デパコスはドラックストアで購入できる化粧品に比べ、価格が高いのが特徴。しかし、価格の高さには理由があります。
それは肌悩みに対して効果の期待できる美容成分がたくさん配合されていたり、貴重な成分が配合されていたり、メーカー独自が開発した成分が配合されていたりするからです。
今回は30代・混合肌の私が実際に試したデパコスの中から選りすぐりの3点をご紹介します。
それぞれのアイテムの特徴や使い心地についてお伝えします。
IPSAのMEシリーズは「肌本来、きれいになろうとする力を持っている」というコンセプトのもと誕生したアイテムです。
一人ひとりの肌質・生活している環境・生活スタイル・季節など、肌の状態はさまざまな要因が重なり合うことで、その都度変化します。
そこで、IPSAのMEは一人ひとりの肌に合う化粧水を提案するために、なんと17種類という豊富なラインナップがあります。
しかし17種類もあると自分に合う化粧水がわからない、という方も多いはず。
もちろん、一番良いのは店頭で店員さんに直接肌を触ってもらい、カウンセリングしていただくのが確実。
しかし、仕事・家事・育児で時間が取れない、という方はIPSAの公式ページにあるオンラインカウンセリングをするのがおすすめ。
どのような使用感が良いのか・肌質・生活習慣に関する簡単な質問に何回か応えると、最適なアイテムを提案してくれます。
私もオンラインカウンセリングを試し、そこで提案されたのがMEのレギュラー3の化粧水。
みずみずしい角質層に導きながら、キメを整えふっくらとした肌が目指せます。
有効成分であるグリチルリチン酸ジカリウムが配合されていることから、肌荒れを予防する効果が期待できます。
MEレギュラー3は半透明でとろみの強い化粧水です。とろみのあるタイプの化粧水は一般的には手で付ける印象ですが、使用方法には「コットンで」と記載されているのでコットンを用います。
コットンで顔全体に塗布したあとはしっかりとハンドプレスをして肌に馴染ませます。
とろみが強いのでべたつきそうですが、仕上りはなめらか。
普段使っている化粧水の量の半分くらいしか使いませんが、乾燥が気になる部分はありませんでした。
普段は口元の乾燥が気になりやすく、物足りないときは重ね塗りをするのですが、その必要もなかったです。
保湿力も仕上りも満足の一本です。
価格 | 容量 |
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7,150円(税込) | 175ml |
POLAの高保湿スキンケアシリーズとして登場しているのがモイスティシモ。
私は乾燥にはとても気を付けています。それは、乾燥は全ての肌トラブルの原因となるおそれがあるからです。
そこで、肌の乾燥を予防するために登場したのがモイスティシモ。なんと1500万件以上の日本女性の肌データを研究し、乾燥の原因を究明。
そこで注目したのが角質層です。角質層をうるおいで満たし、乱れないように整えることに着目。
そんなPOLAが保湿成分として配合したのがサクラエキスとオウレンエキス。クリームにはその他にもたっぷりの保湿成分が配合されているので、弾むようななめらか肌が目指せます。
実はこちらのクリーム、「クリーム」という名前は付いていますがジェル状なのです。
はじめてみたときは驚きました。
しかし、一般的なジェルとは違い、こってりとしたジェルというイメージです。
テクスチャーは硬めなので手の平の温度で軽くゆるめてから顔に塗布すると良いでしょう。
高保湿シリーズにも関わらず、スキンケアの最後に使うクリームがジェル状で本当に大丈夫かな、と思っていましたが、使ってみるとその保湿力の高さに納得。
バームのようなクリームが化粧水で肌に与えたうるおいにしっかりとフタをしてくれる感覚があります。
適量で十分、顔全体に伸ばすことができ、うるおいます。
ジェルなので仕上りはなめらかなので、日中のケアにもおすすめ。
さらに、ジェントルフローラルの香りがほのかに香り、リラックスしながらスキンケアを行うことができます。
価格 | 容量 |
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2週間トライアルセット:3,520円(税込) | 2週間分 |
しっかりうるおうのがドクターシーラボのVC100エッセンスローションの特徴。
VC100エッセンスローションには大きな特徴が2つあり、1つ目は100倍浸透(角質層まで)ビタミンCを配合していること。
ビタミンCは不安定な成分のため、その効果を得るのは難しいと言われています。
しかし、誘導体にすることで安定させ、さらに角質層まで浸透する水溶性のビタミンCと高い浸透力を持つ油溶性のビタミンCを組み合わせたことで、ビタミンCの美容効果を最大限発揮できるようになったのです。
2つ目の特徴は浸透発酵コラーゲンを配合していること。
浸透発酵コラーゲンの特徴は分子量が小さくなっている加水分解コラーゲンを発酵・分解させることで、さらに分子量を小さくしていること。
分子量を小さくすることで栄養を効率的に角質層のすみずみまで届けることができるのです。
こちらの化粧水は少しとろみのあるタイプ。もったりしている、と感じるほどではありませんが、水のようにシャバシャバしているわけでもありません。
メーカーは手で塗布することを推奨していますが、私はコットンを使用しています。
メーカーが手での塗布を推奨しているのは、コットンの摩擦が肌への刺激となる可能性を排除するためです。
そのため敏感肌の方は手での塗布がおすすめです。
顔に塗布してみると、とろみはあるのですがスーッと肌に馴染みます。
仕上りは少しペタっとしますが、時間が経てば気にならなくなります。
こちらの化粧水はデパコスではありますが、比較的低価格のため、たまにコットンパックにも利用しています。
パック中にふんわり香る、柑橘系の香りが心をリラックスさせてくれます。
デパコスは高価格のものが多いため、しっかり吟味して購入したいところ。
今回は30代・混合肌の私が実際に使って満足できたアイテムを3つご紹介させていただきました。
デパコスのご購入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。