
以前は香料が添加されていたらしく、「香りがきつくて気になる」という口コミもあったのですが、いま販売されているものは無香料なのでほぼ無臭です。
目元・口元に使用するものなので、刺激が強い成分は配合されていませんが、なるべく目や口に入らないよう注意して使用しましょう。
エチュードハウスのポイントメイクリムーバーは、無色透明の液体で、無香料のため香りも特にありません。
水分と油分の二層になった液を振って使うので、口コミにもあったように使用後はオイルによるぬるぬる感が若干残りますが、ポイントメイクリムーバーを使ったあとは基本的にクレンジング・洗顔をするので、特に気になりませんでした。
続いて、実際にポイントメイクリムーバーでアイメイクやリップメイクに使用して、メイク落ちを検証していきます。
今回は
・コンシーラー
・リキッドアイライナー
・ペンシルアイライナー
・ラメアイシャドウ
・フィルムマスカラ(お湯でオフできるマスカラ)
・ウォータープルーフマスカラ
・リップカラー
・ティントリップ
を使用しました。
まずは目元に使用するコンシーラーをポイントメイクリムーバーで落としていきます。
厚めに塗りましたが、1度拭いただけですっきりと落とすことが出来ました。
次に、2種類のアイライナーにポイントメイクリムーバーを使用しました。
上がリキッドアイライナー、下がペンシルアイライナーです。
ペンシルアイライナーは1度ふき取っただけでほとんど綺麗に落とすことが出来ましたが、リキッドアイライナーは2度ふいても若干残ってしまっています。
アイラインはまつ毛の間を埋めるように描くこともあるので、リキッドアイライナーを使用する際は、綿棒などに含ませて丁寧に落とす必要がありそうです。
続いて、3色のラメ入りアイシャドウでポイントメイクリムーバーのメイク落ちを試していきます。
上からゴールド、ピンク、テラコッタオレンジです。
真ん中のピンクアイシャドウは若干色が残ってしまっていますが、落ちにくいラメはすっきりと落ちています。
角度を変えて見ても、ふき取ったところにラメ残りはありません。メイク落としシートなどを使うとラメが残ってしまうことも多いので、これは嬉しいポイントです。
もっと大粒のラメが入ったアイシャドウで「落ちにくい」と感じる場合は、リムーバーを少し多めに使用すると、より落ちやすくなりますよ。
次に、2種類のマスカラのメイク落ちを確認していきます。
上がお湯でオフできるフィルムタイプのマスカラ、下がウォータープルーフマスカラです。
どちらも1度のふき取りではあまり落ちませんでしたが、2度ふき取ることでほとんど落とすことが出来ました。
「お湯で落ちるタイプのマスカラが落ちにくい」という口コミもありましたが、特に落としにくさは感じませんでした。ふき取ったあと、繊維が肌に残ることがあったので、クレンジング・洗顔の際にしっかり洗い流すようにしましょう。
口コミにあったように、クレンジングでも落としにくいウォータープルーフのマスカラをかなりしっかりと落とすことが出来たのは嬉しいですね。
最後に、2種類のリップカラーをポイントメイクリムーバーで落としていきます。
上が普通のリップカラー、下がリキッドタイプのティントリップです。
普通のリップカラーは1度拭いただけですっきりと落とすことが出来ましたが、ティントリップは2度拭いてもかなり色が残ってしまいました。
しっかり強力に色がつくタイプのティントリップを使ったので仕方ないですが、少し残念な結果です。
こちらは、上が比較的落としやすいティントリップで、下が普通のリップカラー。このティントリップは1度でしっかり落ちたので、ティントリップでも種類によってはしっかり落ちるようです。
ポイントメイクリムーバーを色々な種類のアイメイク・リップメイクを落とすのに使ってみたところ、ほとんどのメイクを1度もしくは2度のふき取りで落とすことが出来ました。
かなり強力に色がつくティントリップは落とし切ることが出来ませでしたが、クレンジングでも落とすのが大変なラメアイシャドウ・ウォータプルーフマスカラをすっきり落とすことが出来た点は非常に魅力的です。
目元・口元のデリケートな部分に使用するためのアイテムなので、若干目に入ってしまってもほとんど刺激を感じませんし、使用後も特に乾燥感はありませんでした。「敏感肌だけどしみたりかゆみが出たりはしていない」という口コミも納得できます。
使用後に「目元が白くなる」という口コミもありましたが、私は特にそういったことは起きませんでした。目元が極端に乾燥する人は、注意して使用してください。また、なるべく擦らないように優しくふき取るのも大切です。
エチュードハウスのポイントメイクリムーバーのメイク落ちを数種類のアイシャドウ・アイライン・マスカラ・リップを使って試したところ、ほとんどのアイテムを綺麗に落とすことが出来ました。
特に感動したのは、ラメアイシャドウがひと拭きでラメまですっきりと落とせた点!
ティントタイプのリップは一部落とし切れないものもありましたが、ウォータープルーフマスカラや、リキッドアイラインもしっかりと落とせるので、クレンジング剤で落としにくい濃いめのメイクをした日や、クレンジングの際の目元・口元への摩擦を減らしたいときにぜひ使ってほしい1本です。