敏感肌だと思う方でも、実は50~70%の方は「自称敏感肌」と呼ばれる方がほとんどです。
敏感肌というのは化粧品が最初から肌に合わなくて使えない肌のこと。
そして季節の変わり目やストレス、生理前のホルモンバランスの乱れなどにより、普段使っていたスキンケアが合わなくなった状態の方を自称敏感肌と言います。
そのため、まず自分の肌が敏感肌なのか自称敏感肌なのかを見直す必要があります。
この記事では、敏感肌の筆者が実際に使ってみて良かったおすすめのアイテムを3つご紹介します。
こちらは98%天然由来成分を使った美容液。このアイテムで特に筆者が注目した成分は、「ユーグレナエキス」。
ユーグレナと言うとサプリのイメージでしたが、実際にスキンケアで使うのは初めてだったので、保湿力がどのくらいあるのか興味がありました。
テクスチャーは飴色で、トロミがある美容液。
容器がスポイトタイプなので、1回分の使用量が分かりやすく使いやすいのが特徴です。
肌につけて、まず筆者が最初に感激したのは香りの良さでした。
ゼラニウムみたいなハーブ系の香りがするので、疲れている時ほどリラックスします。
使い方は化粧水をつけた後にこの美容液をつけて、仕上げにオイルや乳液をつけるのですが、筆者の場合は、洗顔後の濡れた顔にそのままつけて、仕上げに乳液やオイルをつけて完了。
普段、ブースター→化粧水→美容液→乳液→クリームを使っているのですが、スキンケアの種類をたくさん増やさなくても翌朝まで肌のしっとり感が続いてくれるから、時短になって助かってます。
敏感肌でも年齢に合わせたうるおいケアがしたいという方におすすめですよ。
こちらは食品会社のキューピーから出ているスキンケアアイテム。
キューピーがスキンケアを出しているイメージがなかったので、最初知った時はびっくりしたのですが、実はキューピーは40年近くもヒアルロン酸のついての研究をしていて、今ではヒアルロン酸原料メーカーとして国内No. 1。
筆者がこのピュアヒアロを選ぶきっかけになったのは、もともとキューピーから出ているサプリ「ヒアロモイスチャー240」を愛飲していたのがきっかけ。
肌の中と外とでケアをしたいと思って選びました。
筆者がこのアイテムで特に注目しているのはヒアルロン酸原液が100%が入っているというところ。
原液なのでテクスチャーは少し硬めのジェルみたいな感じですが、肌につける前に手で温めてからつけるとムラなくつけることができます。
少しベタつくので筆者の場合は朝だけ量を少なめにしています。
サラッとした肌触りが好きな方は、化粧水と混ぜてからつけると肌馴染みが更に良くなりますよ。
筆者がこのアイテムを選ぶきっかけになったのは、キュレルが約20年もの間、乾燥性敏感肌向けに特化したブランドだから。
敏感肌の場合、栄養価が高すぎても逆に肌がびっくりしてかぶれてしまうこともあるので、キュレルから肌に潤いを与えるエイジングケア(年齢に応じたお手入れ)ができるアイテムが出た時はかなり期待しました。
敏感肌用でも合う・合わないというのはありますが、今回のエイジングケアジェルクリームとクリームのどちらも乾燥性敏感肌の方によるパッチテスト済み(※)という点は、使う上で参考になりました。
成分には細胞間脂質に近いセラミドを始め、ユーカリエキスやアスナロエキスといった保湿成分が入っているので、筆者的には保湿に期待ができるアイテムだと感じました。
テクスチャーは、ジェルクリームの方が水っぽい感じの透明感がある乳白色のタイプで、クリームの方はこっくりした白色タイプです。
肌につけた時にジェルクリームは伸びがよくサラッとした肌質になるので、朝のメイク前にも使いやすいタイプという印象です。
一方、クリームは少し重めなので、肌に直接つける前に手の平で温めてからつける方がクリームが柔らかくなって伸ばしやすかったです。
つけた感じはかなりしっとりするので、筆者の場合は夜のスキンケアとして使っています。 どちらも保湿成分は共通のものが入っているのですが、テクスチャーに違いがありますので、朝と夜とで使い分けるのがおすすめですよ。
筆者の場合、30代前半の頃は量をたくさんつけることが肌に良いと勘違いして、20〜30分かけて化粧水をたくさんつけるというスキンケア法をしていましたが、逆に肌がかぶれるという失敗した思い出があります。
使用量は、メーカーがいろいろな研究結果をもとに肌に効果があると立証した量ですので、独断で量を変えるのではなく使用方法や使用量を守ることがきちんとしたスキンケアにつながります。
逆に適量を守っても肌が乾燥したりキメが荒れる場合はスキンケア自体を見直す必要があるでしょう。
敏感肌の方は普通肌と比べて、外部刺激から肌を守る力が弱い状態です。
そのため、頻繁にスキンケアを変えてしまうと逆に肌がびっくりしてしまいます。
季節によってスキンケアを変える方でも、生理前や季節の変わり目は肌が更に敏感になりやすいので、その時期をずらしてスキンケアをワンアイテムずつ変えていくのがおすすめです。
敏感肌の方はストレスや生理前、季節の変わり目など体調や環境によって肌の状態が左右されやすいです。
筆者の場合はPM2.5や黄砂、花粉が重なると皮膚科で処方されたものしか肌に合わなくなることがあります。
「急に赤くなるようになった」や「ヒリヒリする」といった肌に刺激を感じる時は無理に使うのではなく、敏感肌でも使いやすいスキンケアに変えるのがおすすめです。
敏感肌は季節や体調に合わせてスキンケアを選ぶのが大切です。
今回紹介したアイテムは実際に筆者がゆらぎ肌になりやすい時期でも使って大丈夫だったものを悩み別に紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。