化粧品を肌に乗せたらなんだかピリピリする、赤みが出てきた、かゆみがある。それは肌が過剰な刺激を受けているサイン。その刺激はダメージとなって肌を痛めつけているのかも。
疲れや睡眠不足、ストレス、生理周期など様々な要因で肌は敏感になりがち。敏感になった時に頼れる製品を知っておけば、肌状態が不安定なときもうまく付き合っていけますよね。
こちらの記事では肌が敏感になっているときにおすすめの3つのアイテムを、敏感度合いからランキングにして紹介します。
季節の変わり目で肌トラブルが起こりやすい時期にもおすすめなので、ぜひ参考にしてみてください。
肌をうるおす、というシリーズなだけあって、ほとんどの成分が保湿目的に配合されています。ちなみに松山油脂さんの製品はHPで全成分配合目的が掲載されています。成分の効能を一つ一つ調べなくてもわかるのはありがたいですよね。
さて、こちらの肌をうるおうクリームですが、水分をはさみこんで肌を整えるセラミドが5種も配合(セラミド1、2、3、5、6Ⅱ)。スクワランやシア脂で水分をがっちり閉じ込めておくことができます。また、大豆イソフラボンが、紫外線ダメージなどの外部刺激から肌を守り、肌をやわらかくしてくれます。
テクスチャーですが、クリームのなかでは軽めで伸びがいいほうだと思います。 私の使用目安量は、人差し指の第一関節分程度、ひとすくい分です。この量でしっかりと肌になじませればベタつきもなく、しっとりとした感触に。 アルコール(エタノール)、着色料、鉱物油、パラベン、香料不使用で、敏感に傾いた肌でも使いやすいです。
生活雑貨専門店のほか、ナチュラルローソンでも取り扱いがありますよ。
内容量 | 販売価格 |
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50g | 1,760 円(税込)詰め替え用もあり。 |
皮膚科学の医学博士監修のナチュラルコスメ、エトヴォス。 メイクアップ製品も、スキンケアアイテムも溺愛しており、こちらは3本ほどリピートしています。
石油系界面活性剤、タール系色素、鉱物油、シリコン、合成香料、パラベン不使用で、肌が敏感なときでも美容成分を補いながらケアしたいときにおススメです。
こちらも保湿にはかかせないヒト型セラミドが4種配合(2、3、5、6Ⅱ)。 ふんだんに配合されている植物由来の成分が肌状態を整えます。 スキンケアの最後に使うことで、乾燥やハウスダスト、花粉、PM2.5など外気刺激から肌を保護。肌を守りながら潤いを与えて、肌を健やかに保ちます。
パール粒大がメーカー推奨使用量。肌がものすごく乾燥しているなと感じた時には倍の量を使うことも。そのときの肌の様子で量を調整して使います。ぽってりとしたクリームなのでしっかりと手に広げてから使いましょう。肌なじみがよくてあまりべたべたしないので、しっかりと保湿したいけれどベタつきはちょっと…という方に使ってみてもらいたいです。
冬場の強い乾燥のとき、普段とは異なる外気と触れ合う旅行のとき、このモイストバリアクリームが力強い味方。チューブタイプでポーチに忍ばせやすいので、外出先でもちょこちょこ塗り直しができるところも気に入っています。モイストバリアクリームを使うようになってから乾燥が気にならなくなりました。
内容量 | 販売価格 |
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30g | 3,850円(税込) |
無香料、無着色、保存料不使用の100%白色ワセリンです。 どんなスキンケアアイテムをつけても肌がかゆくなってしまうときに使っています。
製品自体に美容成分は含まれていないので保湿力を補うことはできませんが、ワセリンの油分で肌を覆うことで、肌表面の水分蒸発を防ぎ、空気の乾燥や摩擦などの外部刺激から肌を守ることができます。
刺激にかなり敏感になっているときには、あれこれと手をださずに洗顔後、こちらをつけるのみのシンプルケア。肌サイクルで肌の調子がある程度戻ってくるのを待ちます。
一般的にワセリンは紫外線にあたることで酸化が進み、かゆみやかぶれを引き起こすなどワセリン自体が肌への刺激となってしまうことがありますが、こちらのサンホワイトp-1は不純物が除去されているので紫外線による影響を受けにくくなっています。そのため日中の化粧下地としても使うことが可能。化粧下地としてワセリンが塗ってあると、そのあと使用するメイクアップ製品の刺激からも保護してくれるので、肌状態が優れないけれどメイクをお休みできないときにとても重宝します。
お米1、2粒ほどが1回の使用目安量。手のひらに出すととても少なく感じるかもしれませんが、それ以上だとかなりのべたつきを感じました。 固めのテクスチャーですので、手のひらでゆっくりと温めながらのばし、顔を包むようにしてのせていきましょう。目元や口元への部分使いの時は指先でこすらないように優しく塗ります。
ワセリンのみのケアで3日ほどしてから、少しずつほかのスキンケアアイテムを試してみるのが刺激にかなり敏感になっているときの私のルーティンです。
タイプ | 内容量 | 参考価格 |
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チューブタイプ | 50g | 1200円 |
ボトルタイプ | 400g | 3800円 |
敏感肌には様々な要因がありますが、乾燥性敏感肌といわれる、肌の乾燥が主な原因で敏感になってしまう方がとても多いです。それは肌が乾燥していると肌のバリア機能が低下して刺激を受けやすくなってしまうから。日ごろから保湿に注力して肌を乾かさないことが重要です。
肌を整える効果をつかさどるセラミドが配合されているスキンケアアイテムをぜひ積極的に取り入れてみてください。肌の水分をしっかりとキープできるようになります。 また、過度なクレンジングや洗顔も乾燥を助長してしまうので、スキンケアで補うほうばかりでなく、落とすほうを見直してみるのも実は敏感肌対策になることがあります。
刺激に敏感な時はなんとかしたくてあれこれとしたくなりますが、最低限のシンプルケアで肌をゆっくりと休ませてあげることが一番。 毎日のセラミド保湿で肌を整えながら、肌が敏感に傾いたときは頼れる逸品とともにじっくり乗り切りましょう。