グーダルのグリーンタンジェリンビタCトナーパッド(以下、ビタCトナーパッド)は、化粧水・パック・角質ケア・洗顔などマルチに使うことが出来る、化粧水がたっぷりと染み込んだパッド。
スキンケアを簡単にしたい人や、ピーリングパッドでは刺激を感じてしまうけど角質ケアをしたい人におすすめのビタCトナーパッドを、脂性肌のライターが実際に使った感想・使い方・成分についてお伝えしていきます。
ビタCトナーパッドの評判を、口コミサイトやSNSで調べてみたところ、角質ケアのためにふきとり化粧水として使っている人が多い印象を受けました。
などが寄せられています。
特に、洗顔後のふきとり化粧水として使用することで効果を感じている人が多いようです。
ネガティブな口コミは非常に少なかったのですが、
という声も見受けられました。
ビタCトナーパッドに含まれる主な成分は、保湿成分と、ベルガモット・レモン・オレンジなどの果皮油。
グリーンタンジェリン(完熟前の青みかん)由来のビタミンが配合されています。
角質ケアが出来るふきとり化粧水やピーリングパッドによく配合されるサリチル酸が含まれておらず、柑橘由来のフルーツ酸による角質ケアが出来るため、天然由来の成分にこだわる方に向いています。
またビタミンC誘導体(アスコルビルメチルシラノールエーテル)も配合されています。
染み込んだトナーは柑橘系のさわやかな香りがあり、口コミにあったように使用するとすっきりした気分になれます。
若干とろみがありますが、もったりした感じではなく、さっぱりと使えそうなテクスチャー。パッドを絞ってみると、1枚あたり大体3mLくらいのトナーが染み込んでいました。
右の画像は、パッドを絞ってみて出てきた化粧水です。
ビタCトナーパッドを外箱から取り出すと、容器からパッドを取り出すためのピンセットが同梱されています。指で直接さわると、雑菌の繁殖を促す可能性があるので、ピンセットを使って取り出しましょう。
密封シールをはがすと、中にはパッドがたっぷり!全部で70枚入っているそうです。
パッドはキッチンタオルくらいの厚さで、表面はエンボス加工、裏面はフラットになっています。
ビタCトナーパッドには5つの使い方があるので
・ふき取り化粧水
・洗顔
・クレンジング
・化粧水
・パック
この使い方を実際に体験してお伝えしていきます。
まずは、口コミサイトでも実践している人が多かった、角質ケアのためにふきとり化粧水として使ってみました。
①洗顔後、ビタCトナーパッドのフラットな面で顔全体を優しくふきとる
②裏返し、凸凹の面で小鼻・おでこ・あごなど古い角質が残りやすい部分を優しくふきとる
③化粧水や乳液・クリームなどで整える
フラット面で顔全体を、凸凹な面で古い角質が残りやすい部分をふきとると、たしかに口コミにあったようにザラザラ感が気にならなくなります。
ビタCトナーパッドにしっかりとトナーが染み込んでいるので、摩擦による刺激は特に感じることがありませんでした。
また、ふきとり化粧水などで感じがちなピリピリ感も特に気にならず、心地よく使うことが出来ました。
続いて、ビタCトナーパッドを洗顔代わりに使用する方法をご紹介します。
夜の洗顔に使用しているという口コミは見つけられなかったのですが、朝の洗顔代わりに使っている人がいるようですね。
①ビタCトナーパッドのフラットな面で顔全体を優しくふきとる
②裏返し、凸凹の面で小鼻・おでこ・あごなど古い角質が残りやすい部分を優しくふきとる
③化粧水や乳液・クリームなどで整える
洗顔としての使い方は、ふきとり化粧水として使う際と変わりません。
実際に試してみたところ、朝の洗顔に使う場合かなりさっぱりとするのでこれだけでも不快感はありませんでしたが、私は皮脂が出やすく小鼻がザラつきやすいため、すっぴんでも夜の洗顔をこれだけで済ませるのは不快感・物足りなさを感じました。
ビタCトナーパッドは簡単なメイクなら落とせる!という口コミを読んで気になったので、試してみました。
今回は以下のコスメを使用して検証していきます。
・コンシーラー
・リキッドアイライナー
・ペンシルアイライナー
・リップカラー
・ティントリップ
トナーがたっぷりのパッドで3秒ほど押さえ、それから優しくふきとります。
1度拭きでコンシーラー・リップはほとんど落ち、2度拭きでリキッドアイライナーもほぼ落ちています。
2度拭きでもペンシルアイライナーと、写真に写らなかったのですが若干ティントリップは残ってしまいましたが、ナチュラルなメイクであればかなりすっきりとメイクを落とせるようです。
続いて、ビタCトナーパッドを化粧水として使っていきます。
①洗顔後、ビタCトナーパッドのフラットな面を使って優しくパッティングする
②1枚でもの足りない場合は、2~3枚使用して重ねづけをする
③乳液・クリームなどでふたをする
コットンで化粧水を使用するときのような使い方です。私は1枚では物足りなかったので、2枚使用しました。
とろみが少ない化粧水のため非常にさっぱりとしていて、脂性肌にはとても嬉しい使い心地です。
もちもち、という感じではないのですが、しっかり肌の角質層に化粧水が浸透している感じがあり、みずみずしい保湿力を感じることが出来ました。
最後に、ビタCトナーパッドを使ってフェイスパックをしていきます。
①洗顔後、ビタCトナーパッドを両頬・おでこなどに貼る
②3分ほど放置する
③ビタCトナーパッドを剥がし、乳液・クリームなどでふたをする
フェイスパックは乾き始めると同時に、お肌の水分を奪い始めるので、乾く前にはがすのがポイント。
ビタCトナーパッドのトナーはとろみが少なくてやや乾きやすいので、短時間の使用が良いでしょう。
また保湿感に物足りなさを感じる場合は、一度顔全体をビタCトナーパッドでパッティングしてから、改めてパックをするとよりうるおいを感じることが出来るのでおすすめです。
私はビタCトナーパッドを使ったパックで、うるおいはしっかり感じることが出来たのですが、1分ほどパックをしたところでピリピリ感がありました。
口コミに「刺激が気になる」という声があったように、使い方や肌の状態によっては刺激を感じることもあるようです。
口コミにあったように「パックをすると朝のお肌がもちもち」という感じはしなかったのですが、化粧水として使用したときより高い保湿感があったので、しっかりと保湿ケアをしたい人におすすめです。
ビタCトナーパッドのトナーは柑橘の香りがさわやかで、とろみが少ないさっぱりとしたタイプなので、脂性肌でも心地よく使うことが出来ます。
ふきとり化粧水としての使用は、摩擦やピリピリとした刺激は特に感じませんでしたが、いつもザラつきが気になる小鼻が滑らかな手触りになったのが嬉しいポイントでした。
口コミには「使っても使わなくても変わらない」という声もありましたが、きちんと角質ケアが出来ると感じました。
洗顔としての使用は、皮脂が出やすい脂性肌の私はすっぴんの日でも夜は物足りず不快感があったのですが、朝の洗顔代わりの使用は特に不快感もなくさっぱり使うことが出来ました。
香りもよく、さわやかな気持ちになれるのが魅力的です。
化粧水として使用する場合、私は1枚では物足りず2枚使用してパッティングしたのですが、さっぱりとした保湿感を十分に得ることが出来ました。
ですが、70枚入りで価格が2,400円前後なので、口コミに「コスパが悪い」とあったように若干高く感じます。
パックとして使用した際、私は1分ほどでピリピリ感があったので、肌タイプ・肌状態によってはパックとしての使用は避けた方がいい場合もあると感じました。化粧水として使った場合よりも、若干高い保湿感があります。
ビタCトナーパッドは、日本で取り扱っている店舗が少ないため、韓国コスメを取り扱う通販の利用がおすすめです。注文から到着まで時間がかかることもあるので、余裕をもって注文しましょう。
韓国コスメを多く取り扱っているコスメショップや、アットコスメショップで購入できることもあるようです。
ビタCトナーパッドは角質ケア・洗顔・化粧水・パックとしての使用が出来、マルチに活躍する便利なアイテムです。脂性で皮脂が出やすく、朝洗顔しても夜には小鼻のザラつきが気になってしまう私は、いろいろな使い方がある中で角質ケアのふきとり化粧水として使うのが1番おすすめ。
エンボス加工がされている凸凹の面で、お肌のザラザラがすっきりオフできます。
デイリーケアはもちろんスペシャルケアにも使えるビタCトナーパッド、ぜひ一度試してみてください。