クレンジングはスキンケアのなかでもとても重要。
モンドセレクション6年連続受賞(2013~2018年)のオールインワン美容液、メディプラスゲルで有名なメディプラスのクレンジングとなればその成分にも注目したいところ。
使用感だけでなく、どのような成分が配合されているのかも見ていきたいと思います。
容器が汚れにくく出しやすい、高さ20cm、直径4cmほどのポンプ式ボトルにはいっています。ボトルはこんにゃく色ですが、ゲル自体は透明で、香りはありません。
容量は160g(約2か月分)。ゲルタイプですが、なじませていくとリキッド状に変化します。
メーカー推奨は、一回目安量は4プッシュ。
4プッシュって多すぎない?と思われるかもしれませんが、出してみると500円玉大です。
クレンジング料が少ないとこすりすぎやついつい力が入ってしまって肌への刺激となってしまうことがあるので十分な量で行いましょう。
そしてこちらのゲルは手のひらにだしてからのばしすぎないようにすることがポイントになります(後述参照)。
とろんとしたゲルを広げていくと段々とリキッド状に変化していきます。この変化は汚れを吸着した合図。
まずはpdc ダイレクトホワイトdeW美白※ファンデーション(ウォータープルーフのBBクリーム)にメディプラスクレンジングゲルを使用してみました。
しっかりと肌に密着していて、日中こすれ落ちもほとんどないほど落ちにくいファンデーション。普段使用しているミルクタイプのクレンジング剤では小鼻のキワや目じりのしわに残ってしまいがちでした。
メディプラスクレンジングゲルでは残りがちな箇所にも、入念になじませなくてもするするとファンデーションが浮き上がってきて綺麗さっぱり洗い残しなし!
次にメイベリン ハイパーシャープライナー ブラウンブラックにメディプラスクレンジングゲルを使用してみました。
汗や水、涙にも崩れにくく、夜までラインがキープできることが特徴のこちらは、いつもアイメイクリムーバーで時間をかけてゆっくりと落としていました。
一方、メディプラスクレンジングゲルは、ゲルをのせてそっとなぞるだけでスルンと落ちました。
デリケートな目元なのでこすらずに簡単に落ちてくれるのはうれしいポイント。
続いて口紅の落ち具合をチェック!ちふれの549で試します。
残りやすい唇の縦ジワもすっきり落ちました。色が溶けだすようになじんでいくのをみているのも楽しいです。
上記のアイライナーもですが、目元口元のメイクが顔全体と同じ一つのクレンジング剤で落とし切れるのは時短になるし、気持ちいいですよね。オイルフリーなのにオイルのような落ち具合に感動です。
そしてすすぎは30回ほどしっかりと。落とし残しのないように。
長時間クレンジング剤を肌に乗せたままにしていると肌の負担になることがあります。乾燥などの肌トラブルの原因にもなるので洗い流しが完了するまでで1分以内に終わらせたほうがいいです。
すすいでいる最中はもちもちぺとぺととした触り心地の肌が、洗い終わった後水分をふきとるとさっぱり。ベタつきやぬるつきは残りません。
これから暑くなってきて肌のベタつきが気になってくる季節には使いやすいです。
メイク落とし、洗顔、温感パックの3役をこなすメディプラスクレンジングゲルでした。
肌へのやさしさを追求しながらも驚きの落ち具合を実現させているのは、肌の摩擦を抑えるメルトクッション成分(DPG、グリセリン、カルボマー)と、メイクや毛穴などの皮脂汚れを浮かせてからめとるメイクキャッチャー成分(ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル)。
成分表を見てみると、水の次に多く配合されているのが、ヤシ油脂肪酸PFG-7グリセリル。ココナッツ由来の成分で、種別としては界面活性剤に分類されます。
ヤシ油脂肪酸PFG-7グリセリルは比較的乳化力に優れた成分で、肌の皮脂成分をしっかりと落とします。さまざまな化粧品に使用されています。
ほかのクレンジング剤にも使用されているのを多く目にしましたが、配合量が2番目なのはなかなか出会ったことがありません。(化粧品の成分表示は配合量が多い順に記載されています。※医薬部外品、配合量1%以下は順不同)
このヤシ油脂肪酸PFG-7グリセリルの配合量の多さがオイルに負けないすっきりとしたメイク落ちを実現させているものと推測されます。
また、以下8つの成分が無添加というのがメディプラスの特徴なので、敏感肌でも使いやすいです。
肌が揺らぎがちな私にはとてもありがたい。
そして、クレンジングゲルにもかかわらず、天然由来の成分が84.7%とたっぷり配合されているのも大きな魅力の一つ。
肌を整えるヒト型セラミドをはじめ、保湿にはかかせないヒアルロン酸、コラーゲンはもちろん、きめの乱れを整えるイチジク果実発酵エキス、ダイズ種子エキス発酵エキス液などが、洗い上がりをしっとりもっちりにしてくれます。
さらに、落ち具合と、クレンジング後のスキンケアの浸透(角質層まで)を高めてくれるポイント。それは3つ目の役割、温感パック。
製品自体が温かくなるわけではありませんが、手で温めることで肌の温かみを逃さず、成分の効能を高め、より摩擦を少なく、より汚れを落としやすくします。
濡れた手でも使えるのでお風呂で体を温めてからのほうが落ちがよかったです。また、肌を温めることで肌の状態を整えて、クレンジング後のスキンケアの肌なじみをよくする効果も。
メディプラスゲルと合わせて使用することを想定しているので、メディプラスゲルの浸透(角質層まで)を促すことで肌に潤いを与えやすくなっています。
ゲルクレンジングなのに本当に驚くほどしっかりメイクが落ちます。ヌルつきはなくさっぱりと洗い上がり、W洗顔の必要性は感じません。
忙しいけれどメイクはしっかり落としたい、そんなときにこちらのクレンジングゲルはとてもおすすめ。
ポイントメイクはリムーバーで落として、クレンジング後はもう一度洗顔…やはり少し億劫ですよね。濡れた手でも使えるのも洗顔場所を選ばずすむのもうれしいポイント。
湯船につかりながら使用すると温感効果も高まるし、ながらクレンジングで時短も可能なんて助かります。
なお、肌の状態について、こちらのクレンジング使用による大きな変化は感じませんでした。
しかし、しっかりと毛穴の奥の汚れもしっかり落とすので、継続して使えば使うほど汚れと皮脂でできる毛穴の黒ずみは気にならなくなってくることが期待できます。
価格 | 使用回数 |
---|---|
定期初回2,860円(税込) | 約2カ月分 |
おためしサンプルセット
基本的にはせっけんオフメイクをしている私ですが、こちらのクレンジングゲルは、薄いメイクの時やせっけんオフメイクの状態で使用すると、敏感肌の私はつっぱり感がでてしっかり洗い過ぎている感じがしました。
今回はクレンジング効果を検証するためにウォータープルーフマスカラを使用する日や、ファンデーションとパウダーの重ね塗りをして厚めベースメイクにする日、など日々変化をつけてメイクをし、毎日このクレンジングゲルを使用していました。
その結果わかったのは、メディプラスクレンジングゲルなら軽めに洗うだけでもしっかり汚れを落としてくれるということ。
こだわりの美容成分がたっぷり入って時短もかなう優秀クレンジング、メディプラスクレンジングゲル。しっかりさっぱり洗いたい方におすすめです。