Skin mania(以下、スキンマニア)は、洗顔パスタで有名なロゼットの乾燥肌、敏感肌向けのスキンケアブランドで、ブランドアイテムに共通して整肌成分セラミドが2種類配合されているのが特徴です。
今回体験したのは、摩擦レスにこだわったというセラミドクレンジングジェルです。
乾燥肌で敏感肌な私が、さらに摩擦刺激の低減を心がけた使い方、保湿力をキープした低刺激処方や配合成分、クレンジングジェルを1本使い切って感じた効果についてレポします。
セラミドクレンジングジェルは、手の平よりも少し大きめのチューブボトルに入ったジェルタイプのクレンジングアイテムです。
手に取ると、とろんとした白いジェルがまるでミルクのようです。
草原の中にいるようなすがすがしい香りが心地よく、とても軽やかでみずみずしいテクスチャーで摩擦レスにクレンジングができそうだと感じさせます。
さっそくセラミドクレンジングジェルの使い方を紹介していきます。
セラミドクレンジングジェルのパッケージに、使用方法が紹介されていました。
メーカー推奨の使い方は以下の通りです。
使用上の注意点として、ウォータープルーフのアイメイクは専用のリムーバーを使用することが推奨されています。
私は汗かぶれなどで肌が荒れてしまうことが多く、なるべく肌に摩擦刺激を与えないように使い方を工夫してみました。
乾いた手、顔で使用することと、さくらんぼ粒大の使用量はメーカー推奨のものと同じです。
メーカー推奨の、「やさしくマッサージするように」をアレンジしてみました。
両手の平にジェルを広げてスキンケアをするように、顔を包み込みながら塗布していきます。
手のひらを滑らせずに、そっとやさしく肌の上にのせていくだけと心がけます。
顔全体にジェルをのせられたら、ファンデーションが残りやすい小鼻や唇の下など一部分のみ力の入りにくい薬指を使ってクルクルとなじませます。
このときも肌を直接こすらないように気を付けます。
顔全体を両手で数回やさしくハンドプッシュしたのち、30秒ほどジェルとメイクがなじむのを待ちます。
ジェルとメイクがなじむと、白色のジェルが次第に透明に変わっていくのですすぎのタイミングがつかみやすいです。
乾燥を招いてしまいますので、ジェルを1分以上顔にのせたままにせず、洗い流しましょう。
なお、セラミドクレンジングジェルは水切れがよく、1回すすぐとジェルが洗い流せているのをはっきり感じます。
5回ほどで顔全体のジェルのヌルつきが落とせ、すすぎを終わりにしてしまいそうになるほど気持ちよく洗い流せます。
とはいえ、髪の毛の生え際や首との境の顔周りなどは洗い残しがちなので十分にすすぎをおこない、クレンジングジェルが残らないようにしましょう。
すすぎは十分に、30回ほどが目安です。
セラミドクレンジングジェルは、クレンジング後の洗顔が推奨されていますので、洗顔料を使って洗顔していきます。
クレンジング時に、ジェルをのせて30回ほどすすいでいるので、日焼け止めのみやナチュラルベースメイクのときには、メイクをしっかりと洗い落とせている感覚があります。
十分に洗えているところにさらにしっかりと洗顔をすることで、肌に必要な皮脂等も落としすぎて乾燥を招いてしまうことがあります。
肌が乾燥気味の時などはとくにさっと流す程度にとどめたいですね。
洗顔料でつくったたっぷりの泡を直接肌に触れないように顔にポフポフのせてすぐにぬるま湯ですすぎます。やはり30回ほどが目安です。
セラミドクレンジングジェルのメイクの落ち具合をみてみましょう。
手の甲にファンデーション、アイブロウ、マスカラ、アイライナー、リップをのせ肌になじませるために10分ほど時間を置いてからクレンジングしました。
アイブロウはウォータープルーフ、マスカラとアイライナーはお湯落ちアイテムです。
ジェルをクルクルしていくとファンデーションがすぐになじんでいくのがわかります。
アイブロウ、リップもジェルに溶け出しているように思います。
ぬるま湯でさっとすすいで、手についた水分をティッシュでおさえるようにふき取ります。
ジェルになじんでいたファンデーション、アイブロウ、リップは綺麗に落ちていましたが、お湯落ちアイテムのマスカラ、アイライナーは少し残ってしまいました。
再度ぬるま湯でしっかりすすぐとこれらのアイテムも洗い落とせました。
ぬるま湯で十分にすすぐことがしっかりとメイクをオフすることができるポイントです。
なお、ウォータープルーフの日焼け止めを重ね付けした状態や、化粧下地にファンデーション、フェイスパウダーにフィックスミストで仕上げたしっかりメイクの状態だと、ナチュラルメイクのときと比較して洗い上がりのすっきり感に差があるように感じました。
メイクの状態に合わせたクレンジングアイテムを選ぶようにしたいですね。
乾燥肌や敏感肌向けのブランド、スキンマニアのアイテムには共通して2種のセラミドが配合されています。
セラミドクレンジングジェルにも2種のセラミドが配合されており、うるおいをキープしてしっとりとした洗い上がりを体感できます。
セラミドには多くの種類がありますが、スキンマニアセラミドクレンジングジェルに配合されているセラミドは、セレブロシドとスフィンゴ糖です。
天然セラミドと言われるセレブロシド、発酵セラミドのスフィンゴ糖脂質はヒトがもつセラミドと似た働きをして、肌の乾燥を防ぎ、水分を保つサポートをする成分です。
セラミドは年を重ねると減少しますが、体内でつくられることはほとんどないといわれています。肌の保湿力のカギを握る成分なので積極的に取り入れたいですね。
クレンジングは洗い流してしまうアイテムではありますが、セラミドが配合されていることで、洗い上がり後の肌をしっとりと仕上げてくれます。
私は乾燥肌なのでクレンジングアイテムもセラミド配合のものから選ぶようにしています。
スキンマニアセラミドクレンジングジェルの成分表には配合全成分はもちろん、配合目的も併せて記載されています。
配合させている成分がどういう働きをしてくれるのかみてすぐわかるのはうれしいですよね。
特に敏感肌で避けたい・取り入れたい成分がある場合には配合目的まで記載があるのは製品を選ぶうえでとてもありがたいものです。
また、セラミドクレンジングジェルは無香料・無着色料・無鉱物油・アルコールフリー・パラベンフリーの低刺激処方(スティンギングテスト※済み)です。
※スティンギングテストとは、塗布時の皮フのピリピリといった刺激感の有無を確認するテストです。すべての方に刺激が起こらないというわけではありません。(製品パッケージより)
乾燥肌で敏感肌の私ですが、こちらのセラミドクレンジングジェルは違和感を覚えることなく使用できました。
スキンマニアセラミドクレンジングジェルを1本使い切って感じたことは、乾燥肌の私にとって常備しておきたいクレンジングアイテムになったということです。
セラミドクレンジングジェルの使用によって肌に大きな変化を感じることはありませんでしたが、やさしくしっとりと洗えて刺激を感じずに使用できることに好感を抱きました。
乾燥が悩みの私にとって、整肌成分セラミドが2種、ヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチン、カンゾウ葉エキスといった美容成分も配合されていることもうれしいポイントです。
乾燥肌・敏感肌の方で肌にあまり負担をかけずにクレンジングしたい、しっとりとした洗い上がりがお好みの方におすすめです。
スキンマニアセラミドクレンジングジェルはワンタッチキャップチューブで、先端が細く、出す量を調整しやすい形状です。
しかし、容器の大きさに対して先端部分が少々細すぎるため、使用回数を重ね残量が少なくなってくるとジェルの出しづらさを感じました。
1本120gですが、3週間足らずで使い切ってしまいました。
1,320円(税込)とプチプラではありますが、うるおいをキープしながらしっかり洗えるメイク落ちには満足したものの、1か月もたなかったことを考えるとコスパは値段相当という印象です。
ロゼットの製品なので、ドラッグストアに並んでいると思ったのですが、近隣店舗では取り扱いがないとのことでした。
ネット上にはロフトなどのバラエティストアにて販売しているという情報もありましたが、私はロゼット公式オンラインショップにて購入しました。
なお、Amazonでも販売されています。
スキンマニアセラミドクレンジングジェルは、みずみずしく軽やかなテクスチャーで摩擦レスにメイクオフできました。
低刺激処方ながらもしっかりメイクが落とせ、整肌成分セラミドを配合し、しっとりと洗いあがるのは乾燥肌・敏感肌の私にはありがたかったです。
肌にあまり負担をかけずにクレンジングしたい、しっとりとした洗い上がりがお好みの方におすすめです。